高齢化が進むにつれて、虫歯や歯周病の治療に加え、誤嚥性(ごえんせい)肺炎の予防や咀嚼機能の維持など、ご年配の方の健康を守るケアが重視されています。 一方で、体力低下などにより通院困難となる患者さまが増加しており、訪問歯科診療の果たす役割が非常に大きくなりました。
当院では、そんな時代のニーズにいち早く応えるため、早くからから訪問歯科診療に携わってまいりました。今日では、周辺地域の患者さまやご家族、さらに介護の中核を担うケアマネジャーの方々と、より良い関係を築いていると自負しております。
月曜日から土曜日まで、当院の歯科医師およびスタッフがご自宅や施設に伺い、しっかりした体制で治療およびケアに臨んでいます。どうぞお気軽にご利用ください。
お口のケアは、歯の健康を保つだけでなく、誤嚥性(ごえんせい)肺炎の予防などにもつながります。お電話でご依頼いただきましたら、治療用の機材などを積んだ診療車でご自宅までお伺いしますので、ご自宅で、歯科医院と同じ治療を受けていただけます。ご依頼後は診療状況などを加味して訪問時間を決定し、急患の場合はできるだけ迅速にお伺いするようシステムを組んでいます。
対象になるのは、年齢や障害などで歯科医院に通院できない方々です。ご要望があれば、社会福祉施設(老人ホーム、ケアハウス、グループホーム)へもお伺いします。対応範囲の詳細につきましては、お電話でお問い合わせください。
当院の訪問診療は歯科医師1名、スタッフ1名が、1台の診療車に治療機材を積んで、ご年配の方や自宅療養などで外出が困難な患者さまのご自宅にお伺いしています。診療内容は虫歯の治療だけではありません。「入れ歯が合わない」「入れ歯を持っていない」といったお悩みにも対応しています。
食べる楽しみを奪われてしまったり、口を動かすことに苦痛があったりすることで食が細くなれば、エネルギーが不足して、気力・体力が低下しかねません。さらにお口を使わなくなって機能が衰えると、食べることも話すことも難しくなってしまうでしょう。
入れ歯はずっと使えるものではありません。顎の骨や歯茎、歯の状態の変化で、ぴったり合っていた入れ歯もだんだん合わなくなってきます。半年〜1年に1回は入れ歯の定期検診を受けることが望ましいでしょう。
口臭がきつい場合は、お口の汚れに起因していることがあります。ぽろぽろと食事をこぼす場合も、お口の状態を確認すれば症状に合わせた食事方法がご提案できます。また、うまく飲み込めないという場合は、嚥下(えんげ)障害の可能性があります。誤嚥(ごえん)や誤嚥性(ごえんせい)肺炎を予防するためにも、ケアやリハビリ法の指導を受けていただくことをおすすめします。寝たきりの患者さまを介護されている方には、お口のお手入れをするときの姿勢やブラッシング方法なども指導しています。
1
お申し込み
症状やご都合の良い日時をお電話でお知らせください。状況を吟味して訪問時間を決定します。
2
問診・口内チェック
訪問後、まずは状態のヒアリングとお口の中の健康状態をチェックします。患者さま一人ひとりに合わせた対応を検討いたします。
3
ご説明・ご相談
検診結果をご説明し、その後の対応をご相談します。患者さまの健康状態やご都合を考慮して、治療計画を立てていきます。
4
治療
ご了解いただいた治療方針に基づいて、具体的な治療やケアを始めます。
5
訪問定期検診
お口の健康を維持するためにも、定期的な検診・ケアをおすすめします。
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