小児歯科の治療内容｜戸畑あすか歯科クリニック

お子さまの治療の際には、基本的には母子分離を重視しています。診療台にはお子さまだけで座っていただき、親御さまは小児歯科の待合室でお待ちいただきます。当院とお子さまご本人との関わりを大切にし、お子さま一人でも治療に向き合えるようにするためです。また、ひとりでがんばれたという経験から、ブラッシングなど自分で行うケアにも関心を持ってもらうきっかけにもなると考えています。

治療のご説明は、お子さまだけでなく親御さまにもきちんとお伝えいたします。また、親御さまには文献などを用いてお子さまのお口に関する正しい情報のご提供に努めています。お悩みがあればご相談にも乗りますので、些細なことでも遠慮なくご相談ください。

お子さまの矯正治療には適した時期があります。最初は6歳ころから12歳ころまでで、これをⅠ期治療期と呼びます。この時期は乳歯から永久歯に生え変わる時期で、細かい歯並びに着目するよりは、今後歯が適正に生えそろうための場所をとっておけるよう、顎（あご）を広げる矯正を行います。顎の広さが不十分な場合、歯が折り重なって生えるなどしてしまうからです。

この時期に矯正しておくことには大きなメリットがあります。永久歯に生え変わる時にできる歯と歯の隙間を有効に使って矯正ができるので、最終的な矯正を行う際に抜歯する可能性が減るのです。

当クリニックには治療の計画立案に役立つセファロレントゲンという機器もあり、小児矯正について研さんを重ねた歯科医師が対応しています。お子さまの矯正をお考えの方はぜひ当院にご相談ください。