虫歯に悩む患者さまは減っていますが、歯周病と不正咬合(噛み合わせの悪さ)は増加傾向にあります。歯周病を歯ぐきの病気と思っている人も多いようですが、実は歯を支える骨が溶ける病気です。現在の日本では歯を失う大きな原因は歯周病ですから、他人事ではないことを知っていただきたいと思います。
歯周病の原因はいくつかありますが、お口の環境を悪くする不正咬合も原因の一つです。歯を失わないためにも噛み合わせの悪さを放置しないことをおすすめします。
院長は、お口全体のバランスを考えた不正咬合の治療を得意としています。噛み合わせが気になる方は年齢に関わりなく、お気軽にご相談ください。
矯正治療については、患者さまのご希望と症状を踏まえて、どんな矯正装置をどのように使うか提案させていただいています。当院としてはしっかり咬合調整を行うことが大きな目的です。そのため、矯正装置の決定は検査診断の後に行っています。
しかし、もちろん目立たない矯正装置を希望するという患者さまは多いですから、症状を見ながらできるだけご希望に添う方法を提案します。
矯正治療の手段としては、一般的なワイヤー矯正(※)をはじめとして、マウスピース矯正(※)や歯の裏側に装置を付ける裏側矯正(※)なども提供しています。
※は自由診療。医院価格は下記の通り。
【ワイヤー矯正】605,000円(税込)。
【マウスピース矯正】770,000~825,000円(税込)。
【裏側矯正】825,000円~935,000円(税込)。
咬合の適正化や見た目の改善は全体のバランスを見極めて取り組まなければなりません。お口の中の状況は一人として同じではなく、患者さまによって治療の方針を変える必要があります。また、患者さまが矯正に求めるものやご予算にも違いがあるため、ご希望を反映したオーダーメイドの治療を大切にしています。
矯正に際して、歯を抜くか抜かないかといった質問を受けることもありますが、それは症例によります。抜かなくて済めばそれに越したことはありませんが、抜かないことに固執して矯正が不十分になれば、歯周病にかかってお口の健康を損なう可能性もあります。
だからこそ患者さまのご希望は反映しながらも、より長期的なリスクも視野に入れた提案をしています。
小児矯正(※)では、見た目の改善はもちろんですが、お子さまがより健康的な生活を送るためにも必要な治療だと考えています。
よく噛んで食事をすることは顔や顎の筋肉の発達、脳の活性化を助け、さまざまな表情を作り、引き締まった印象につながります。また、しっかり食べ物を噛めることで胃腸への負担軽減にもなるので、咬合を整えることはあらゆる意味でプラスになります。
「咬合育成」という言葉があるように、しっかり噛んで生活ができる将来の成長を見据えるのが矯正治療の重要なポイントです。
※は自由診療。医院価格は下記の通り。
【小児矯正(1期)】330,000円(税込)。
【小児矯正(2期)】330,000円(税込)。
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