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くいしばりについて

歯ぎしり

回答数:3件

噛むときだけ歯が痛いので、歯科医に相談したところくいしばりの可能性があると言われました。自分自身は記憶にないのですが、くいしばりの予防で何かできる事はあるのでしょうか?

先生からの回答

全3件の回答

歯科医師の菱田です

無意識の時も上下の歯が触れ合っている癖があるかもしれませんね。

「上下歯列接触癖」という無意識の時の癖があります。
一日のうち上下の歯が触れ合う時間は、正常ですと20分以内(平均17分)と言われていて、それ以上の長い時間食いしばっていなくても、上下の歯が触れ合っていると様々な症状がでてきます。食いしばりや歯ぎしりもその一つで、他にも肩こりや偏頭痛、知覚過敏、顎関節症などの症状が出ることもあります。

癖ですので、無くす方法はあります。

何か目印になる付箋などを、一日の生活で必ず行くところ10ヶ所以上に貼り付け、普段通り生活してもらいます。目印を見た時だけ上下の歯が触れ合っていないかを確認して、もし触れ合っていたら軽く離してあげてください。(2~3mmも離せば十分です)これを繰り返せば無意識の時上下の歯が触れ合わないようになります。この状態を下顎安静位といいます。
咬み合わせ筋が休まる時間ができますので、周りの筋肉や顎関節、歯への負担が軽減されて楽になると思います。

根気はいりますが、原因を無くすことで健康を手に入れることができますので、一度試してみるのもいいでしょう。

回答:2017/07/22 13:42

食いしばりは自分自身では自覚しにくい癖です。
食いしばりには2種類あります。

1.日中に行うもの
2.夜に行うもの
があります。

1の日中に行う食いしばりに関しては日常の動作の中で気づかずに行っていることが多いようです。何かに集中している時や考え事をしている時やイライラしている時に食いしばっていたりします。

以前、私は歯を削る処置をしている際に歯を食いしばっていました。治療に集中して無意識にしていたのですが、ある時に自分の食いしばりに気づき今では意識をして、口元をリラックスして治療をしています。

日中の食いしばり予防は、まずは自分で気が付くことが大切です。日常のいろいろな場面で意識して食いしばっていないか確認してみてください。もし気づいたら歯と歯との間を離してお口の周りをリラックスしてください。

2の夜中に行う食いしばりは様々な要因が関与していると言われております。
要因としては特定疾患、ストレス、遺伝、薬、飲酒、喫煙などが挙げられます。
もちろんストレスの関与も一つの要因として考えられますが、どの要素が大きく影響を与えているかは人によって異なります。

予防としては、歯や顎を守るために「マウスピース」を使用していただくことと「良質な睡眠をとること」です。
睡眠生理学の観点から眠りが浅い時に歯ぎしりが起こることがわかっています。
疲労やストレス、過度の飲酒や喫煙が眠りを浅くさせ、睡眠の質を低下させます。

以上の事より睡眠の質を上げることが食いしばりの予防につながると言えます。よろしければご参考にして下さい。

回答:2017/07/21 17:26

食いしばりは無意識化で起こることが多いので自覚するのが難しいことが多いです。
しかしお口の中に食いしばりの形跡が残ることがあります。例えばお口の中に骨隆起といって骨の出っ張りができていたり、頬粘膜に歯の跡が残っていたりなどです。おそらくこの辺りも含めて食いしばりをしているという診断が下ったのでしょう。

食いしばりの原因はさまざまですが、主な原因はストレスに起因することが多いです。なので予防としてはストレスを貯めないことが一番ですが、実際問題は難しいですよね。そこで食いしばりをした時の歯への負荷を減らすためにマウスピースを装着するというのが第一選択になると思います。

ご参考になれば幸いです。

回答:2017/07/20 02:03

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