予防歯科
Q.予防歯科で大事にしていることをお聞かせください。
患者さまに合ったブラッシング指導をご提案致します。
A.写真を使ってお口に関心を持ってもらい、歯科検診に通ってもらえるように取り組んでいます。
虫歯や歯周病を予防して、患者さまの歯を守るためには、4カ月に1回くらいのペースで歯科検診を受けていただくことが大切です。そのためには、患者さまにお口に対する関心を持っていただく必要があります。
モチベーションを高めていただけるよう、初診の方にはお口の写真をお見せしています。お口の現状を知ることで、口内環境を清潔に保つ大切さに気付くきっかけになると考えているからです。実際に「こんなに汚れているんだ」と、皆さまかなり驚かれます。
同時に、スタッフの教育にも注力しています。患者さまからの質問にお応えできるよう、分からないことがあればその日のうちに確認したり、スタッフたちが院内で一緒に勉強をしたりして、日々知識を蓄えています。
入れ歯・義歯
Q.入れ歯治療についてのこだわりをお聞かせください。
保険中心でよりよい入れ歯をご提供しております。
A.「おかき」のような硬い物が食べられる状態を目標に、ていねいな入れ歯作りを心がけています。
保険診療の入れ歯を中心に、患者さまのお口に合った入れ歯作りに取り組んでいます。しっかりとお食事ができるよう、入れ歯作りに妥協はいたしません。
まず、治療の前はお口の動画を撮影して確認します。古い入れ歯の噛み癖などを確認するためです。入れ歯ができたら患者さまに実際に使っていただき、使いやすくなるまで調整をしていきます。
最終的に、「おかき」のような硬い物でもしっかりと噛んで食べられる状態を目指します。入れ歯を作製している間は、日常生活に困らないように、今お使いの入れ歯を修理してお渡ししています。ご家族の中に入れ歯でお悩みの方がいらっしゃいましたら、一度ご相談ください。
保険診療
患者さまのご要望をお伺いし、保険診療でもご納得いただける治療を提供！
当院は、保険診療の範囲内でなるべく患者さまのご要望に合わせた治療を行えるようにしております。治療方法を提案する際には、保険診療の治療方法をいくつか説明いたしますので、その中から患者さまに選択していただくことが可能です。
何らかの理由で歯を失ってしまった場合には入れ歯を作らせていただきますが、その素材も保険診療のものからご選択いただけるようにしております。また、虫歯を削った後に入れる歯のつめ物に関しても、保険診療の素材を選ぶことができます。
なお、見た目を自然な仕上がりにしたい場合には、白い素材を使用することも可能です。それぞれメリット・デメリットをきちんとお伝えした上でお選びいただきますので、分からないことなどありましたらいつでもご相談ください。
虫歯
治療後のことを考えて、できる限り「削らない」「抜かない」治療を行っています！
歯は削る量が多くなるほど、もろくなってしまうものです。大切な歯を長持ちさせるためには、治療箇所のみを細かく削っていくことが大切です。
そこで当院は虫歯の治療をする際、なるべく削りすぎないように心がけております。具体的には、歯を削りすぎないようにチェックする、拡大鏡を使用するようにしました。肉眼では見えないような細部までしっかり確認しながら、削ります。
また、光学式う蝕検出装置を使用することで、見た目では分からないほど小さな初期の虫歯を見つけられるようにしております。これは、虫歯を見つけるだけでなく、その進行度合いも判定することが可能です。症状に合わせた治療を行うことにも役立ちます。
マイクロスコープ治療
マイクロスコープを使い細かく複雑な根管治療を行います
当院では、主に歯の根の治療（根管治療）で、かぶせ物の型をとる前に行う歯の形成の際にマイクロスコープを使用しています。
虫歯は進行すると、歯の神経にまで達します。こういった場合、虫歯菌に汚染された神経を取り除き、根管をきれいに洗浄してからかぶせ物をする治療を行います。一見単純な治療のように思えますが、「根管をきれいに洗浄する作業」はとても難しい作業です。なぜなら根管は非常に細かく複雑な形態をしています。
これまでの根管治療は肉眼で行っておりました。この「肉眼」ではこの複雑な根管の形態を確認しながら十分な治療することは不可能です。つまり、根管治療は歯科医師の「勘」や「経験」に頼った治療が行われており、再治療や抜歯に至るケースも多々ありました。
しかし、マイクロスコープ（歯科顕微鏡）を使用することで、今までは見えなかった部分も見えるようになり、より良い治療の提供につながります。
