ホワイトニングとは、自身の歯のエナメル質を白くする治療方法です。神経を取っていない自歯に対して行うことは可能ですが、かぶせ物などに行うことはできません。エナメル質に沈着してしまった汚れを中和して、天然歯の色に戻す治療ですので、ホワイトニングした後の色は、患者さまがもともともつ歯の白さということになります。
そのため、患者さまの元々の歯の白さ以上に白くすることができない場合もあり、カウンセリングではホワイトニングで白くなる程度についてもご説明するようにしています。
神経を抜いた歯は黒く変色してしまうことがありますが、そのままの状態で歯の表面にホワイトニングを行っても、白くすることはできません。そのような場合には「ウォーキングブリーチ」という方法で、歯の裏側から穴をあけ、過酸化水素水とホウ酸を混ぜ合わせた薬剤を詰めることで、歯を白くすることができます。
当院では「ウォーキングブリーチ」は歯1本につき5,500円(税込)で治療可能です。黒くなった神経のない歯はウォーキングブリーチをした上で、外側をホワイトニングしていきます。それでも容易ではない場合は、周囲の歯に合わせた白いかぶせ物をすることになります。
当院では、オフィスホワイトニングは行っておらず、ホームホワイトニングのみで歯を白くしていきます。ホームホワイトニングの方が後戻りしにくく、自宅で寝ている間にホワイトニングをすることが可能で、通院の負担軽減につながります。
多くの方が希望される小臼歯までのホワイトニングの場合は、およそ33,000円(税込)で上下合わせて8本の薬剤を使用します。奥歯までホワイトニングを行うような場合は44,000円(税込)となり、本数によってお値段が変わります。
ホームホワイトニングでは、最初に歯科にて患者さまの歯にあわせたマウスピースを作り、あとは自宅でマウスピースに薬剤を入れて装着するだけというケアを繰り返します。白さには個人差がありますが、上の歯だけホワイトニングを行うなどして比較すると、約3回~5回で白さを実感いただけるようになります。
ホワイトニング直後は、一時的に冷たいものや温かいものがしみやすかったり、着色しやすくなるので注意が必要ですが、当院では濃度が10%のしみにくい薬剤を用いております。
当院では、高い持続性と自然な白い歯を再現できる上に、負担が少ないホームホワイトニングをお勧めしております。ホワイトニング剤を長時間かけて歯面に浸透させ、徐々に優しく脱色させます。ホワイトニングに使用されている過酸化尿素は、元々は口の中を消毒する際に使用されているものなので、負担が少なく歯を白くできます。また、虫歯の治療で歯の神経を取り除くと、歯の色がくすんでしまうことがあります。この場合は、ウォーキングブリーチングをお勧めしております。ウォーキングブリーチングとは、歯の神経を取り除いた時にホワイトニングの薬剤を入れることで、くすんでしまった歯を白くする方法です。歯の神経を取ってしまったために、ホワイトニングができないと諦めず、一度ご相談いただければと思います。
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カウンセリング 料金の説明などを行う
カウンセリングを行い、その中で料金の説明や、予測的にどれくらい白くなるかなどをきちんと説明していきます。
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検査 現状問題がないかお口の検査をおこなう
ホワイトニングの施術を行うにあたって問題がないか、お口の中の現状を把握するための検査をしていきます。
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トレー作製 ホワイトニング用のマウスピースを作製します
お口の型取りを行い、患者さまのお口に合わせたホワイトニング用のマウスピース型トレーを作製します。
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薬剤とトレーをお渡ししホワイトニング開始
使い方の説明をした後に薬剤とトレーをお渡しし、それからホワイトニング開始となります。すべての薬剤を使い終えたら、一度ご来院してチェックします。
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