親知らずの抜歯をすべきか、判断に迷われる方も少なくないでしょう。当院では腫れる可能性が高い場合や、既に治療困難な虫歯や歯周病があるケースで抜歯をご提案しております。
またななめに生えていたり部分的に歯茎に埋まっていたりする親知らずは清掃性が低くなります。隣り合う歯にまで悪影響を及ぼし兼ねないため、抜歯の提案をすることが多いです。
一方で骨粗しょう症治療薬を服用中の方や、ガン治療中で免疫が低下している方の場合、リスクを考慮し抜歯は避けるようお伝えしています。こうした問題は加齢により起こりやすくなるため、なるべく若いうちに抜歯をすべきか一度ご相談ください。いずれにせよメリット・デメリットをきちんと患者さまにご説明し、一緒に治療法を決定いたします。