親知らず抜歯後の食事|おすすめメニューや注意点を解説!

親知らず抜歯後、食事に関して注意するべきことはあるでしょうか?「抜歯後、どれくらいで食事ができる?」「抜歯から数日間、食べてはいけないものはある?」といった、親知らずの抜歯後に気になる「食事の悩み」を解決していきましょう。

この記事では、注意点を抜歯後の時間経過とともに解説しています。

この記事の目次

1.親知らず抜歯直後の食事について

 

抜歯当日、「家に帰ってから、最初の食事は何時間後に摂れば良い?」という疑問を解消していきましょう。

 

■麻酔が切れる前に痛み止めを飲む

食事について考える前に、まずは歯医者さんで処方された痛み止めを服用しましょう。痛みが出る前に薬を飲んでおいた方が、痛み止めの作用を実感しやすいためです。

ズキズキと痛みを感じているときは、神経が過敏になっています。この状態で痛み止めを飲んでも、効果が弱まったり、なかなか効かなかったりします。スムーズに食事を摂るためにも、痛み止めの服用は必要です。

 

■麻酔が切れるまで食事は控える

親知らずの抜歯を行う場合は、局所麻酔を行うのが主流です。抜歯後、最初の食事は麻酔が切れてから摂るようにしましょう。口の中がマヒしたまま何かを食べるのは、以下のようなリスクがあります。

熱いものに気づかずに火傷のリスクがある

飲み物は飲んでも問題ありませんが、熱いものは避けましょう。痛覚がマヒしている間は、温度に対しても感覚が鈍くなり、「それほど熱くない」と思って口にした結果、火傷を負うリスクがあるためです。麻酔が切れるまでの数時間は、「冷たい」または「常温」の飲み物をおすすめします。

舌や口内を噛んでしまうリスクがある

麻酔の影響によって口周りの筋肉が正しく動かせずに、舌や口内を噛んでしまい、ケガをしてしまう可能性があります。

2.親知らず抜歯後から数日間の食事について

 

抜歯後の食事には制限があるわけではありません。
ですが、気をつけたいのは傷口の血餅(けっぺい)を外さないようにすることです。わかりやすく例えると、「血餅」=「かさぶた」です。

ここでは、親知らず抜歯後におすすめの食事や、注意したいポイントをご紹介します。

 

おすすめの食事

栄養バランスが良く、傷口に刺激を与えない食べ物を摂取しましょう。具体的には、豆腐料理がおすすめです。

抜歯後は血餅が取れやすいため、あまり噛まずに食べられる食事がおすすめですが、固いものを避けた食事を摂ると肉や魚が不足しがちになり、タンパク質が不足してしまうことがあります。豆腐にはタンパク質が豊富に含まれている上、やわらかく食べやすいので、傷口に負担をかけずに栄養を摂ることができます。

もちろん、食事に時間をかけたり調理法を工夫したりして、肉や魚を食べるのも効果的です。

 

刺激物を避ける

傷口に入り込んで痛みを引き起こす可能性があるため、刺激物は避けたほうがいいでしょう。香辛料や塩辛いものはもちろんですが、ドレッシングも刺激になってしまうこともあります。

もしドレッシングなどの刺激物を使わずに生野菜や果物を摂取したい場合は、スムージーにするのがおすすめです。「果物の酸味さえ刺激になる」という場合は、生野菜や果物に牛乳(豆乳でもOK)を混ぜてスムージーにしましょう。ほとんど刺激がなくなる上、タンパク質も摂取できます。

 

食事をするときの注意点

血餅はかさぶたと違い患部にピッタリと貼りついおらず、強い刺激が加わると簡単に外れてしまいます。傷口の治りが大幅に遅れる上、痛みも強くなるため、食事の際に次のようなことに気をつけてみましょう。

◆飲酒をしない
◆麺類など吸い込む食べ物を食べない
◆ストローを使う飲み物を飲まない
◆アルミ製パウチに入ったゼリー状の栄養食品を飲まない
◆硬い食べ物を食べない

また、強いうがいをしてしまうと、水圧で血餅が外れてしまうこともありますので、食事後は軽くゆすぐようにうがいをしましょう。

 

ふだんの食事に戻すタイミング

抜歯の傷は、個人差もありますが概ね1週間程度で治まります。傷口が塞がってしまえば何でも自由に食べられるので、1週間程度は、傷口をいたわる食生活を心がけましょう。

3.まとめ

この記事では、親知らず抜歯直後から数日間にかけて、どんな食事ができるかや、食事をする上での注意点を紹介してきました。抜歯後当日は麻酔が完全に切れるまで食事は控えましょう。

そして、抜歯後から数日は傷口に刺激を与えるような食事は避けるようにしてください。その後、腫れや痛みを見ながら、1週間を目安に徐々に普通の食事に戻していくようにしてください。

監修医

大橋 和文先生

歯科大橋 院長

経歴

1987年 日本歯科大学 卒業
1987年~1996年12月 氷川下セツルメント病院歯科勤務
1997年 歯科大橋 開業
現在に至る

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