治療内容｜エルモ歯科

当院は、目標設定をしっかりとした治療を行うようにしています。
そのために治療を行う際には、まず患者さまが希望されるゴールをお伺いし、そのご要望を考慮した治療計画をご提示させていただきます。
また、写真やタブレット、モニターなどの視覚的な情報や模型などを用いながら、治療をイメージしやすい形でご説明するように工夫しています。
例えば、お手入れのしやすさやご来院にかかる負担を考慮した時、インプラントよりも入れ歯が適している場合がございますが、多くの歯を残すためには抜歯したほうが良いと判断することもあります。
このように、より良い歯で健康を保つためには今後の起こりうるリスクを予測して治療を進める必要が出てくるため、当院では患者さまと共に丁寧に計画を立ててまいります。

歯科医院が苦手なお子さまの治療は簡単なことではありません。しかし、治療を受けられるようになるまで待っていたのでは悪化してしまう症状もございます。
当院では、お子さまが治療を怖がってしまうのは自然なことだと考えています。泣いてしまうことも騒ぐことも受け止めて治療を進めることが、当院の診療方針です。
緊急性を要する場合には、親御さまの承諾を得たうえで、レストレーナー（小児用抑制具）を用います。こちらは、身体をネットで保定するもので、治療の間にお子さまが動くことで生じるリスクを軽減させます。一方、治療を行う側が集中できるメリットもございます。小児歯科では必須の、乳歯冠（乳歯へのかぶせ物）や、永久歯が生えてくるまでのスペースを用意するためのバンドループと呼ばれる装置も扱っています。
また、お子さまが少しでも早く怖さから脱することができるように、治療にかかる時間を短くすることへも取り組んでおります。

「少し前に作った入れ歯が使いづらいから新しくして」「保険外でもいいから、いい入れ歯をいれたい」とおっしゃる方は多いのですが、いい入れ歯をいれれば、前より使えると思うのは間違いです。
今の入れ歯を修復して使えるのでしたら、それが時間的にも金銭的にも良いと思います。
新しく作るにしても壊れた原因や患者さまのバックグラウンドを明確にいたします。
なにに不満をもって新しく作りたいのかをお聞きして、お互いがイメージを共有できて、患者さまが納得された上で治療をいたします。

たとえば入れ歯があわないにしても噛めないのか、それとも落ちてきてしまうのかなど、症状によって治療の方向性は違ってきます。
また近いうちに駄目になりそうな歯やかぶせ物のことまで考えて入れ歯はお作りすることで、入れ歯の作り直しを極力少なくしています。

当院ではどうなりたいかのイメージをお伝えしてくだされば、そのための手段を提案いたします。
ですからホワイトニングを希望される患者さまに対して、その治療をするとは限りません。
そういう方は実際ホワイトニングをしたいのではなくて、口元を綺麗にしたいのです。

口元を綺麗にしたいのでしたら、ホワイトニングではなく、細々とした虫歯をつめ物などで白くしてあげればそれで十分ですということを提案いたします。
そしたらもう保険診療で済みますし、わざわざ何万もかけなくても十分キレイなお口を手に入れられます。
治療した結果、思っていたものと違うとか、「値段のわりになんかイマイチだなあ」などそういうことがとても勿体ないと思っておりますので、手段と目的をはき違えないように、患者さまがどうなりたいかのイメージを共有して、患者さまの納得いく結果になるような治療を目指しております。