歯周病の治療内容｜木村歯科医院

歯周病が悪化すると、歯と歯茎の境目である「歯周ポケット」が非常に深くなり、歯の土台になる骨が破壊されていきます。そして、歯茎が赤くなったり柔らかくなったりする、歯磨きの際に血が出る、歯がグラグラするといった症状が起こります。最悪の場合、歯を失うことになりかねません。

このような状態になると治療に時間がかかりますので、できるだけ早めの受診をおすすめします。

初期の歯周病は、痛みを感じる場合は少なく、気が付かない内にじわじわと進行していくケースが多いです。そのまま進み続けると、歯がグラグラする、歯茎が柔らかくなったり赤く腫れたりするといった症状が現れます。このような状態になってしまった時にはかなり悪化していて、抜歯しなくてはいけない可能性も出てきます。

歯周病を防ぐためには、患者さまのお口の形や状況に合った歯磨きを行い、食習慣を改めることが必要です。また、喫煙とストレスが歯周病に影響をもたらす場合もあります。それらのことに注意する他、歯科衛生士によるクリーニングやアドバイスを受けることも重要になってきます。歯茎の出血などが気になる方は、ぜひ一度ご相談ください。

当院の歯周病治療では、歯周病がどのぐらい進んでいるのか、検査によって細かく把握することから始めます。その結果を基に、どの程度の治療が必要なのか判断します。そして、歯科衛生士が専用の器具を使い、細菌の量を抑えるクリーニングを実施します。これを継続的に行ったら再び検査をして、良くなっている場合にはメンテナンスに移行します。

反対に、良くならない場合には、歯茎を切開し、歯の根っこに付いている汚れの固まりなどを除去する処置を行います。さらに、状態に応じて噛み合わせの治療をすることもあります。