治療内容｜サンシャイン歯科

歯医者には独特の臭いというものがあります。皆様も感じられた事があると思うのですが、あれは消毒液の臭いです。あの臭いを嗅ぐとどうしても身構えてしまう人も多いと思います。当医院では、そのような歯医者独特の臭いを排除する為に二つの事を実践しています。一つはアロマを焚くということです。アロマの心地良い香りが、患者様の緊張を解きほぐし、リラックスしていただけると感じております。そして、もう一つ実践していることが臭いの元を排除するということです。歯医者独特の臭いの原因となっているのが、歯の根っこの治療を行なう際に使う消毒薬の臭いなのです。当医院ではこの消毒液を使用せず、その代わりに臭いが少ない消毒剤を使用するようにしています。この二つの事を実践して歯医者独特の臭いを消す事に成功しています。

インプラントとは、顎の骨の中にチタンのネジを埋めて、それを土台として人工の歯を取り付けていくものです。当医院は、そのインプラントに力を入れております。よくインプラントと比較されるのが入れ歯とブリッジです。しかし、この二つには共通する問題があります。入れ歯というのは、両サイドの歯に引っ掛けるものです。その為、入れ歯の部分で噛むと横の歯を揺することになり、結果両サイドの歯が悪くなっていくのです。一方のブリッジは引っ掛けるのではなく固定します。隣の歯を小さく削ってそこに３本つながったクラウンを被せるのですが、この場合も横の歯がダメージを受ける事になってしまいます。

最近、歯並びの悪いお子様が増えています。様々なことが原因として考えられますが、特に原因と考えられているのは顎が小さく、十分に成長していないのです。これは、食生活において固いものを噛むことが減ったということも関係しています。また、外で運動をする機会が減ったことも関係しています。外で運動しなくなると身体の成長・発育が悪くなると言われています。その結果、顎の成長も不完全なものとなってしまっているのです。

治療前には、しっかりとしたカウンセリングをさせていただいております。まずは、患者様の症状を聞き、口内を検査させていただきます。そこで得られたデータを元に患者様の今の状態をきちんとお伝えさせていただき、そこから一つだけではなく、いくつかの治療方法を提示いたします。その時には、それぞれのメリット、デメリットも説明し、なるべく患者様と一緒に治療を行っていくということを大切にしています。また、説明の際にはレントゲンや口内の写真を見ていただいたり、時には鏡を使って直接見ていただきながら、口内状況を詳しく説明させていただいております。

口内のことは日常生活の中で忘れがちになってしまいます。歯は大切だということは、皆様、一般論としては知っておられると思うのですが、実際にどのようにして大切にしていますか？と、お聞きすると言葉に詰まられる人が多いです。歯が大切だと分かっていただけているのならば、もう少しご自分のお口の中に関心を持っていただきたいと思います。それだけでも口内トラブルのリスクは軽減する事が出来ます。そして、特に予防については若いうちから力を入れていただきたいと思っています。歯は失ってしまえば取り戻すことは不可能です。だからこそ、失う前に失わないように準備しておく事が大切なのです。

皆様驚かれるのですが、日本人の多くの方が歯周病にかかっていると言われています。この歯周病を未然に防ぐ為には、若いうちから予防に関心を持っていただき定期的に歯医者に通い、少なくとも三カ月から半年に１度程度は口内のクリーニングをしていただくことが大切になります。口内を定期的にクリーニングすることにより、虫歯や歯周病は防げるのです。四十代、五十代になると、歯周病年齢と言われる時代に入ってきます。そうなってから治療を行なうのではなく、将来の為に今から出来る事をやっていく事がご自分の歯を守る為には必要なことなのです。