治療内容｜Ｌｉｐ　ｌｉｎｅ　Ｄｅｎｔａｌ

急に歯や歯茎に我慢できない位のひどい痛みを感じて来院される方は非常に多いです。当院では「提案型治療を提供する」というコンセプトを掲げていますが、まずは痛みを取ることを優先に考え治療します。痛みを感じているままでは話をすることも苦痛ですしね。緊急処置であっても将来を考慮した治療を行いますので、急に痛みを感じた方・違和感がある方はぜひお越しください。

近年、金属を使わない、セラミック治療（※）を選択される患者さんが増えています。Lip line Dentalでもセラミック治療は特に力を入れている分野になります。セラミックという材質は、お皿やお茶碗を床に落とすと割れてしまうように、実はセラミック単体だと強度がそれほど高いものではありません。そのためセラミック治療には歯の削り方や接着の過程など、技術力が要求されます。特に接着に関しては、常に湿っている口腔内の環境でセラミックと歯をくっつけなければいけないという高いハードルがあります。想像してみてください。お風呂の中でセロテープを貼ろうとしてもくっつきませんよね？濡れていると接着ってできないんです。でもお口の中は常に唾液で湿っていますし、接着する象牙質にも水分が含まれています。これを可能にするのが接着の技術なんです。
接着のステップをしっかり踏み、セラミックと歯の結合を得ることで術後の痛みを防ぎ、長持ちする被せ物を作ることができるのです。
その一つ一つはものすごく小さなステップのため、決して目立つものではありませんが、良い治療とはそういうことの積み重ねだと考えていますので、〝小さなことからコツコツと”を大切に取り組んでいます。

※は自由診療です。
セラミックつめ物　\55,000(税込)
セラミックかぶせ物　\88,000(税込)
治療期間：1-2週間　治療回数：2-3回

詳しくは料金表を確認してください。

患者さまが抱えるお口のトラブルはそれぞれ異なり、一つの虫歯を治療して改善される場合もあれば、お口全体の環境や噛み合わせのバランスを整えなければならない場合もあります。特に複数の要因が複雑に絡み合っているケースでは、特定の歯だけを治療しても、根本的な改善にはなりません。「木を見て森を見ず」という言葉がありますが、それは歯科治療においても同様で、お口全体で一つの機能を発揮すると考えて治療していくことが大切となります。

お口全体としての治療が必要なケースに、食いしばりや歯ぎしりがあります。食べ物を噛んだりお話ししたりする時、お口は常に動いています。当然のことではありますが、これは顎周りの筋肉がお口を動かしているからです。しかし、お口は動かすことで初めて機能するにも関わらず、この筋肉へのアプローチは歯科治療において長い間とられてきませんでした。

これまでの食いしばり・歯ぎしり治療では、マウスピースを装着することで歯や歯周組織への負担を緩和する方法が採用されていました。ただ、それでは歯を保護することはできても、顎周りの筋肉への働きはあまり期待できません。そのため当院では、筋肉への働きに着目することで、根本的な原因から改善する治療が行えるよう努めています。食いしばりや歯ぎしりでお悩みの方は、ぜひ一度ご相談ください。

当院は、マウスピースと薬液を持ち帰りご自宅で進めていただく「ホームホワイトニング（※）」を採用しています。

ホームホワイトニングは、他の施術方法よりも濃度の低い薬液を使用して、時間をかけてじっくり歯を白くしていく方法です。そのため色の後戻りのリスクが少なく、しみたり痛みが出たりしにくいという利点があります。

また、状況に応じて薬液の濃度を変更することで、不快な症状をなるべく抑えられるよう配慮しています。メリットだけでなく、デメリットや別の方法のご提案も含めて、事前にきちんとご説明をしたうえで施術を行っていきます。歯の色についてお悩みの際は、ぜひお気兼ねなくご相談ください。

※は自由診療です。
ホームホワイトニング片顎　\16,500(税込)
治療期間：2週間　治療回数：3回

詳しくは料金表を確認してください。

「矯正治療って歯を抜かなきゃいけないの？」「矯正中に装置が目立つと気になる」といった不安をお持ちの方も多いのではないでしょうか。

当院は、透明なマウスピースをはめて行う「マウスピース矯正（※）」に対応しておりますので、治療中の見た目を気にされる方でも矯正治療をご検討いただけます。この矯正方法では適応できる症例が限られてしまいますが、原則的に抜歯を伴わず、装置の取り外しも可能なため負担が少ないといったメリットもあります。

「目立ちにくい矯正方法を選びたい」「マウスピース矯正ができるかどうか確認したい」という方も、まずはぜひ一度当院へご相談にお越しください。

※は自由診療です。
マウスピース矯正　\275,000(税込)
治療期間：6カ月-2年　治療回数：6-24回

詳しくは料金表を確認してください。

歯を失った際、他の治療方法と比べて適応できる症例の幅が広いことが、入れ歯の大きな利点です。

入れ歯は、どのように歯を並べ、どのような噛み合わせを作り、どんなふうに機能性を持たせることができるかによって、仕上がりに違いが出ます。その調整のための引き出しを多く持つことが、さまざまな症例に対応するために必要な技術と考え、力を入れて取り組んできました。また、金属のバネを使わないノンクラスプデンチャー（※）にも対応するなど、素材も複数ご用意しています。

さらに、入れ歯の作製を担当する歯科技工士とも密に連携をとり、日々新しい技術を学ぶことを欠かさず、より良い入れ歯作りに努めています。お口の状態により、入れ歯以外の治療では歯を失った部分を補うことが難しいと診断されてしまった方も、ぜひ当院をご利用ください。

※は自由診療です。
ノンクラスプデンチャー3歯まで　\110,000(税込)
ノンクラスプデンチャー4歯～　\165,000(税込)
金属床　\165,000(税込)
チタン床　\187,000(税込)
治療期間：3週-4週　治療回数：3-4回

詳しくは料金表を確認してください。

失った歯を補う方法はインプラント治療（※）やブリッジ、入れ歯がありますが、患者さまお一人おひとりのお口の状態や、何を大切にされているかによって、正解の治療の選択肢は変わってきます。そのため当院は、インプラント治療を無理強いするようなことはせず、お口の状態をしっかりと確認しながら治療のご提案をさせていただきます。

インプラント治療の決定をする際、特に重視しているのがリスクを抑えることです。歯科用CTによる詳細な事前診断で骨の状態を見極め、インプラントを埋め込むにあたって危険がないかどうかを確認するようにしています。

※は自由診療です。
インプラント1歯　\385,000(税込)
治療期間：2-4カ月　治療回数：5-8回

詳しくは料金表を確認してください。

当院が歯周病治療において大切にしていることは、まずは患者さまに歯周病への理解を深めていただくということです。そのため、歯周病治療とはどういうものなのか、そもそも歯周病とはどんな病気なのかを、はじめにお伝えしています。

歯周病を進行させる要因はさまざまあり、噛み合わせの悪さもそのひとつとして挙げられます。例えば、奥歯だけを強く噛みしめてしまう場合、その歯だけ局所的に歯周病が悪化してしまうケースもあるのです。

また、既に重症化しており、すぐには抜歯が必要ない場合には、基本的に患者さまのご希望をお聞きしたうえで抜歯の有無やタイミングを判断させていただきます。その際には、歯を残すことによるメリット・デメリットなど判断材料をきちんとお伝えし、十分なカウンセリングをしてからご選択いただくようにしています。