ホワイトニングは歯並び改善に効果あり!?おすすめ治療法6選

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「ホワイトニングをすることで歯並びの改善ができる!」なんて情報を耳にした事があるのではないでしょうか。本当にホワイトニングで歯並びが改善できるのであれば、わざわざ矯正治療を検討する必要がなくなりますよね。そこで今回は、ホワイトニング治療が歯並びに及ぼす意外な効果、歯並びを美しく見せるにはどのような方法があるのかなどをまとめました。

とあるアンケートによれば、口腔のお悩みで1,2位を占めるのが「歯の黄ばみ」と「歯並び」だそうです。第一印象をアップさせるには口元のケアが必要不可欠です。「歯並びが悪い人…」なんて覚えられ方をしないように口元のメンテナンスをしましょう!

■目次

1.ホワイトニングで歯並びが改善できる!?
2.二者択一 あなたはどっちの改善方法を選ぶ?
3.歯並び改善にホワイトニングするメリット
4.効果レベル別!歯並びを改善ホワイトニング方法
5.まとめ

1.ホワイトニングで歯並びが改善できる!?

歯並び自体を直すことは不可能。でも・・・

ホワイトニングとは、歯に付いた汚れや色素を取り除くことによって、歯を白く清潔にすることをいいます。歯の生えている位置や角度を変えることではないので、歯並び自体を改善することはできません。しかし、ホワイトニングによって歯並びが改善したように“見せる”ことができます。

歯並びの悪さが起こす悪循環

歯並びが悪いと、2つの理由で余計に歯列の凹凸が強調されてしまいます。

①歯に当たる光の量の違い

歯並びが悪いと、手前にある歯と、その奥に引っ込んだ歯が凸凹に並ぶことになります。奥に生えている歯は手前の歯の陰になり、自然と光が当たりにくく暗く見えてしまいます。すると手前の歯は、より前に出ているように、後ろの歯は、より後ろに引っ込んでいるように見えてしまい、歯並びの悪さが強調されてしまいます。

②歯の汚れや色素の付き具合の違い

歯並びが悪いと、歯のすみずみまでしっかりと歯磨きすることが難しくなります。特に奥に引っ込んでいる歯や、歯と歯が重なっている部分などには歯ブラシが届きにくいです。また、奥に引っ込んでいる光の当たりにくい歯が、さらに汚れや色素沈着でくすんで見えてしまうと、手前にある歯との色ツヤのギャップがさらに大きくなります。歯並びが悪いと、影と汚れのダブルの影響によって、歯並びの悪さが余計に強調されてしまうのです。

ホワイトニング 歯並び

2.二者択一 あなたはどっちの改善方法を選ぶ?

「ホワイトニング」を利用して歯並びを改善

結論から言うとホワイトニングでは歯並びを改善することはできません。ホワイトニングとは、前述したように、歯の表面の汚れや付いてしまった色素などを落とすことによって歯を白くすることです。ホワイトニングによって、歯全体を白くすると、奥に引っ込んで生えてしまっている歯と手前にある歯がの色の差がなくなります。歯並び自体は変わらなくても、隣どうしに並ぶ歯の白さやツヤに差異がなくなると、自然と歯並びの悪さによる影も目立たなくなり、歯並びが改善したように見えます。

このように、ホワイトニングには、「錯覚」によって歯並びが良くなったように見せる効果が期待できるのです。そこまで症状が重くない方は、高額な矯正治療に勇気がいりますよね。歯並びを100%改善できなくとも歯を白くできるといった面では、ホワイトニングをすることに無駄はないでしょう。

「矯正治療」を利用して歯並びを改善

矯正治療は歯並びや噛み合わせの改善を目的として治療です。歯並びや噛み合わせが悪いと、頭痛や肩こり、腰痛、虫歯など、体にさまざまな不調が起きる場合があります。生活に大きな影響を与えるのであまりにも症状がよいとは言えないのであれば、先生に相談することをおすすめします。

歯科医療が発達したことにより、矯正にも見えないものやマウスピースタイプのものなど、さまざまな装置が扱われています。ホワイトニングに比べ、費用が10倍以上かかってしまいますが、歯並びを治す治療(歯を移動させる)としては、矯正治療がベストではないでしょうか。

どっちを選ぶ!?

3.歯並び改善にホワイトニングするメリット

本来、歯並びを治療するには、矯正治療を受ける必要があります。しかし、歯並びが悪いことによって起きる、体の不調がある場合を除けば、ホワイトニングで見た目の歯並びを良くする方法も良いです。矯正治療と比較した場合の、ホワイトニングのメリットを5つ紹介します。

3-1 矯正治療に比べてリーズナブル

一般的に矯正治療には、¥700,000~¥1,000,000の治療費がかかります。一方、ホワイトニングでは、種類にもよりますが、自宅でもできる手軽で安価なものであれば¥4,000から。歯医者さんなどで行うものであっても¥8,000~¥30,000前後の費用で済みます。※矯正治療、ホワイトニング共に医院によって料金が異なります。

3-2 矯正治療に比べて短期間で施術が可能

矯正治療は、ワイヤーやマウスピースなどによって、ゆっくりと歯の位置を動かしていくため、治療期間が1年半~2年と長期にわたることがほとんどです。一方、ホワイトニングは、1~数回の治療で済むので短期間で歯並びの改善をすることができます。こちらの内容は4章にて詳しい説明があります。

3-3 削ったり抜いたり歯に負担が少ない

矯正治療では、場合によって健康な歯を抜いたり、被せものをするために歯を削ったりすることがあります。ごく一部の方法を除き、ホワイトニングには抜歯や歯を削る処置が不要です。健康な歯を生かし、体にも余計な負担をかけることなく、治療をすることができます。

3-4 矯正治療のような痛みがない

矯正治療では、歯の位置そのものを移動させます。そのため、ワイヤーなどで一定の方向に向かって歯を引っ張る必要があります。歯が移動するときは痛みを伴います。特にワイヤーを付けたばかりの時や、張り替えた時は痛みが大きくなることも多いようです。ホワイトニングにはこのような痛みを感じることはありませんので痛くて眠れないなどといった心配は不要です。

しかし、薬剤による一時的な痛みは生じる可能性があります。歯の表面が削れている方や薄い方、強い薬剤を使用した方は薬剤が歯の内部(象牙質)に入り、施術後24時間は多少の痛みを伴います。

3-5 矯正治療に比べて通院回数が少ない

数年間にわたり、毎月、歯医者さんに通わなくてはならない矯正治療に比べると、ホワイトニングの場合は、1~数回の通院で済みます。通院回数が多いとスケジュールを組むのにもなかなか手間がかかりますし、面倒になって行かなくなってしまう方も多いようです。

4.効果レベル別!歯並びを改善ホワイトニング方法

みなさんが良い適した施術を検討できるように効果別に★を設定しています。メリットやデメリット、料金を踏まえ、最適な施術をリサーチしてください。

オフィスホワイトニング【★】

歯医者さんで受けることができるホワイトニング方法の一つで、漂白するための薬剤を直接歯に塗り、光を当てて行います。薬剤には通常、過酸化水素水や過酸化尿素などが使われます。これらの薬剤には、熱を加えることによって、エナメル質の構造を変え、象牙質が透けて見えないようにする働きがあります。黄色っぽい色をしている象牙質が見えにくくなるので、歯が白く見えるようになるという仕組みです。

ホワイトニングにはオフィスホワイトニングをはじめにホームホワイトニング、デュアルホワイトニング(オフィスホワイトニングホームホワイトニングを併用したもの)の3種類が存在します。オフィスホワイトニングは、歯科医師の免許をもった先生しか使用のできない高濃度の薬剤を使用しているため、即日で効果を発揮することができますが、ホームホワイトニングは患者自身が施術をするタイプのものなので低濃度で安全性が担保されています。従って、効果を実感するまでに2週間~3週間かかってしまいますが、じっくり漂白するので自然で綺麗な仕上がりになる特徴があります。

市販のホームホワイトニングですと、作成されているマウスピースでのホワイトニングになるので自分の歯に合わない場合もあるのでご注意ください。

【メリット】

・1回の処置でハッキリとした効果を出すことができる
・先生に虫歯などの疾患を早期発見してもらえる
・事前にクリーニングをしてもらえる(より歯を白くするため)

【デメリット】

・しみたり痛みを感じることがある
・保険適用外の施術となるため、費用がかかる

【平均相場】

¥15,000~¥30,000前後

歯のマニキュア(ホワイトコート)【★★☆】

歯医者さんで受けることができるホワイトニング方法の一つで、爪のマニキュア同様に歯の表面に歯のマニキュアを塗って、歯を白くします。歯そのものを漂白している訳ではないので効果は、1ヶ月~3ヶ月程度です。もちろん歯のマニキュアを塗るので即日で完璧な白さを得ることができます。歯医者さんでの施術が主流ですが、市販でも購入が可能です。市販のものはムラができてしまったり、自分の歯の色とマッチしなかったりと難しいので歯医者さんで施術をお願いすると良いでしょう。

【メリット】

・効果が、1ヶ月~3ヶ月と、市販品に比べて効果が長続きする
・プロが塗ってくれるので仕上がりが美しい

【デメリット】

・保険適用外の施術となるため、費用がかかる

【平均相場】

¥2,000~¥3,000前後

PMTC(Professional Mechanical Tooth Cleaning【★☆☆】

PMTC(Professional Mechanical Tooth Cleaning)とは、専門のスタッフが専用の器具を使って歯の汚れや歯石などを徹底的に取り除く施術です。自費診療になるので医院によって料金が異なり、コースも異なります。何らかの疾患があって治療目的で通院中の方であれば、保険適用でPMTCを受けることが可能です。保健診療の歯石除去(治療)とは異なり、予防を目的とした施術になります。さまざまな専門機器を使用し、歯の掃除をおこなうので歯の汚れが落ち、歯が白くなったように感じる方も多いようです。

【メリット】

・汚れや色素だけでなく、歯石なども除去することができる
・歯周ポケットの中の細菌も取り除くことができる
・虫歯の予防やインプラント治療を長もちさせる

【デメリット】

・保険適用外の施術となるため、費用がかかる
・ホワイトニングではないので漂白効果はない

【平均相場】

¥5,000~¥10,000前後

適切な選択

5.まとめ

ホワイトニングには、歯が白くなるだけでなく、それによって歯並びが良く見えるといった効果が期待できます。またホワイトニング方法のなかには、歯と歯の間の汚れを取ったり歯石を取り除いたりする施術によるものもあり、これらは虫歯や歯周病の予防にもつながります。

笑顔に自信を取り戻し、いつまでも健康な口腔環境を保つためにも、歯並びが気になっているのであれば、まずはホワイトニング治療で、“見た目”から歯並び改善を目指してみてはいかがでしょう。

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