確認しよう!ホワイトニングをするときにかかる費用の相場

確認しよう!ホワイトニングをするときにかかる費用の相場

7000 View

どんなに美しく着飾り、きれいにメイクしても口元から除く歯が黄ばんでいたら台無し!歯が白いことは印象を左右する大切なポイントです。欧米では特に、この傾向が強いのですが、最近では日本でも歯に対する意識が高まり、ホワイトニングに興味がある方が増えています。

気になるのはその費用ですよね。ホワイトニングは、保険が利かないため、費用は医院ごとに異なりますが、相場を知りたいという方もいらっしゃるでしょう。

そこで、こちらではホワイトニングの種類だけでなく、費用の相場や白くなるまでにかかる期間などについてもお伝えしていきます!ホワイトニングに興味があるなという方は、ぜひチェックしてくださいね。

※ 掲載する平均費用はあくまでユーザー様のご参考のために提示したものであり、施術内容、症状等により、施術費用は変動することが考えられます。必ず各院の治療方針をお確かめの上、ご自身の症例にあった歯医者さんをお選びください。

この記事の目次

1.ホームホワイトニングの費用相場と効果や特徴

1-1 ホームホワイトニングの相場

ホームホワイトニングは「市販のホームホワイトニング(市販のホワイトニング剤を使って自宅で行う)」「歯科医で行うホームホワイトニング」の2種類に分かれます。

期間は薬剤の使用法や希望の色によっても異なりますが、約2~8週間が目安です。市販のホームホワイトニングと歯科医院で行うホームホワイトニングのどちらも、家で一般の人が扱えるよう濃度の低い薬品を使うため、歯医者さんで行うオフィスホワイトニングよりも時間がかかります。

費用相場については

・市販のホームホワイトニング 数百円~1万円ほど

・歯科医院で行うホームホワイトニング 2~5万円ほど

と、大きく幅があります。

1-2 ホームホワイトニングの効果や特徴

・市販のホームホワイトニング

市販のホワイトニング剤は手軽に購入できるため、まずホワイトニングを試してみたいという方に向いています。しかし、薬剤の効果は低いため、歯医者さんで行うホワイトニングほどの効果は見込めません。
個人輸入で海外から効果の高いものを取り寄せることもできますが、トラブルになる例もあり、使用には注意が必要です。

・歯科医院で行うホームホワイトニング

歯医者さんで行うホームホワイトニングの特徴は、時間をかけて歯の内側から白くしていく点です。
いくつかのシステムがありますが、基本的な取り扱いは同じです。
最初は歯医者さんへ行って、専用のマウスピースを制作します。その後は、家でマウスピースに薬剤を入れて1~2時間はめたままの状態をキープし、ホワイトニングするという流れを数週間続けます。定期的に歯医者さんのチェックが必要ですが、毎回通う必要はないため、忙しい方でも始めやすいですね。

2.歯医者さんで行うホワイトニングの費用相場

2-1 オフィスホワイトニングの相場

日本生まれのものや、知覚過敏が起こりにくいものなど幾つもの種類があります。
種類によって費用や向いている歯のタイプは異なるため、自分に適した薬剤を歯医者さんに選んでもらいましょう。

費用の相場は歯医者さんの方針や薬によって異なり、上下12~16本を1回ホワイトニングすると5000円から8万円とかなり幅があります。

ホワイトニングの期間は基本は、通院1回~4回。目安は、希望の色になるまでです。

◆オフィスホワイトニングの効果や特徴

ホームホワイトニングは内部をじっくり漂白していきますが、オフィスホワイトニングは濃度の高いホワイトニング剤とライトで一気に表面を漂白していくシステムです。
1回の施術でも効果が出やすく、早く効果を感じたいという方におすすめです。
塗布からアフターケアまで、歯医者さんが施術してくれるため塗りムラなどトラブルの心配が少ないです。

2-2 デュアルホワイトニングの相場

デュアルホワイトニングとは、ホームホワイトニングオフィスホワイトニングを両方行うホワイトニングです。

費用の相場は5~10万円と、2つ合わせてなので、費用面での負担は大きいですが、セット料金がある歯医者さんもみられます。

期間の目安は、歯医者さんへの通院が1~2回に家でのマウスピース装着が2~8週間。ホームホワイトニングとオフィスホワイトニングを合わせて行うことで、単体でのホワイトニングよりも効果が早く実感できる即効性だけでなく、持続性があるというメリットもあります。

◆デュアルホワイトニングの効果や特徴

ホームホワイトニングで歯の内側を、オフィスホワイトニングで外側をホワイトニングするため、すぐに効果を実感することができ、色も持続しやすいことが特徴です。高い効果を得たいという方はこちらの方法がおすすめです。

最も短い期間で効果を得られるホワイトニングといわれており、結婚式など晴れの舞台に臨む際に施術を望む方もいらっしゃいます。

シェードガイド

2-3 ウォーキングブリーチの相場

通常のホワイトニングでは白くならない歯もあります。ウオーキングブリーチが白くするのは、神経が死んでしまって灰色に変色してしまった歯です。

保険は適用外となっており、相場は1,000円から5,000円程度ですが、2万円程を提示している医院もあるなど幅があります。

期間は、漂白剤の調薬を1度行い、1~2週間空けて3回薬を交換するのが一般的です。

◆ウォーキングブリーチの効果や特徴

歯が灰色に見える原因は、内出血などで歯の内部が黒ずんでしまうことなので、通常のホワイトニングでは効果がありません。

そこで、歯の中に直接漂白剤を入れて強力にホワイトニングできるのが、ウオーキングブリーチの効果です。
歯の中に薬剤を入れたままでOK、特別にやるべきことはありません。

2-4 セルフホワイトニングの相場

最近よく耳にするセルフホワイトニングは、施設に行って自分で器具を使い、薬剤を塗布するタイプのホワイトニングです。

費用は1回5,000円程度ですが、回数が多いほど割安な回数券やプランを用意している施設もあります。

期間は、希望の色になるまで!1回で効果が現れる方もいらっしゃいますが、3~4回通われると効果を実感しやすいでしょう。

◆セルフホワイトニングの効果や特徴

歯医者さんのように、強い薬剤を使用できませんので、効果は限定的になります。また、施設まで出かけて自分で行うなどの、手間もかかります。

問題点としては歯科医師の免許がなくとも開業でき、深い知識を持ち合わせていない店も稀ではない点です。
もし、セルフホワイトニングを利用する場合は、歯医者さんや歯科衛生士が在籍しているなど安心できるポイントがある施設を探しましょう。

3.ホワイトニングの準備と仕上げで必要な工程とその費用

ホワイトニングでは施術前後でも費用のかかる工程があります。医院によってはカウンセリングを無料で行っていたり、クリーニングが保険内であったり保険外であったりと様々です。このあたりをよく確認しておかないと、思っていたよりお金がかかってしまったとネガティブな気持ちになってしまいます。親切な医院なら丁寧に費用の説明をしてくれるので、遠慮せず聞いてみましょう。

3-1 カウンセリング料

どれくらい白くしたいのか?予算は?など、患者側の意見をしっかり歯医者さんに伝えるのに欠かせないカウンセリング。こちらも費用に含まれていることが多いですが、そうでない場合があります。
明確に記載されていない場合は、事前に聞いてみることをおすすめします。

3-2 初診料

他の歯科治療と同じように、ホワイトニングを受ける際にも歯医者さんを初めて訪れた場合には初診料が必要です。
ただし、ホワイトニング専門の歯医者さんなどでは医院によって違う場合もあります。初診料が無料という場合もあれば、通常の歯科医院とは違った料金形態になっている場合もあるため、あらかじめ確認しておくことをおすすめします。

3-3 クリーニング料金が必要な場合も

歯の表面にステインなどの汚れがついているとホワイトニングの効果が出にくいため、最初に歯のクリーニングを行う場合もあります。
ホワイトニングの施術に既に含まれている場合もありますが、こちらも歯医者さんによって違いがあるため、確認しておきましょう。

また、自由診療のクリーニングは1万円前後、保険適用のクリーニングなら3,000円ほどと費用が大きく変わります。基本的にホワイトニングのためのクリーニングは保険適用されませんが、歯医者さんに聞いてみるのもおすすめです。

3-4 コーティング料金が必要な場合も

ホワイトニングの直後は着色しやすいため、コーティングする歯医者さんもあります。大抵はホワイトニングの施術に既に含まれていますが、そうでない場合もあります。明確に確認できない場合は、受け付けもしくは先生に直接確認しておくと安心です。

 

4.相場について知っておくべきポイントは3つ

4-1 ホワイトニングは保険適用されない

保険が適用となるのは、健康な生活に必要最低限の医療に限る、と決まっています。生活に大きな支障がない見た目の美しさに対する治療に関しては、自由診療で行いましょうという考え方なので保険適用外となっています。

4-2 自由診療なので、費用が相場と異なる場合もある

保険の適用されない美容診療治療の費用は歯医者さんによってかなり差があり、相場通りでないこともあります。その為、まずは自分の予算を設定し、直接問い合わせたり、ホームページを見たりして費用を調べ、無理なく通える歯医者さんを探すことをおすすめします。

4-3 安さを求め過ぎると効果があまりないこともある

ホワイトニングには実にさまざまな種類があります。市販のホームホワイトニングなら1,000円でお釣りが来るものもあります。
しかし、それであなたが望む白さを手に入れることができるかといえば、答えは「NO」です。

思い通りのホワイトニングをするには、お金がかかります。薬剤や歯医者さんの評判、相場を確認し、自分に必要な予算を設定しましょう。

5.まとめ

ホワイトニングを始める前には、まず相場や方法をチェックして、自分に合った計画を立てましょう。いろいろありすぎてどれがいいか迷ってしまう!なんて時には、カウンセリングを利用するのもおすすめです。

 

この記事は役に立った!

監修医飯田尚良先生

飯田歯科医院 院長

■院長経歴
1968年 東京歯科大学 卒業
1968年 飯田歯科医院 開院
1971年 University of Southern California School of Dentistry(歯内療法学) 留学
1973年 University of Southern California School of Dentistry(補綴学・歯周病学) 留学
1983年~2009年 東京歯科大学 講師
現在に至る

不正確な情報を報告

不正確な情報を報告

該当部分を選んでください
メールアドレス
※メールアドレスをご入力いただいた方には、改善結果をご報告致します。
詳細コメント

このサイトはreCAPTCHAによって保護されており、Googleのプライバシーポリシー利用規約が適用されます。

貴重なご意見をありがとうございます
スマイルラインはよりお役にたつ情報をお伝えできるよう、ご意見を参考にサイトの改善を行って参ります。 今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
送信エラー
大変お手数ですが、ページを更新いただき、再度ご意見をご送信ください。
更新後も再び送信エラーが発生する場合は、 お問い合わせページ からご連絡いただけますと幸いです。

ホワイトニングの相談ができる歯医者さん一覧へ