よしいずみ歯科

開業初日に来院された患者さまですね。開業までにいろいろな機器や道具を準備しますが、ホワイトニングや美容診療など歯をきれいにしたいと考えている患者さまにたくさん来ていただきたいと考えて準備していました。そして初日に来ていただいた患者さまは総入れ歯を希望される方でした。

しかも、総入れ歯を希望される患者さまが同じ日に3名もいらして。最初自分が想定していた患者層と大きく違ったことがすごく印象に残っていますね。その時の患者さまは今も入れ歯の調整で通っていただいています。

こだわりは患者さまの話をよく聞くことです。そこはスタッフにも口うるさく言っています。どんな内容でもいいから話したり聞いたりした内容はすべて紙に書いておいてと。

治療の前に今まで通っていた歯科医院で嫌なことがあったなら、何が嫌だったのか、治療についてか、歯科医師の説明の仕方なのか、そのあたりの情報はしっかり聞いて気を付けるようにしています。

そうすると、患者さまとの行き違いや認識違いによるトラブルは極力減らすことができます。治療を終わった患者さまが納得して、結構笑って帰ってもらっているかなと、それはそのおかげかなと個人的に感じています。

こだわりは病院ぽくしたくなかったことですね。もちろん歯科は医療ですので守るべきラインはしっかり守った上で、スタッフの格好などはできる限りラフにして病院独特の緊張感を少なくしています。患者さまがリラックスできて、笑顔で帰ってもらえるように。誰でも通ってもらえるように敷居は高くしたくなかったというのがありますね。

だから、例えばキッズルームには人工芝をひいてみたり。 なかなかそこまでやっている人は少ないんじゃないですかね。（笑）自分の中でも気に入っている場所です。

雰囲気づくりとは話が変わりますが、衛生面では水にこだわりました。歯を削る時など水を注入しながら治療をしたり、合間に水で口をゆすいでもらったり、歯科医院では水をよく使用します。その水が万が一不衛生だと嫌ですよね。ですから、水を除菌する機器を使っていつもきれいな水を使うようにしています。

こだわりを持って治療している先生の所ですかね。拡大鏡などのツールを取り入れて、治療の正確性や結果の向上を求め続ける、こだわりがある人がいいです。

おすすめとは違うかもしれませんが、こんな医院だと行きたくないな、と個人的に思うのは歯の根の治療や神経の治療の説明を雑にするところです。

目ではわかりにくい深い所の治療ですから、説明がなければ何をされているのか分からない、ということもありえます。治療前、治療後に写真を撮ってどのような状態だから何をして、何が良くなったかしっかり説明してくれないのはダメです。