歯周病のケアは歯科衛生士が担当します。
歯周病は日本人の多くがかかっていると言われているお口の病気です。免疫力に低下が見られ始める中高年世代になると、症状が大きく進行する方が多くなります。重症化して歯を支える組織が失われると、支えを失った歯がつぎつぎと抜け落ちてしまうケースがあるため、早期に治療をスタートさせ、治療を終えたあとも予防に取り組むことが大事です。
歯周病はお口のなかを清潔に保ち、歯周病菌が増え過ぎないようにすることで予防が可能です。当院では4ヶ月に1回のペースで定期検診を受けていただくよう患者さまにご案内しています。
定期検診では歯並びの状態や残存歯数に合わせたオーダーメイドのケアを行っており、歯ブラシや歯間ブラシ、フロスなどのケア用品も患者さまのお口に合ったものをおすすめしています。ホームケアは予防診療において中心的な役割を担うため、患者さまのブラッシングの仕方を実際に確認しながら、予防作用がより高まるようにお口のケアの方法をアドバイスしています。歯周病の症状が少しずつ進行してしまう原因についても、わかりやすく説明を行っていますので、歯茎からの出血などが見られる方やセルフケアに不安のある方は、気軽に当院までご相談ください。
治療した歯は、詰め物と自身の歯の隙間にプラークが溜まりやすくなるため、虫歯になる可能性があります。
被せ物や詰め物の治療では、初めに患者さまのご要望を十分に伺ってから、具体的な治療内容についてご案内します。口元で治療箇所が目立つことを心配されている患者さまには、銀歯以外の目立ちにくい素材を使った治療をご提案します。以前に受けた治療で、歯に取り付けた銀歯を別の素材に付け替えたいというご要望も承っています。
歯は削った部分を元の状態に戻すことができません。そのため、診療ではできるだけ侵襲の少ない処置から治療を進めていくようにしています。
また、被せ物や詰め物の治療では修復物と歯の適合精度が予後の経過を大きく左右してしまう場合があります。当院では修復物と歯の適合精度が高まるように治療箇所の形成を行うことで、虫歯の再発リスクが少ない治療歯を目指しています。
被せ物の治療では、被せ物が歯肉に入り込むようにするか、あるいは歯肉から少し離すように形成を行うことで清掃性を高め、治療歯がより長持ちするよう努めています。他院で詰め物や被せ物の治療を受けたものの、しっかり噛めないという方や噛んだときに痛みがあるという方からのご相談も承っています。
当院ではオフィスホワイトニング(※)とホームホワイトニング(※)の両方のメニューがございます。オフィスホワイトニングは、院内で施術を受けていただくホワイトニングです。
初回のご来院時に、口腔内の清掃を行ってお口の汚れや歯石を除去し、2回目のご来院時に施術を行います。ホームホワイトニングと併用することでさらに歯を白くすることが可能です。施術料金は1回ずつとなっており、歯の白さを確認していただきながらホワイトニングを受けていただけます。
ホームホワイトニングは専用のマウスピースとジェルを使ってご自宅で取り組んでいただくホワイトニングです。2週間にわたって、1日あたり2時間ほどジェルを入れたマウスピースを装用することで少しずつ歯を白くすることができます。
さらに歯を白くしたい場合は、間隔を空けて再度取り組むことも可能です。
※自由診療です。料金は料金表を確認してください。
ノンクラスプデンチャーは薄くて軽い針金がないので目立ちにくく、金属床は薄く熱が伝わりやすいのでより食事を楽しむことができます。
噛みやすい入れ歯を作製するうえで、キーポイントになるのは、噛み合わせを整えることです。患者さまの、噛み合わせの傾向を入れ歯にしっかり再現することにより、ご自身の歯に近い噛み心地を実現しやすくなります。
丁寧な型取りを行い、細やかに調整を重ねても、患者さまの噛み合わせの傾向に合っていなければ、普段どおりの噛み合わせを目指すことは困難です。
当院では患者さまが日頃、お口のなかのどの部分で噛んでいるのかという、噛み合わせの傾向を丁寧に探ります。必要に応じて、それまでお使いになっていた入れ歯の状態も考慮しながら、入れ歯を作製します。保険適用となるレジン床入れ歯のほか、熱伝導性が高く食べ物の食感を損ないにくい金属床入れ歯や薄く軽量で留め金のないノンクラスプデンチャー(※)の作製にも対応しています。ノンクラスプデンチャーは修理も可能なため、より長くお使いいただくことが可能です。
※自由診療です。料金は料金表を確認してください。
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