治療内容｜柏千代田歯科・小児歯科

A.不必要に歯を削ることはせず、できる限り健康な部分を残す処置を行っています。


できる限り歯を削らずに、規模を抑えた処置で治療を進めるように心がけています。削った歯は元に戻すことは容易ではないので、健康な部分には手を加えないことが大切だからです。

歯が悪くなる主な原因として挙げられるのが、虫歯と歯周病です。その二つの症状改善が歯科治療の基礎と考え、それらについて学んできました。そしてその中で、健康な歯を残すことを考える必要があると感じたのです。

そうした対応が、将来的に長く健康なお口を維持することにつながると考えています。これからも、できる限り規模を抑えた処置で、患者さまの健康維持のお手伝いをしてまいります。

A.お子さまのことを考えた小児歯科専用の診療室で治療を行っています。


当院は大人の方と同じように、お子さまへの対応もしっかりと行っています。その一環としてご用意しているのが、小児歯科を行うための治療室です。お子さまがリラックスできる空間作りを意識した治療室の中で、DVDを見るなどしながら治療を受けていただけるようにしています。

治療を嫌がって、万が一泣いてしまったとしても個室になっているので、親御さまは周りを気にする必要はありません。また、中は親御さまも一緒に入っていただけるように広めに作ってあります。親御さまが説明時だけでなく治療中もリアルタイムでお子さまの症状を知っていただけるように配慮いたしました。

12歳頃までのお子さまは、基本的に副院長である女性歯科医師が対応します。男性相手では緊張してしまうような方でも、落ち着いて治療を受けていただけるような体制を整えています。

A.小さい範囲の処置でも、詰め物などが将来的に取れないようにていねいな対応を心がけています。


虫歯治療では歯に負担を与えないよう、できる限り削ったり抜いたりしない処置を心がけています。そのためには、削る範囲を抑えることはもちろん、その部分に入れる被せ物・詰め物をしっかりと定着させる必要があります。

治療時に唾液などで湿った状態では、被せ物・詰め物はうまく付かない場合があります。そのため、ラバーダムと呼ばれるゴム製のカバーを口にかけ、患部だけを露出させます。そうすることで周辺の唾液が患部に触れることがなく、しっかりと入れることができます。

接合部で虫歯を再発させたり、被せ物・詰め物が取れてしまうリスク軽減のために、処置をしっかり行うことを徹底しています。

A.歯周病がどのような病気なのか理解していただき、ケアへの意識を持っていただいています。


歯周病は、その名前こそ聞いたことがあっても、実際にどのように症状が悪化していくかをご存じない方も少なくありません。しかしせっかく治療を進めても、症状についてご理解をいただいていなければ、症状の再発になりかねません。

歯周病は重度になるまで、痛みを生じることはほとんどありません。気が付かないまま症状が進行するからこそ、日頃から正しいケアを行うことが必要なのです。

そこで当院では、まず患者さまに歯周病についてしっかり理解していただくために細かい説明から始めています。患者さまからもお話をお伺いし、改善すべき習慣などがあれば、それらについてもアドバイスも行います。

歯周病を防ぐためにどのようなことが大切かを知ってもらうことで、お口の健康を維持していただきたいです。

A.よりしっかりと合う仕上がりにするために、型取りを二回行っています。


入れ歯作製では、何よりも患者さまのお口に適した形になることを重視しています。そのため、当院では型取りを二回行っています。

一回目の型取りは、作製する上で重要となる設計を考えるためのものです。一般的に、設計では既製品を使います。しかし、当院ではしっかり合う入れ歯のために、一からその方のために作製環境を整え、設計段階からお口にフィットする土台を作っています。これが、痛みやズレが生じにくい入れ歯のご提供につながるのです。