荻窪おぐに矯正歯科

当院が歯の矯正をするにあたり大切に考えていることは、「患者さまご自身に、治療に意欲的に参加してほしい」ということです。患者さまは歯並びにコンプレックスをお持ちで、それを改善したくてご来院される方が多いと思います。

しかし、患者さまに分かるのはあくまで歯の表面的な状態です。歯科医師がお口の中の骨や筋肉の状態まで詳しくお調べして診断し、それを患者さまにお伝えすることで初めて、患者さまは自分の本当の状態を知ることができます。

患者さまがお口の状態を理解した上で、歯科医師が治療の選択肢をご提案します。歯科医師の提案とご自分が望む治療方針とをすりあわせて、納得した上でより良い結果に向かって進んでいくことが、治療中のモチベーション維持にもつながると考えています。

矯正治療は歯の見た目だけでなく、お口の機能性、治療後の安定性などの3要素を考慮して治療計画を立てることが非常に重要です。当院では初診で歯並びなどを見て、治療の必要性があるか・仮の治療方針・料金などをご説明させていただきます。2回目に精密検査を行って、次回のご来院までの間に診断し、三つの要素を考慮した治療計画・使用器具をご提案いたします。

同意いただけなかった場合には、患者さまのご要望に配慮して治療計画を練り直させていただきますので、何でもお話しいただければ幸いです。また、当院はマイページシステムにより、治療中の歯並びの写真を見てしていただけます。クラウド上にアップされた写真でどのように変わっているかを確認していただけますので、ぜひご利用ください。

お子さまの矯正は、歯の生え替わりの時期である6歳頃からが望ましいと考えています。この時期のお子さまは、まだ骨が柔らかく歯が固定されていないため、イメージした通りの歯並びに整えやすいからです。体の成長に合わせて顎の骨を広げるなどの、根本的なアプローチもができるので、良い歯の土台を作った上で大人になれるように導くことができます。

お子さまが小学校1年生くらいの時期から通っていただき、お口の状態にもよりますが、実際の矯正は2年生から開始します。月に1回のご来院ごとに矯正器具を取り換え、おおよそ1年程度かけて完了する計画です。お子さまの将来を考えて、まだ変化を付けやすい、早い時期からのご来院をおすすめいたしております。

矯正治療というのは、他の歯科治療に対して長い期間が必要なものです。そのため、通院する患者さまに対し、院内の雰囲気は大きな影響を与えます。当院は「患者さまがリラックスできる環境」をコンセプトに、院内の各所に心が落ち着く工夫をこらしています。

内装は木目と白い壁紙で柔らかな雰囲気を作り、観葉植物が心を和ませます。また、待合室と診療室のモニターをつなげているため、同じDVD映像を見ることができます。お口の型を取るのが苦手なお子さまも、映像に集中することでスムーズに施術を受けることが可能です。

また、緊張をほぐすためには患者さまとの良い関係作りも重要です。患者さと向き合ってお話しし、仲良くなっていくことでそれまで見えてこなかった癖などを知ることもできます。患者さまに内面的な部分から解放していただけるよう、院長を含めとしたスタッフ一同はフレンドリーに対応しますので、雑談をはじめ気になることや不安なこと、ご要望など何でもお話しください。