こだわり｜森歯科医院

「マイクロスコープ」とは手術などで用いられる顕微鏡のことで、治療視野を肉眼の３〜30倍にすることができます。1990年代の終わりから使用されるようになってから現在に至るまで、さまざまなタイプが発売されてきました。

特にアメリカでのニーズは高く、アメリカで根管治療を専門に行う歯科医師はマイクロスコープの使用を義務付けられています。しかしながら、日本ではまだまだ普及しているとは言いがたいのが現状です。

この機器を使えば肉眼では見逃しがちな小さな虫歯や、つめ物の段差などを見ることができます。特に根管治療を行う際には、マイクロスコープが欠かせません。

抜歯やインプラント（※）のような手術を伴う治療に対し、不安を覚える方は少なくないはずです。そこで当院は通常のレントゲン撮影に加え、「歯科用CT」による診査・診断を行います。このレントゲンは撮影したものを三次元的に捉えることができるので、神経や血管の位置関係、骨の厚みなども把握できます。

歯科用CTは他にも、歯周病の診断や、抜歯前の親知らずの状態を確認したい時にも使えます。撮影時に出る放射線の量は、胸部や胃のX線検査をする場合よりも少ないので、人体にはほとんど影響がありません。

診査・診断の精密さが治療の質を左右します。そのため当院は大がかりな機器をそろえてでも、より詳細なデータを得たいと考えました。

※自由診療です。料金は料金表を確認してください。

当院は痛みの少ない治療を行うために、麻酔のかけ方にこだわっています。まずはこれから注射をする箇所に麻酔を塗り、感覚を鈍らせておきます。そうすることで針が刺さる瞬間の「ちくっ」という痛みが和らぐからです。

冷たい薬液は体温との温度差からしみることがあるので、麻酔液は人肌程度に温めます。さらに、麻酔液をゆっくり注入できるように電動の注射器を使います。注入圧が高いと痛みを感じやすくなるためです。

注射が苦手な方には、リラックスできるようお声がけをしながら治療を進めます。どうか気持ちを楽にして治療に臨んでください。

患者さまの中には足が不自由で、階段の上り下りが困難な方もいらっしゃるのではないでしょうか。そこで当院は1階部分に個室の診療室を設けました。バリアフリーになっており、車いすの方もそのままで診療を受けていただけます。

階段移動が可能な方は2階の診療室での対応となりますが、車いすの方以外にも事情があってお困りの方は気兼ねなくお問い合わせください。

当院が目指しているのは、どのような状況にある方にもお越しいただきやすい歯科医院です。今後もスタッフ全員でよりよい環境作りに努めてまいります。明るい笑顔を心がけてお迎えしておりますので、ぜひお越しいただければと思います。

多くの方が「自分の口の中はどんな状態で、どういう治療をするんだろう」という不安を感じていると思います。そこで当院は「口腔内カメラ」を用いて、実際にお口の中をご覧いただきながら説明を行います。

ペン型のカメラはとても小さいため、お口の中に入れても違和感はほとんどないはずです。また、このカメラなら歯を間近で撮れるので、今まで患者さま自身も知ることのなかった細部をお見せできます。

治療の必要性を理解していただくにはまず、病状を分かりやすく伝えることが大切です。状況を端的に伝えるためにも、当院は「目で見て分かる」説明を心がけてきました。