やすもと歯科医院

歯周病と歯内療法です。この二つは、歯科治療における基礎となる、とても大切な分野です。
歯周病は、一度に複数の歯がかかってしまうことが多い病気です。一般に自覚できる症状に乏しく、痛みなどが現れた場合には大きく進行してしまっています。重症化を防ぐためには、症状がない場合でも定期的に歯科医院へ通い検査を受けることが大事です。また、歯周病は全身の症状とも関係しています。喫煙の習慣がある方や糖尿病をお持ちの方は歯周病になるリスクが高いとされており、予防的な通院がより重要になってきます。
歯内療法は、歯の内部におよんだ病気の治療方法の一つです。虫歯などで傷んだ歯を十分に洗浄、除去できない場合、炎症が周囲の歯茎やほかの歯におよぶ場合もございます。虫歯だけでなく歯周病の治療にも関係してきます。

患者さまの中には、遠くからここを選んで来られる方もいらっしゃいます。
ここの近くから離れた地域へ引っ越されてからもご夫婦で定期的に通われていらっしゃった方がいました。ご主人の方がお亡くなりになったあとも、電車で1時間以上かかる距離を奥さんが続けて通ってくださっています。このように定期的に通っていただけることで予防できるさまざまな病気がございます。患者さまがご自分の健康を任せてくださっているというのは、とてもうれしく、ありがたいことです。

初めて来られる患者さまは、多くの方がつらい痛みを抱えていらっしゃいます。
痛みがある場合には、麻酔や応急処置などでそれをまず取り除いてから次のステップへ進むことを心がけています。これにより、患者さまの不安や恐怖を和らげたうえでしっかりと治療計画を立てることができるので、初めてでも集中してより良い選択を行っていただけます。

開業当初は、小さなことにこだわりすぎていたところがありました。
あるとき、このように足元しか見えていない場合、将来起こりうる可能性や患者さまのお気持ちなどが十分に考慮されない選択を提示してしまうことがあると気付きました。
今は、治療の計画を立てる際には、ゴールまでの道筋を良く見渡すことを心がけています。
そうすることで、長い視点で確認して、より良いと思える治療を患者さまに提供できています。

治療ではないのですが、近い将来、保育士を常設しようと考えています。
保育士がサポートへ回ることは、親御さまが診療を受けている間にお子さまをお預かりすることや、より良い小児歯科を提供することへの応用になります。
お子さまと来られる患者さまは、少なからず大変な思いで通院されています。その負担を少しでも軽くするお手伝いができればと思います。

スタッフ同士でしっかりと協力して取り組んでいる点です。
スタッフはそれぞれ仲が良く、医院の良い雰囲気を作り出してくれています。
また、患者さまとのコミュニケーションを率先して行っています。
初めてきた患者さまや話しにくいようなお悩みでもしっかりと話していただけるのは、このようなスタッフの力があるからだと思います。

あいさつの確認を朝礼で行っています。社会人としての基本的な面は院内できちんとそろえることで、患者さまへの平等な対応が行えるようにすることができています。朝礼では率先して意見交換を行える雰囲気づくりに取り組んでもらっています。
また、担当を順番に回して書物の「輪読」を行っています。こちらも、院内で働く人により考え方が大きく違ってしまうことで起こるミスなどを防ぎ、より良い医療を提供するために実施しています。

本を読んで過ごすことが多いです。私は日本史が好きなので、その知識を深めることにもあてています。
また、映画や音楽なども楽しんでいます。