こだわり｜医療法人社団 藤原歯科医院

患者さまのご要望にそった治療をご提供するために、診療に入る前にご記入いただく問診票には、A・B・Cのタイプ分けした項目があります。Aは痛い部分などの応急処置だけ、Bはお悩みのある歯だけ、Cはお口の中全ての治療をしたい方という区別です。

Cタイプの患者さまには、初診で位相差顕微鏡を用いてお口の中の細菌をご確認いただき、お口の健康を守る意識を持っていただけるように働きかけています。毎回の定期検診で位相差顕微鏡の検査をしていますので、ぜひ小まめにチェックして、細菌数のコントロールをしていただければと思います。

また、口内の細菌はペットボトルのまわし飲みでも感染します。もし患者さまに恋人や配偶者がいる場合には、同時に歯科治療に取り組むことをオススメするなど、お口の健康に関するアドバイスもさせていただきます。

歯科治療に使用した器具の滅菌はもちろんのこと、当院では院内を流れるお水の清潔さにもこだわりを持っています。器具の洗浄や院内設備を清掃する際に使用するお水がきれいでなければ、本当の意味で清潔にはならないからです。そのため当院では、院内に流れるお水を殺菌処理して、衛生的な環境を守れるように努めています。

また治療中には、患者さまの唾液や血液、削った歯のかけらなどが飛び散ります。そのため、治療の際には口腔外バキュームを使用して粉塵を吸い取り、院内の空気が清潔であるように配慮しています。院内感染が心配という方も、心置きなく治療を受けていただければ幸いです。

患者さまにご自身のお口のことをしっかりと知っていただきたいという考えから、診療チェアに設置したタブレットを用いて、目で見て分かりやすいご説明を行っています。タブレットにはレントゲン写真や歯周病検査の結果、位相差顕微鏡の動画などが映し出せるため、言葉だけで説明するよりも、お口のことをしっかりと把握していただけると考えています。

また、2回目の診療時には「お口の健康手帳」をお渡ししています。患者さまのお口の現状や、今後の治療の予定などがイラストを用いて分かりやすく記載されているため、ご自宅でのセルフケアや通院のスケジュールを立てる際には、ぜひ見返してお役立てください。

歯科治療は日々新しい治療法や素材の開発が進んでいるため、歯科医師も現状にとどまらず、学び続けることが大切だと考えています。来院してくださる患者さまに、より良い歯科治療のご提供を行いたいという思いから、勉強会やセミナーに率先して参加し、歯科知識や技術の向上に努めています。

また、新しい診療機器や治療素材をチェックすることも欠かしません。当院で取り扱っている機器や素材と比べてより良いと判断した場合には導入を検討して、院内設備の充実化を図っています。