歯列矯正にダイエット効果?痩せる要因を調査!最大の利点は噛み合わせの改善のアイキャッチ

歯列矯正にダイエット効果?痩せる要因を調査!最大の利点は噛み合わせの改善

「矯正をすると体重が落ちる」という話を耳にすることがありますが、「本当かなぁ」と訝しく思いながらも、「ダイエットができるなら矯正してみようかな」と考えてしまう方は多いのではないでしょうか?個人差はあるものの、矯正で歯を動かしていくときの痛みや違和感で、実際に食欲が落ちるという例があります。

ダイエット目的で矯正を始めることはおすすめしませんが、噛み合わせの悪さが改善されるとダイエットにも繋がるような多くのメリットが存在します。では、矯正することで得られる具体例はどのようなものなのでしょうか?ここでは、矯正をするとどうして体重が落ちるのか、矯正をすることで歯並びが良くなること以外に、どのようなメリットがあるのかを紹介します。

◆目次
1.矯正はダイエットになる?
2.歯科矯正で痩せる理由7つ
3.矯正をすると得られるメリットとデメリットまとめ
4.まとめ

矯正はダイエットになる?

ダイエット法と思って始めるのはNG

歯列矯正は歯並びを改善する治療法です。
矯正をすると痩せるという噂があるからといって、ダイエット目的に始めるものではありません。

ただし…体重が落ちることもある!

矯正はダイエットが目的で行うものではありませんが、矯正治療をしたことで痩せるケースはあります。
矯正の期間は1~2年と長期的に行っていくものですが、そのあいだに間食や食事の量が減り、自然と体重が落ちたという方は少なくはありません。

矯正 ダイエット

歯科矯正で痩せる理由7つ

食欲がでなくて痩せる

多くの場合、矯正中に痩せる原因は、矯正装置にあります。
矯正装置の異物感や痛みで、食欲がなくなることがあるためです。
痛みや異物感は、歯が動く痛みや食べ物を咀嚼するときの痛み、装置が口腔内の粘膜に当たることが、主な原因です。

痛み方には、ジーンと響くような感じや、ズキズキとした痛みがあります。
痛みがひどいと、鎮痛剤が効かずに夜も眠れない、ということが起こり得ます。
食欲はあるけど、咀嚼する際の痛みが嫌だ、と間食を我慢する方もいるでしょう。

細かく切って食べるようになるため痩せる

矯正装置の痛みで、食べ物を噛み砕くことが困難な場合があります。

できるだけ強く噛む必要がないように、食材を細かく切ったり、痛みを感じないようにゆっくりと時間をかけて食べたりと、工夫した食事が不可欠です。
このような食事は、満腹感を得やすいという効果があります。
食事の量が少なくても満腹感を得られるため、1日の食事量が減り、結果的にダイエットにつながる場合があります。

流動食が多くなるため痩せる

矯正装置を装着することで痛みを感じると、力強く噛む必要のある固い食べ物を避けるようになります。
そのため、歯に負担をかけることのない食事メニューを選びがちです。

歯に負担をかけないメニューとは、ヨーグルトやゼリー、お肉や野菜を柔らかく煮込んだスープなどです。
このような流動食を好むようになるので、結果として1日当たりの摂取カロリーが減り、痩せることがあります。

流動食

歯磨き回数が増えるため間食が減る

矯正をすると、歯磨きをする回数が必然的に増えます。

理由は、2つあります。
1つ目は、装置に汚れが付着したままにすると、虫歯になりやすいためです。
2つ目は、食べカスがついた装置をそのままにしておくと、見た目の印象が悪くなるためです。
間食を好んでしていた方が、歯磨きに手間を感じ間食を控えれば、1日の摂取カロリーは低くなります。

特に、ブラケットを使用したワイヤー矯正では、装置の周りに細かい食べカスや、線維質の野菜が挟まりやすくなります。
外出先では歯磨きが面倒になり、食事をするのを控えてしまう方が多いようです。

また、透明のマウスピース矯正は、食事のときに外す必要があります。
そのまま食事をすれば、マウスピースと歯の間に食べカスが入り込み、ワイヤー矯正同様、衛生状態が悪化します。
そのため、食事のあとに、虫歯を防ぐための歯磨きをおこない、マウスピースを装着する必要があります。

このように、食事のたびに歯磨きが必要になるため、矯正中は間食を控える傾向にあります。

口が動かしにくい

ブラケットを使用したワイヤー矯正では、舌や口の粘膜に装置が当たることがあります。
しばらくすれば慣れていきますが、慣れないうちは舌や口が動かしにくいでしょう。

話すときに違和感があるだけではなく、咀嚼をするのが困難なこともあります。
口を動かしにくく、痛みを感じれば、食べる量が減っていくことがあります。

治療後はしっかり噛むことができる

矯正治療が終わって、歯並びが良くなれば、噛み合わせが改善されます。
しっかりと咀嚼をおこなうことができるようになるため、食べ物を細かく噛み砕くことができます。

食べ物をよく噛むと、あまり噛まずに飲み込んだときと比べて、胃腸の消化作用がスムーズにおこなわれます。
その結果、新陳代謝が良くなり、健康的に痩せることを期待できます。

輪郭が変化する

実際に体重が減るケースとは異なりますが、歯並びが整えば顔の左右のバランスが良くなっていきます。
フェイスラインがすっきりすれば、体重が減っていなくても痩せたような印象を人に与えます。
矯正だけでなく、親知らずの抜歯をすることでも、輪郭がすっきりする場合があります。

ただし、見た目に変化が見られない方も多いので、健康な歯をむやみに抜いたりするのはやめましょう。

フェイスライン

矯正をすると得られるメリットとデメリットまとめ

矯正には、メリットだけではなくデメリットも存在します。

上記でお伝えしたように、矯正装置を装着することで、痛みや違和感を覚えて食事がしにくくなってしまうことです。
ただし、ダイエットに繋がるのであれば、体重を減らしたい方にとってはメリットに変わっていきます。

矯正で得られるメリット

矯正をすることで得られるメリットにはこのようなものがあります。

◆歯並びがきれいになることで、見た目の問題が解消される。
◆歯の乱れがなくなれば、歯磨きの際にブラッシングがしやすくなり、虫歯や歯周病のリスクが軽減する。
◆噛み合わせが整えば、顔や全身の歪みが解消される。
◆歪みが改善されることで、肩、首コリ、腰痛などが改善される場合がある。
◆食べ物をきちんと咀嚼するようになれば、胃腸に負担がかかりにくい。
◆噛み合わせが整えば、咀嚼時の力の加わり方が均等になる。
◆歯並びがよくないと一部の歯に負担が多く掛かり、負担の掛かっている歯の寿命が短くなってしまうのを防止できる。

矯正で発生するデメリット

矯正には、デメリットもあります。メリットと併せて確認しておきましょう。

◆歯が動く際に痛みを感じることがある
◆矯正装置があるために、歯磨きがしづらく虫歯になりやすい。
◆大人になってからの矯正は、歯が動きにくいため時間が掛かる。
◆歯や歯茎にダメージを与えることがある。

まとめ

歯列矯正をすれば確実に痩せるわけではありません。
矯正中は痛みがあると食欲がなくなり体重が減ることもありますが、痛みが治まると抑えていた食欲が増進して、リバウンドする場合もあります。
そのため、矯正治療を検討している方は、矯正でのダイエット効果に過剰な期待を持つのはやめておきましょう。

一般的にはマウスピース矯正よりも、ワイヤー矯正のほうが痛みや違和感が大きいとされています。
もちろん、痛みの感じ方には個人差があるため、ワイヤー矯正であっても全く痛みを感じない人もいます。
逆に、マウスピース矯正でも、強い痛みを感じる人もいます。
痛みの感じ方には個人差があるので、実際に矯正をしてみないとわからない部分です。

しかし、歯並びをきれいにするメリットはとても大きいと言えます。
美しい口元を手にできるだけでなく、虫歯や歯周病のリスクを減らしてくれます。

今は子どもだけでなく大人も矯正を行う時代です。
ワイヤー矯正のように、金属が口元から覗くことに抵抗がある方でも、見た目に配慮した矯正方法があります。
歯列の裏側に装置を装着する方法や、目立たないセラミックで作られた装置、マウスピースでの矯正です。
歯医者さんで、どの矯正方法が自分に適しているのか、相談してみましょう。

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