毎日2時間のホームホワイトニングで歯を白くするコツ

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歯を白くしたいけど、歯医者さんに通う余裕がない」、「歯を白くするために削るのはイヤ」という人にぴったりなのが、ホームホワイトニングです。食べ物やタバコ、年齢を重ねたことなどによって黄ばんでしまった歯を自宅に居ながら自分のペースで白くできるホームホワイトニングが注目を浴びているのです。

実際に、ホームホワイトニングではどのように歯を白くしていくのでしょうか? また、ホームホワイトニングで歯を白くするためにはどのくらいの時間や期間が必要になるのでしょうか?ここでは、そんな疑問にお答えするために、ホームホワイトニングの特徴や効果的に行うための秘訣などをご紹介していきます。

■目次
1.ホームホワイトニングは時間がかかる
2.ホームホワイトニングの成功は根気がカギ
3.効果を早く実感するためのコツ
4.ホワイトニング効果を下げないための注意点
5.まとめ

1.ホームホワイトニングは時間がかかる

時間

ホームホワイトニングは、歯医者さんで型をとって作ってもらったマウスピースに専用の薬剤(ホワイトニングジェル)を入れて歯に装着します。この装着に必要な時間は2時間と決められているのです。その理由と、歯の白さを実感できるまでの期間などについて知っておきましょう。

1-1.ホームホワイトニングは1日2時間

ホームホワイトニングを行う際には1日2時間を2週間続けるようにと、厚生労働省によって定められています。歯医者さんで行うオフィスホワイトニングと違い、ホームホワイトニングでは濃度の低い薬剤を使って時間をかけて歯を少しずつ白くしていくのが特徴です。そのため、たった1度のホワイトニングでは効果は現れません。ホームホワイトニングで歯の白さを実感するためには、1日2時間のケアを継続して行う必要があるのです。

最初のうちは、白さをなかなか感じられないかもしれません。しかし、あきらめずに根気よく続けてください。このように低濃度の薬剤を使って時間をかけて白くしていくほうが、透明感のある自然な白さの歯を手に入れられるというメリットもあります。

1-2.必要な時間や期間には個人差がある

ホームホワイトニングの効果の現れ方には、個人差があります。特に、初めてホワイトニングを行う人は白さを実感するまでに時間がかかります。場合によっては、2週間続けても満足のいく白さにはならず、効果を感じられるまでに1~2か月かかる可能性もあるほどです。

また、年齢の低い人の歯は水分を多く含んでいるうえに、歯の黄ばみの原因となる「象牙質(ぞうげしつ)」と呼ばれる組織の色がもともと薄いという特徴があります。そのため、高齢になるほどホワイトニングの効果は現れにくいのです。

ほかにも歯の質や唾液(つば)の量、食生活なども大きく影響するため、2週間で必ずホワイトニングの効果を実感できるとは限りません。もともとの歯の色や理想としている色も人によって違いますし、感じ方も人それぞれです。白くなったと実感できる程度にばらつきがあるのは仕方ないことなのです。

そこで、歯の白さを客観的に測るために用いられる「シェードガイド」という歯の色や明るさを一覧にしたものをご紹介します。

出典:http://dentalclean.jp

このように、歯の色や明るさには細かな段階があり、数値で表されています。一般的に、ホームホワイトニングを2週間行うと1~4トーンは明るくなります。ただし、最初のうちはスムーズに白くなりやすいのですが、ある程度明るくなってからは1トーン白くするのに時間がかかるようになってきます。常に同じペースで歯が白くなっていくわけではないことを頭に入れておいてくださいね。そして、定期的にこのようなシェードガイドなどを使って自分の歯の白さをチェックしてみるとよいでしょう。

2.ホームホワイトニングの成功は根気がカギ

ホームホワイトニングで白い歯を手に入れるために重要となるのが、継続することです。効果が感じられなくても、毎日2時間のケアをしっかりと続けていきましょう。ホームホワイトニングを始めて2週間で白さを実感できなくても、1~2か月後に効果が現れる可能性は十分にあるのです。それでも、どうしても歯が白くならない場合には歯医者さんに相談に行くことをおすすめします。薬剤の量が足りなかったり、やり方を間違っていたりする可能性もあるでしょう。

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3.効果を早く実感するためのコツ

ホームホワイトニングは時間がかかると理解できたとしても、少しでも早く理想的な歯の色に近づきたいですよね。そのために出来ることはないのか、見ていきましょう。

3-1.1日のケア時間を長くすればいい?

ホームホワイトニングでは1日の装着時間が2時間と決められています。しかし、効果を少しでも早めたい場合に、装着時間を長くするという方法があります。睡眠中の5~7時間ほど装着するというやり方です。装着する時間を長くすれば、それだけ薬剤が歯に浸透しやすくなるので効果が早く現れやすいというわけです。

しかし、ホワイトニングを睡眠時に行うのは、薬剤を常に口の中に入れておくということ。その分、リスクを伴うことも知っておかなければなりません。また、熟睡していると、歯がしみて一時的に痛くなる知覚過敏といった薬剤の副作用が生じても気づかない可能性があります。装着時間を長くする際には、必ず歯医者さんに相談してから行ってください。

3-2.オフィスホワイトニングとの組み合わせ

歯をできるだけ早く白くしたい場合には、自宅で行うホームホワイトニングだけでなく、歯医者さんで行ってもらえるオフィスホワイトニングをとり入れるのがおすすめです。オフィスホワイトニングでは濃度の高い薬剤を使用するため、1回もしくは数回で白さを実感できます。ホームホワイトニングで使用する薬剤はオフィスホワイトニングの約10分の1の濃度ですから、一度で感じられる効果の違いは大きいのです。オフィスホワイトニングでは、さらに特殊な光をあてることによって一気に歯を白くします。

ただし、透明感のある白さを維持するためには、じっくりと時間をかけて薬剤をしみ込ませるホームホワイトニングが適しています。そこで、最初にオフィスホワイトニングである程度白くしてから、ホームホワイトニングでより自然に白くしていくという方法がよく行われています。このようにオフィスホワイトニングホームホワイトニングを両方行うことをデュアルホワイトニングといいます。

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4.ホワイトニング効果を下げないための注意点

ホワイトニングを効果的に行うためには、気をつけなければならないことがあります。次の点に注意して、せっかくのホワイトニングを無駄にしないようにしましょう。

4-1.食事

ホームホワイトニングをしてから3~4時間後の歯は、色が付きやすい状態になっています。この間には、歯に着色しやすい食べ物や飲み物の摂取は避けてください。たとえば、次のようなものは注意が必要です。

・着色しやすい食べ物・飲み物

カレー、焼きそば、焼肉、焼き鳥、ナポリタンなど色のついたスパゲティ、トマトやブドウなど色のついた野菜や果物、チョコレート、赤ワイン、コーヒー、紅茶、ココアなど

・ホワイトニング後でも口にしてよい食べ物・飲み物

白飯、パン、ホワイトソースのスパゲティ、塩ラーメン、白味噌汁、お吸い物、豆腐、ヨーグルト、チーズ、白身魚、フライドポテト、水、牛乳、白ワイン、色の薄いビールなど。ただし、着色しやすいしょう油やソース、ケチャップなどをかけないでください。

4-2.歯磨き

ホームホワイトニングを行っている期間は、使用する歯磨き粉にも気をつけましょう。フッ素入りの歯磨き粉を使うと、ホワイトニングの効果を下げてしまいます。また、色のついた歯磨き粉も歯に着色しやすいので控えてください。ホームホワイトニング中には、フッ素の入っていない、白い色の歯磨き粉がおすすめです。

それから、歯が汚れている状態でホワイトニングを行っても効果があまり得られません。ホワイトニングをする前に、しっかりと歯磨きをして汚れを落としておくことも大切です。

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4-3.保管

ホワイトニング用の薬剤は熱や太陽光に弱いので、キャップをしっかりと閉めてから必ず冷暗所か冷蔵庫で保管してください。ただし、冷蔵庫で凍らしてはいけません。薬剤を正しく保管しないと、本来の効果を得られない可能性があります。

5.まとめ

ホームホワイトニングは自分のペースで行えるというメリットがありますが、時間がかかるというデメリットもあります。しかし、根気よく続けることで透明感のある白い歯を手に入れることができるはずです。1回のケアで歯を白くすることのできるオフィスホワイトニングとうまく組み合わる、ホワイトニングの効果を下げないといった工夫も必要となるでしょう。

そして、効果がなかなか現れなくてもあきらめずに続けることが大切です。ホームホワイトニングを成功させるコツは、まさに「継続は力なり」なのです。このようなホームホワイトニングの特徴をしっかりと把握して、あこがれの白い歯を手に入れましょうね。

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