おすすめの歯ブラシケースは?機能や素材など選び方を解説!

職場や学校で昼食の後の歯磨きをする方、多いですよね。保存方法はさまざまですが、メジャーなのは「歯ブラシケース」でしょう。もともと歯ブラシに付いていたプラスチックケースから、おしゃれなデザインや除菌できるタイプ、通気性のよいものなど種類が多く、選び方に迷いますよね。

この記事では、歯ブラシケースの選び方をご紹介します。そろそろ取り換えどきかなと思っている方も、携帯歯ブラシデビューの方もぜひチェックしてくださいね。

この記事の目次

1.歯ブラシケースを使うメリット

 

歯ブラシケースを使うメリットは、衛生的に歯ブラシを持ち歩けることです。歯ブラシは使用後にどうしても水が残ってしまうため雑菌が繁殖しやすくなってしまいますが、通気性・抗菌性などに配慮された商品を選ぶことで衛生的に保管することができます。

ジップ付きのビニールバッグで代用している方もいらっしゃいますが、蒸れて雑菌が繁殖しやすくなるため、やはり専用の歯ブラシケースを使うのがおすすめです。

2.歯ブラシケースの選び方

 

歯ブラシケースはたくさんの種類が販売されています。自分に合った商品を選ぶためのポイントを解説しますので、参考にしてみましょう。

 

衛生面にこだわるなら通気性を確認しよう

衛生面が気になるという方は、さまざまな歯ブラシケースの中でもEVA素材の商品を選ばれるといいでしょう。EVA素材でしたら、水気をふき取りやすいですし、メッシュになっているため通気性が良く、歯ブラシを清潔に保つことができます。

おすすめポイント
シンプルなデザインかつ、通気性があり衛生的です。比較的安価なのも嬉しいポイントです。

価格・購入できる場所
オンラインストアなどで購入可能です。約500円前後です。

 

清潔に保てる素材を選ぼう

歯ブラシが不衛生になりやすいなら、タオル地の歯ブラシケースを選ぶのもおすすめです。タオル地なので洗濯ができ、もちろんタオル代わりにお口を拭くこともできます。

おすすめポイント
急速分解消臭機能が付いているものは、ニオイが気になる方でも使用しやすいです。

価格・購入できる場所
インターネット通販で購入可能です。約1,700円前後です。

 

使いやすさを左右する機能性で選ぼう

歯ブラシをよく乾かさずに収納してしまうと雑菌が繁殖しやすくなることは分かっていても、歯ブラシのメンテナンスをしているほどの時間がないという方には、除菌をしてくれる歯ブラシケースがおすすめです。据え置きタイプもポータブルタイプもあります。殺菌作用のある材料で作ったというものではなく、紫外線を照射する本格的な歯ブラシケースです。食中毒の原因となる黄色ブドウ球菌なら、99.9%の除菌率を誇る商品もあります。

おすすめポイント
歯ブラシケースに収納していた歯ブラシ独特の嫌な匂いからも開放されるため、気持ちよく歯ブラシを使うことができます。

価格・購入できる場所
全国の家電量販店やインターネット通販で購入可能です。価格はポータブルタイプで約2,000円~4,000円前後です。

 

歯磨きが楽しくなるようなデザインを選ぼう

「毎日持ち歩くなら気に入ったものがいい!」と思う方も多いでしょう。そういう方は、可愛い絵柄やキャラクター柄など、お気に入りのデザインの歯ブラシケースを探してみるのが良いでしょう。
歯ブラシケースがおしゃれなら、歯磨きのモチベーションも気分も高まるはずです。

おすすめポイント
デザイナーがデザインしたエレガントなポーチタイプのケースであれば、友人へのちょっとした贈り物にも良いでしょう。

価格・購入できる場所
歯ブラシポーチ(歯ブラシ入り) は1,000円~2,000円前後のものが多く、インターネット通販でも購入可能です。

 

衛生面にもデザインにもこだわりたいなら

歯ブラシケースには、歯科医師とデザイナーがコラボした歯ブラシケースもあります。機能・衛生面は歯科医師が、デザイン部分をデザイナーが担当しており、どちらもこだわりたいという方におすすめです。通気性も考慮されたデザインで、素材自体も乾きやすく細菌の繁殖を許しません。

「美・健康・ファッション」をコンセプトにしており、女性のバッグに入るようなサイズ感を保ちながら、歯間ブラシや歯磨き粉の収納スペースも考えられています。カラーバリエーションもあるため、家族や友人とお揃いというのもおすすめです。

おすすめポイント
「柔らかい素材・軽い・かわいい」ことを意識したデザイナーさんの思いと、「機能・衛生面」で使いやすいことを意識した歯科医師の思いが詰まっています。

価格・購入できる場所
インターネット通販で購入可能です。約3,000円~4,000円前後です。

3.歯ブラシを清潔に保つポイント

 

歯ブラシケースが清潔でも、歯ブラシ自体が細菌だらけでは意味がありません。歯ブラシのお手入れグッズはドラッグストアなどでも販売されていますが、歯科医師の意見は「あまり効果がないだろう」というものが大半。

正しいお手入れは、水洗いと乾燥をしっかりすることと、1カ月に一度は歯ブラシ自体を交換することです。清潔さを気にして、こまめに取り換えるということが大事です。

監修医

飯田 尚良先生

飯田歯科医院 院長

経歴

1968年 東京歯科大学 卒業
1968年 飯田歯科医院 開院
1971年 University of Southern California School of Dentistry(歯内療法学) 留学
1973年 University of Southern California School of Dentistry(補綴学・歯周病学) 留学
1983年~2009年 東京歯科大学 講師
現在に至る

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