石井 清和
①出来るだけ痛みが少ない外科的な侵襲が少ない治療法を選択する
②出来るだけ抜歯しない。抜歯して並べると歯並びのアーチが一回り小さくなります。
ところが舌の大きさは変えていませんので、上顎の歯列のアーチの中に舌が収まるためには後下方に行かざるを得ません。
その結果、空気の通り道である気道が狭くなります。このことで口呼吸やいびきが起こりやすくなります。口呼吸は口腔の筋肉のバランスを崩壊させます。また口呼吸は健康な体を保つ為に必要な免疫にとても関係してい喉の奥の扁桃腺の粘膜を乾燥させ機能不全を引き起こします。
また、正しく唾液を嚥下することができるようになることはとても大切なことです。
嚥下ができる環境を整えることができないと下顎が後方に移動して嚥下のたびに顎関節を圧迫し顎関節症を引き起こすリスクが高まります。また、下顎の位置を顎関節に負担のかからない位置にキープするためにはきちんとした咬合平面を獲得することがとても重要であります。咬合平面は下顎の位置と密接に関連しています。そこで当院では不正な咬合平面を適正に改善し顎関節に負担のかからない咬合を構築することにフォーカスを置いた矯正歯科治療を行っております。
③よく噛めてしっかり鼻で呼吸ができる歯並びを獲得するためブラケット矯正に加えてトレーナーを使った筋肉と機能に重点を置いた矯正治療を小児の頃から介入して実践しています。
④咬み合わせを整えるために不正咬合を招いた咬合平面を正しく変える方向でブラケット治療を行っています。また咬み合わせを保持するためには顎骨の正常な成長発育・口腔の筋肉のバランスがとても大切と考えております。
⑤顎骨の正常な成長発育のために小児矯正に力を入れています。成長発育期にある子供の顎が発育するために咬合平面にアプローチして顎関節に負担のかからない上下額の成長発育をアシストしていきます。
⑥なるべくブラケット治療の期間を短縮し負担を軽減する為に取り外し可能な矯正治療器具を使用していきます。ブラケット治療の期間中はブラッシングが難しいので虫歯と歯周病のリスクが大きくなります。そこで歯ブラシしやすい取り外しの矯正器具はとてもメリットがあると考えています。勿論、装置は都合が悪い時は外せます。
⑦小児矯正歯科治療で心がけているのはなるべく取り外しの治療器具を使用することです。歯ブラシのしにくいブラケット治療の期間が長くなると虫歯と歯周病のリスクが増えます。その為にトレーナー等のマウスピース矯正治療・床矯正装置を主に使用します。また、トレーナーと歯の裏側からBWS装置を併用してブラケットを使わないまたはブラケットの期間を短縮した治療を行っています。
BWS装置は歯の裏側にセットするので正面からは見えません。目立たずに治療ができますので患者様にはとても喜ばれています。
⑧成人歯科矯正においても咬み合わせを整えるために、咬合平面にアプローチするためのブラケット治療を行っています。顎関節の機能と咬合平面は密接に関連しています。単に見た目が整った歯並びを目指すのではなく各個人の骨格タイプに合った咬み合わせを目指していきます。
また、咬み合わせを整えることは抜歯をすることなく矯正歯科治療を行う上に必要不可欠であります。当院が抜歯することなく短期間で矯正歯科治療を終えることができるのは顎関節の機能にマッチした咬合平面を与えることができる矯正歯科治療のテクニックにあると思います。ただ歯列を拡大するだけの非抜歯歯科矯正治療では安定した咬合は作ることはできません。当院の非抜歯歯科矯正治療は咬合平面にアタックした治療法です。更に口腔の筋肉のバランスに注目した機能的な矯正歯科治療であります。
⑨矯正歯科治療終了後もその歯並びを維持する為に定期的な徹底した管理を行っています。当院は矯正歯科治療以外に虫歯・歯周病・顎関節の治療を行っていますので継続して治療が可能です。矯正治療後に制作したリテーナーは虫歯の治療をすると調整が必要となります。の点で考えても当院は総合的な歯科治療を行っておりますのでとても患者様にはメリットがあると思います。その点では歯並びが綺麗になればそれで終わりの矯正歯科専門の歯科医院とは違います。将来も患者様の口腔の健康に関して面倒を見ていく覚悟で矯正歯科治療を行っています。
※こちらは矯正歯科治療専用の受付導線となっております。
矯正歯科治療の症例は石井歯科矯正歯科医院の
ホームページをご覧ください。
※日曜日の予約に関しては、
完全予約制で矯正治療と口臭外来のみの
診療となっております。
一般診療(虫歯治療)は平日の予約になりますので、
よろしくお願い致します。
ネット予約・空き状況確認 |
||
---|---|---|
今日 | 明日 | 明後日 |
受付不可 | 休診日 | 受付不可 |
ネット仮予約・空き状況確認 |