インプラント治療は、本当に必要かどうかの見極めが重要です。患者さまの生まれ持った天然歯には、どんなに良い人工歯も敵いません。そのため、数年であっても「残せる歯は残す」ということを治療方針としています。やむを得ずインプラント治療をすることになった場合にも、できる限り少ない本数でとどめる方向で考えています。
治療にあたっては、様々なリスクを取り除くため、手術の際のバイタル(血圧や脈拍など)を確認できる生体監視モニターを導入しています。また、顎の骨へのダメージを抑える機器であるインプランターはもちろん、出血を抑える電気メス、手術用の照明器具などの設備も整えています。
その他、衛生管理にも力を入れており、洗浄可能な治療器具は歯科用自動洗浄機で洗浄して、手で落としきれない細菌やウィルスを除去しています。そのうえで、滅菌器で滅菌をしています。さらに、医科用空気清浄機も導入しており、院内の空気から清潔な状態を保っています。
「歯を残す」ための最後の砦として役に立てるよう、設備の充実と技術の向上を重ねて、患者さまの治療に真摯に向き合っています。