歯周病とは、歯を支えている骨がなくなってしまう病気です。歯を失う原因の一つであり、軽度の症状も含めると多くの成人のお口に見られると言います。乾燥している口内は、歯周病菌が増えるのに適した環境です。加齢とともに唾液の分泌量が減り、口内が乾燥しやすくなっていくので、大人の方は要注意です。
初期段階は自覚症状がないことがほとんどで、痛みや違和感が出た時にはすでに悪化している場合もあります。身近な歯科疾患であるからこそ、早期発見・治療・予防が大切です。今後もご自身の歯で食事を楽しむため、症状が出る前に当院までお越しください。
歯周病の疑いがある方には、しっかりと原因を突き止めます。まずは、歯茎が炎症を起こしていないか、ブラッシング方法は正しいかを確認します。さらに、場合によっては、その方のお食事や睡眠などのライフスタイルも関係していることがあるので、そういった背景を探るべく、対話を大事にしています。患者さまを取り巻く生活環境を把握した上で、治療・予防方法を考え、提案いたします。