子どもが口内炎を痛がる!今すぐするべき対処法とは?

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子どもが口内炎を痛がる!今すぐするべき対処法とは?

大人でも憂うつな口内炎。痛みに耐えるのが難しい子どもなら、痛がるのはなおさらです。特に、悪化した口内炎は痛みが増しとても辛いものです。この記事では、子どもが口内炎を痛がるときの対処法を紹介します。口内炎はウイルス性のものもありますが、実はストレスなどの生活習慣も大きく関係しています。そこで、口内炎にならないための生活習慣についてもまとめました。お子さんがひんぱんに口内炎に悩まされるようなら、ぜひ最後まで読んでいただきたいと思います。

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子どもが口内炎を痛がる!どうすればいい?

痛がるなら食事は控えてもOK!それよりも水分補給を

口内炎は免疫力の低下などによって引き起こされます。免疫が弱っているから食べさせなきゃ!と思いがちですが、子どもが痛がるようなら無理に食べさせる必要はありません。実は、食事よりも優先的に考えたいのが、水分補給です。痛みがあるからと水分を避けがちになるので、知らず知らずのうちに脱水症状になる恐れがあるのです。できるだけ親御さんから水を飲むように促し、水分不足を防いでください。特にヘルパンギーナのようなウィルス性の口内炎は高熱も出て、喉の奥の炎症が強いため、水分の摂取が困難になれば脱水などの危険性も出てきます。状況によっては病院での点滴などの治療の必要も出てくる場合があります。まずは水分補給をさせて、脱水症状にならないように注意してください。

口内炎を刺激しない食事に工夫を

もし、子どもに食欲があるのであれば、口内炎を刺激しない食事を選ぶようにしましょう。栄養バランスも気になりますが、まずは口内炎を刺激しない、食べやすいものを選ぶことが大切です。以下にあげるリストを参考にしてみてください。

■避けたほうがいい食べ物
・辛いもの
・酸っぱいもの
・固いもの
・極端に熱い、冷たいもの
・刺激の強いもの

チョコレートやクッキー、アイスなど、子どもが喜びそうなおやつなどはすべて避けたほうがいいでしょう。スパイスが入っているのもや、いつもなら食べてもなんともない温かいスープ類なども、口内炎への刺激となります。小さな子どもが口内炎になった場合は、推測がつかずに食べてしまうこともありますので、親御さんがきちんと食べてもいいか判断してあげるようにしてください。

■口内炎のときにおすすめな食べ物
・とうふ
・プリンやゼリー
・ヨーグルト
・うどん
・おかゆ

食事を作るときには、味つけを薄味にすることも忘れないようにしてください。酸味や塩味の濃いものは口内炎を刺激しますので、できるだけ避けるようにしましょう。うどんやおかゆを作るときには、十分に冷ましてから与えるようにしてください。ビタミンを摂取させるためにフルーツを食べさせるときは、ヨーグルト和えにすると刺激がやわらいで食べやすくなります。無理に食べさせず、様子を見ながら食べさせましょう。

子供用の口内炎用の薬を

口内炎を痛がるなら、手っ取り早く市販薬を使用してもOKです。シールタイプのものなどは、一見痛みが発生しにくくよさそうだと思うかもしれません。しかし、シールタイプのお薬は貼る時点で痛みが発生したり、貼ったあとも異物感があったりと、子どもが嫌がるケースが多いとの声も聞かれます。子ども用の口内炎の薬は、患部に触らないですむスプレータイプのものを選ぶといいでしょう。

ハチミツで痛みがやわらぐ?

民間療法になりますが、昔から口内炎にはハチミツを塗るといいという説があります。ハチミツには殺菌作用があるため、患部のばい菌を殺菌するのに役立つのです。加えて、ハチミツは甘いため、子どもたちも喜んで口にしてくれます。そのため薬を嫌がる子どもにはうってつけです。また、甘いハチミツの味わいは、好きなものが食べられない子どもの憂うつな気持ちやストレスを晴らしてくれます。口内炎でおやつが自由に食べられない子どもに、ハチミツで少しでも心をやわらげてあげるといいでしょう。

痛みをともなう口内炎の正体とは?

ウイルス性口内炎は痛みをともなう

お子さんにとって、口内炎はとても辛いもの。ですが、実は口内炎にも種類があり、その痛みにも差があるのはご存じでしょうか?
特に、ウイルス性の“ヘルペス性歯肉口内炎”“ヘルパンギーナ”は痛みをともなうものとして知られています。また、種類によっては、腫れたり赤くただれたりすることもあります。

口内炎の原因が傷である場合も

口内炎は、お口の中の傷が原因でできることがあります。また“カタル性口内炎”は、口内のやけどがきっかけで発症することが多いです。
基本的に、お口の中の粘膜が弱っていると口内炎になりやすく、そこに外から刺激などが与えられることで、痛みをともなった口内炎に進行することがあるのです。

見直したい!口内炎にならないための生活習慣

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バランスのいい食事を心がけて

口内炎にならないためには、ビタミン摂取を特に意識しましょう。緑黄色野菜をたくさん取るなど、栄養バランスに気をつけることが大切です。子どもは野菜嫌いなことが多いので、みじん切りにしたり、すりつぶしてスープにするなど、なるべく食べやすいように工夫してあげましょう。

ストレスのない生活を

ストレスによる心身の不調も口内炎の原因となります。規則正しい生活習慣で、ストレスのない生活を心がけましょう。特に、睡眠不足は身体に多大なストレスを与えるため、大人と一緒に夜更かしなどしないように気をつけましょう。早寝早起きの習慣を身につけさせ、年齢にあった十分な睡眠時間をとるように大人が配慮してください。

歯みがき・うがい習慣を徹底して

お口の中が不衛生だと口内炎になりやすくなります。食後の歯みがきを徹底させて、お口の中を清潔に保つようにしてください。また、お口の中を清潔にするという意味ではうがいの習慣も大切です。朝起きてすぐ、帰宅したあとなど、こまめにうがいをする習慣を身につけさせましょう。うがい薬がなければ、塩水か、殺菌作用が期待できる緑茶でのうがいも効果的です。

口呼吸は口内炎になりやすい?

鼻づまりなどがひどい場合、口呼吸になりやすくなります。口呼吸は口内の乾燥を促進し、お口の中の粘膜が傷つきやすい状態に。この状態では、何かのきっかけに傷がつき、口内炎になりやすくなります。乾燥が気になる季節はマスクをしたり、こまめに水分補給をするなどの工夫をして、粘膜を傷つけないように気をつけましょう。

痛がる口内炎…もしかして他の病気?

口内炎が痛いと子どもがいう場合、高熱が出ているケースもあります。口内炎の痛みに気を取られがちですが、まずは熱を測ってみましょう。ウイルス性口内炎の場合は40度近い高熱が出ることがあるので、軽視はできません。もし、病院へかかる場合には、他の病気である可能性も考え、まずは小児科を受診するようにしましょう。小児科が近くになければ、小児歯科、歯科口腔外科、耳鼻いんこう科などでも診てもらえます。もし重病の場合、子どもの場合は体調が急変することもあります。病院へ行く前に電話をかけ、診てもらえるか確かめてから行く方が確実です。

熱がない場合、どのお医者さんに診てもらう?

口内炎で病院へ行く場合、どの診療科へ行けばいいのかわからない人も多いのではないでしょうか。まずは子どもの熱を測り、熱がなければ、小児歯科、歯科口腔外科、小児科、耳鼻いんこう科、内科、皮膚科などで診てもらってください。熱がある場合は、前項でも触れたとおり、まずは小児科へ行くことをおすすめします。

歯が当たって痛みが発生?

口内炎の痛みがひどい場合、それはお口の中の粘膜に歯が当たっているのが原因かもしれません。ウイルスなどではなく、歯並びや噛み合わせが原因のこともあるのです。子どもに口内炎ができたら、まずはお口の中をのぞいて痛みの原因を探ってみましょう。もし歯などが当たって痛みが出ているのなら、歯医者さんに相談してみてください。場合によっては歯の矯正などが必要なケースもあります。

まとめ

子ども 口内炎 痛がる

たかが口内炎と軽く見るのはよくありません。放っておけば治ると考えがちですが、子どもは高熱が出ていても気づかなかったり、身体がだるくても遊び続けてしまったりと、体調管理がうまくできないものです。知らない間に悪化することもあるので、自己判断をせずにお医者さんを受診するようにしましょう。お子さんが「口の中が痛い」と痛がる様子があれば、熱がないか、他に不調はないかと親御さんが確かめる必要もあります。経過を見守る場合も、悪化していないかきちんと親御さんが把握することが大切です。悪化していたり、1週間経っても治らないことがあれば、すぐにでもお医者さんに診てもらうようにしましょう。

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監修医 遠藤三樹夫先生

遠藤歯科クリニック

住所
大阪府大阪市天王寺区四天王寺1丁目12-26 三鈴ビル2階