しっかり診断を行い、きちんと噛めるようなインプラントをご提案します
「噛む」という行為は、健康的に生きていく上で必要不可欠なものです。大切な歯を失ってしまった際、噛む力を補う方法の一つとして、当院はインプラント治療をご提案しています。
入れ歯やブリッジなどの方法は、健康な他の歯を支えにする必要があります。しかし、インプラントは顎の骨に埋め込まれることで自立しているため、他の歯に負担をかけずに天然歯に近い感覚でしっかりと噛むことができます。
建物が、しっかりとした基礎の上でなければ成り立たないように、インプラントも土台となる歯茎の状態が重要です。そこで当院は処置前に口内を立体的に撮影できる歯科用CTを使い、精密検査を行います。また患者さまの生活背景、基礎疾患の有無もきちんと確認し、総合的な診断ができるようにしました。
診断結果を基に患者さまとよく話し合い、ご希望と将来の健康を踏まえて、極力リスクを抑えた治療計画をご提案いたします。歯を失ってお困りの方はぜひご相談ください。
INDEX
外科手術を伴うインプラント治療では特に、患者さまと歯科医師の間で処置の内容やゴールについて、認識のギャップを生まないことが重要です。そこで当院は、事前にていねいなカウンセリングを行うことを欠かしません。詳しい説明と合意に基づく処置、インフォームドコンセントを大切にしています。
インプラント以外の方法も含め、可能な処置の選択肢をご提示し、分かりやすく説明をさせていただきます。その上で、患者さまのご希望を伺い、納得いただけるような計画を作り上げていきます。
疑問に思うことがあれば、何でも遠慮なくご質問ください。不安なお気持ち、普段の生活背景などもお話しいただければと思います。未来の健康を見据え、協力しながらより良い治療につなげることができれば幸いです。
患者さまと十分に話し合った後には、ご希望通りの治療ができる口内環境かどうかをしっかりと判断します。
例えばインプラントを埋め込むために必要なだけの顎の骨の量があるか、歯周病などのリスクの高いトラブルはないか、高血圧や糖尿病といった基礎疾患の有無など、口内だけでなく全身状態も踏まえて診断をさせていただきます。
レントゲン撮影や歯周病検査の他、お口の内部を立体的に撮影できる歯科用CTを使った精密検査もいたします。もしも手術のリスクが高すぎる場合には、治療を行わないという判断をすることもあります。患者さまの負担を考えると、無理をするべきではないと考えているからです。
将来のリスクを考慮した処置を受けたいとお考えの方は、ぜひご連絡ください。
インプラント治療は、外科手術を伴います。そのため、当院は可能な限り処置時のリスクを回避できるように努めています。
歯科医師は技術の研さんを欠かさず、患者さまには手術前に抗生剤を飲んでいただき、手術後の細菌感染を予防できるように配慮しています。もちろん、処置当日の患者さまの体調にも気を配りながら治療を進行します。
さらに手術時は、サージカルガイドというマウスピースのような装置を使用します。これは事前に歯科用CTで得た口内のデータを基にして作る、手術のテンプレートとともいえる道具です。ガイドを用いることで事前に計画した通りの、位置や角度、深さでインプラントを埋め込むことが可能になります。
さまざまなリスクを抑え、ていねいに治療を提供いたします。インプラント治療をお考えの方は、ぜひ当院にお任せください。
カウンセリング・検査
まずは患者さまのご希望やお悩みをじっくりお伺いいたします。治療に関する疑問から不安なお気持ちまで、何でもお伝えください。その後、歯周病などの検査を行い、インプラント治療が患者さまに向いているのかを確認していきます。もし患者さまがインプラント治療をお選びになった場合、歯科用CTにて撮影を行いより詳細にお口の状況を把握していきます。
診断・治療計画
検査結果を基に診断を行い、患者さまのご希望も考慮しながら治療計画を作成します。処置の流れ、かかる費用や通院期間などをご説明し、患者さまのご理解とご納得を得られれば治療を開始します。事前の検査で虫歯や歯周病が見つかった場合は、先に治療が必要なこともあるのでご了承ください。
一次手術
顎の骨にインプラント体を埋め込みます。手術時間は埋め込む本数や抜歯の有無によって変わります。その後、インプラント体と骨が結合するまで2カ月程待ちます。
二次手術
約2カ月後に再度ご来院いただき、骨とインプラント体が結合していることを確認します。問題がなければ、アバットメントと呼ばれる、インプラント体と上部構造である人工歯をつなぐパーツを装着します。
型取り・上部構造の装着
アバットメントを装着したら、上部構造である人工歯を作るために歯の型取りを行います。型取りを基に人工歯を作製し、インプラント体に装着したらインプラント手術は終了です。
メンテナンス
インプラント治療後にケアを怠ってしまうと、汚れが溜まり歯周病に似た症状を引き起こす「インプラント周囲炎」を発症しかねません。この病気が進行するとインプラントが脱落する恐れがあります。お口全体の健康を守り、極力長くインプラントを使い続けていただくためにも、処置が完了した後も忘れずに定期メンテナンスへお越しください。
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