こだわり｜北野坂鳥居歯科医院

現代の歯科治療は、一人一人の口腔内の状態をいかに把握し分析した状態で治療に臨めるかが大切になっています。当院では、患者さまによりご納得していただける治療を提供するために、検査したデータをデジタル管理し即座に共有して治療に役立てる事が可能な設備の導入を数多く行っています。お口の中を立体的に確認でき、インプラント治療等の際には欠かせない機器である歯科用CTや、肉眼の24倍でより細かく治療箇所を確認できるマイクロスコープ、CT画像を基にセラミックを削り出し技工物を短期間で作製するCAD/CAMシステムなど、一つひとつの治療工程をより良いものにするために必要な設備を取り揃えています。さらにそのデータを即座に院内技工所と共有するシステムを導入していますので、スムーズな連携と対応が行えます。

当院は、鳥居秀平歯科医師が理事長を務める「医療法人 悠和会」のグループ医院の一つです。同じくグループ医院であり、国立大学法人東京医科歯科大学の関係者が集う「麻布十番歯科オーラルケア」と連携を取りながら、患者さまにより良い治療を提供すべく日々の診療にあたっています。

そのような当院が診療に際して特に大切にしているのは、チームワーク医療です。具体的には、コミュニケーションツールとして医院専用のSNSを活用することで、治療や症例などに関する活発な意見交換を行えるようにしています。また院内においては、歯科医師たちがそれぞれの見地から意見を発表して、治療法を多角的な視点から検討できる場を設けています。

数多くのスタッフが勤務している環境であるため、お互いのコミュニケーションはとても重要です。また、どれだけ知識や技術を有した歯科医師であっても、一人で全てのことを考えたりこなしたりできるわけではありません。だからこそ、二つの医院の歯科医師・歯科衛生士・歯科技工士、そして外部スタッフたちが情報を共有し、相互的に意見を出しながら方策を練ることができるシステムを整えました。

当院は院内感染防止のために、衛生管理に細心の注意を払っています。

例えば患者さまのお口に入れる器具は、使い回さずに一つひとつ滅菌処理を行っています。そしてコップやエプロンなどは、使い捨てタイプを採用しました。小まめに院内の除菌清掃も行っておりますので、細菌の繁殖を抑えることが期待できます。他にも、混雑時の密集状態を緩和するため、待合室を新たに増設しました。

スタッフができることとして、マスク着用、毎日の体調管理報告も欠かさず行い、患者さまが不安なく受診できるように心がけています。

当院の感染症対策は、これだけではありません。手すりなど、多数の患者さまの手が触れる箇所には、接触感染を防ぐためのバリアフィルムを貼り、適宜貼り替えています。

このようにして、患者さまが落ち着いた気持ちで治療を受けられるよう、日頃から院内を清潔に保っています。

精密かつ幅広い治療を患者さまに提供できるよう、当院は院内設備の拡充に注力しています。

例えば、口腔内スキャナー・歯科用CT・デジタル顎運動解析装置といった機器を導入することに加え、これらによって取得したデータを、インターネットを介して歯科技工所に共有できるシステムも採用しました。当院であれば院内技工室との連携がリアルタイムに行えるため、より精密で適合性の高い技工物をスピーディーに作製することが可能です。そのほか、コンピューター上でセラミックのつめ物・かぶせ物を設計できるセラミック治療システムや、視野を拡大して患部を見ることができるマイクロスコープも取り入れています。

さらに、患者さまのお悩みやご要望を詳細にくみ取れるよう、2階に歯色・歯科医療相談室を設置しました。5階には空間衛生管理の行き届いた大型待合室がありますので、お越しになった際はリラックスしてお待ちいただければ幸いです。