治療内容｜井上歯科医院

当院では、開院時から変わらず予防に力を入れています。初診でお越しいただいた際に、「当院は治療と予防の2本立てで進めていきます」と患者さまには説明しています。そのためか、「虫歯の治療が終わったからもう歯科医院に行かない」という患者さまはほとんどいらっしゃいません。

メンテナンスではブラッシング指導やスケーリングを行います。トラブルが起きる前に定期的にメンテナンスにお越しいただき、お口の健康を維持・向上していただきたいと考えています。

私は歯科口腔外科を専門的に勉強してまいりました。大学や大学院で学び、さらに他院の勤務医としても一貫して歯科口腔外科に関わってきましたので、親知らずや顎関節症など、さまざまな歯科口腔外科治療を得意としています。

歯科口腔外科を選択したのは、診断の幅を広げることが目的です。なぜなら、歯科口腔外科に詳しくないと診断できないこともたくさんあるからです。

治療はもちろんですが、患者さまに詳細な診断を提供することを長期にわたってこだわり続けています。親知らずの抜歯について専門機関へご紹介を勧められた方はぜひご相談ください。

当院では、抜歯をする際、患者さまの負担を考え、炎症を軽くするためにできる限りスピーディーに処置を行います。状態にもよりますが、大半の場合、他の診療と同じように抜歯も30～60分の枠で行うことができます。

大学病院への受診を勧められた方の診療も行っております。親知らずのトラブルに関しては、どうしたら良いのか悩まれている患者さまが少なくありません。痛みや恐怖心のために受診を躊躇されている方は、ぜひ当院までご連絡ください。

当院の美容診療は機能性と見た目の良さの両面を兼ね揃えた、患者さまのニーズに応える診療の提供を行っています。

ニーズに応えるためには、患者さまの希望のイメージをしっかりヒアリングすることが大切です。患者さまは歯科に関する知識をお持ちではないことが多いので、完成予想図を想像しにくいかもしれません。だからこそ患者さまとも粘り強くコミュニケーションを図りながら、ご納得いただけるゴールを設定したいと考えています。

患者さまと向き合う、真摯な気持ちが大切であり、勉強会で学んだことは実践では役に立たないこともあります。患者さまのお話をきちんと聞いて理解し、患者さまが抱くイメージをかなえるためにサポートいたします。まずは、小さなお悩みやご希望の内容を気兼ねなくご相談ください。

当院では入れ歯とインプラント（※）それぞれのメリット、デメリットをしっかりと説明し、患者さまのご意向をうかがいます。そのうえで、入れ歯もしくはインプラントのどちらがご意向に沿うことができるのか判断し説明するようにしています。

まず最初に印象（型取り）を行いますが、当院では歯科医師が直接印象を行い模型を製作することで狂いが少ない安定した入れ歯の提供を目指しています。

保険と自由診療の入れ歯の違いは、素材の違いによる快適性と見た目です。製作時の作業工程は同じですので、保険と自由診療の入れ歯どちらにしても、しっかりと噛むことができます。また患者さまへは違いについてしっかりとご説明し、患者さまご自身に選択していただいています。

※自由診療です。料金は料金表を確認してください。

ホワイトニング（※）の施術には、院内の設備で行うオフィスタイプと、マウスピースを製作してご家庭で行っていただくホームタイプの2種類があります。当院ではホームタイプの方をご提供させていただいております。

施術期間中は週に1回もしくは2週間に1回のペースで通院していただきチェックを行います。ホワイトニングという言葉から、歯を白くする施術だと思う方もいらっしゃいますが、歯に染み込んだ色素を分解してご自分の歯の色に戻す施術です。不自然な白さにならず、元の色から2トーンから良くて3トーン明るい色になれば良いと思ってください。

自然な歯の色で健康的な美しさを取り戻せることがホワイトニングの利点と言えます。

※自由診療です。料金は料金表を確認してください。

当院ではブラケットとワイヤーによる一般的な矯正（※）を提供しています。治療はそれぞれの矯正法の利点と欠点を把握している歯科医師が行っていますので、疑問点やご要望については些細なことでもけっこうですので気兼ねなくお申し付けください。

※自由診療です。料金は料金表を確認してください。

当院では補綴を行う手段としてインプラント（※）だけが適しているものだとは考えていません。患者さまごとに適した補綴を行うことが大切だと考えています。そのため当院ではインプラント治療をご希望される患者さまであっても、口腔内の状況を調べてインプラント治療に適していない状態であればご提案しないようにしています。

顎の骨の量が少ない、患者さまの生活リズムがインプラントに不向きである、定期的なメンテナンスのために通院できないという方は、数年でインプラントをダメにしてしまう恐れがありますので、入れ歯やブリッジなど、ほかの方法による補綴が良い場合があります。

条件が整っていてインプラント治療が可能な場合には、切開による直視での手術を行います。埋め込む部分の血管、神経、骨の様子を見ながらインプラントの埋め込みをしますので、良い結果を導きやすいインプラント手術を提供することができます。

※自由診療です。料金は料金表を確認してください。

お子さまに対する治療は、成人の患者さま以上にコミュニケーションを大切にして行うように心がけています。まず、歯科医院は怖くないと思っていただくことから始めていきます。お子さまとの良好な関係を築き、お子さまが慣れてきたかどうかを見極めたうえで治療を進めていきます。

お子さまのご両親には、虫歯を作らせないためのアドバイスも行います。正しいブラッシングや、生活習慣の見直しなど、予防のために日ごろから行えることはたくさんあります。乳歯や生えたての永久歯は柔らかいので、虫歯になってしまうと速い速度で進行してしまいます。そのため痛みなど異変を感じてからではなく、自覚症状のない初期の段階で虫歯を見つけて改善することが重要になってきます。

当院では早期発見、早期治療を行えるようにするためにも、短い間隔で来院し定期的な検査を受けることをご提案しています。

当院では、保険診療でも手を抜くことはなく、ほぼ自由診療と同じ工程で作業しています。例えば、保険診療の入れ歯であっても、型取りをていねいに行い模型を作ることによって、しっかりと噛めるものに仕上がります。

つめ物やかぶせ物に関しても、患者さま一人ひとりの噛み合わせをしっかり把握し、それをもとに作製することによって適合性がよく、機能性の良いものをつくることが可能と言えます。

保険診療でも、自由診療でも、歯科医師の取り組む姿勢に変わりはありません。ただ、素材に対する限界はあります。保険診療で使用できる素材は限られていますが、自由診療では使用できる素材の幅が広がります。そういった差はありますが、技術の差はありません。素材が異なることで、見た目や使用感、機能性が向上します。