治療内容｜ふるいちデンタルクリニック

当院は、患者さまお一人おひとりのニーズにお応えすることを第一に考えた診療をご提供しております。年齢やその時点での経済状況、お住まいの地域などによっても、患者さまに合った治療は変化します。患者さまのお困りごとを改善し、快適な通院をサポートする体制づくりに努めることで、患者さまのお口の健康を管理していきたい――これが当院の願いです。そのためにも、患者さまの身体的・精神的・経済的ご負担をできるだけ軽減することを心がけ、無理のない治療を心がけます。その段階ごとに症状に合った治療法をご提案してまいりますので、二人三脚で歩みを進めてまいりましょう。

当院では、幼いうちから定期的に歯科医院に通う習慣づけを目指して、お子さまの診療にあたっております。治療以前に重要なのが、虫歯にさせないための習慣です。そのためにも、食生活の改善を目指した食事指導を行っております。虫歯がない段階でおいでいただき、3ヶ月に1度ほどの頻度で定期的なフッ素塗布を行うことで、歯科医院に足を向ける環境づくりを目的としています。仮に虫歯になってしまったとしても、早期の発見が可能となり、歯科医院に来ることや診察台に乗ること、口を開けることに抵抗がなければ、早期治療もできます。そういった意味でも、小児歯科は重要です。当院では、こうした通院の習慣づけと、お子さまの年齢に応じた治療を行っております。また、お子さま向けのデンタルノートをご用意し、毎回ご持参いただくことで、定期検診の結果を記録してまいりました。フッ素塗布をお母さまのひざに抱かれて行っていたお子さまが、泣かずにお一人で座れるようになる――そうした記録を、小学校を卒業されるまでの長期にわたって残すことで、成長される過程の記録にもなります。

ご高齢の患者さまのお口の中を拝見すると、患者さまのお口に合った入れ歯のご用意が必要であることを痛感いたします。
患者さまお一人おひとりに合った治療を考えると、歯科医師が良いとする入れ歯が、患者様に取って良い入れ歯だとは、一概にいえません。
院長の歯科医師としてのスタートは、障がい者歯科でした。動けない患者さまの口内環境を整えるために求められることは、第三者が容易にはずせる入れ歯です。患者さまご本人とその環境に応じて、どのような入れ歯が求められているかをしっかり考慮し、ご提案したいと考えております。お身体の不自由な方でなくとも、はじめて入れ歯を入れられる方や、もともとお使いの入れ歯が合わなくなった方など、患者さまの症状や年齢、環境、ご要望、ライフスタイルなどをしっかりおうかがいし、素材などを吟味する必要があります。初めての入れ歯の場合は、入れ歯という存在にまず慣れなければなりません。優れた材料を用いて自由診療の入れ歯を作ったとしても、ライバルはもともとのご自分の歯です。入れ歯に慣れることができた段階で初めて材料の違いを実感することができるため、最初は保険診療の入れ歯をお作りし、入れ歯に馴染んでいただくことからはじめます。入れ歯の噛み方に慣れてから、自由診療の入れ歯のご相談に乗らせていただきます。

美容診療において当院が重視するのは、型を取るまでに口内環境をできるだけきれいに整えることです。そのためには、当院の努力はもちろん、患者さまご本人の日ごろのケアが重要です。ご本人が口腔ケアに前向きな姿勢をもち、きれいな状態を維持できるようになることが、美容診療の前準備です。
実際につめ物やかぶせ物を入れる場合には、いきなり最終的なものを入れず、いったんは噛み合わせを確認するための期間をおきます。
その噛み合わせに慣れると同時に、患者さまのあごの動きに合っているかどうかを確認し、調整を重ねることで、患者さまのお口に合ったものを目指します。
ここで急ぐあまりに合わないものを入れると、どこかに歪みが生じ、歯根や骨、歯そのものにも問題が起こる可能性もあります。
そうした問題を回避するためにも、慎重に治療を進めてまいりますので、ご協力をお願いいたします。

当院では、患者さまお一人おひとりに対して精密な診断に努め、治療計画を進めることを目標としております。その前提となるのは、十分な検査です。
そのためにも、歯科用CTやマイクロスコープ、レーザーなどを備え、患者さまが感じられる不安をなるべく減らした歯科診療のご提供に努めてまいりました。
ホワイトニング用の機器も導入しておりますので、ホワイトニング（※）もお気軽にご相談下さい。

※自由診療です。料金は料金表を確認してください。