乳歯がまだ残っているお子様の矯正治療は2段階に分けて行います。1段階目の矯正治療は、永久歯が生えるすき間の調整、出っ歯や受け口の改善、指しゃぶりや舌の癖などの除去をめざします。その際、患者様によってさまざまな装置を使用します。例えば、歯の並ぶすき間を広げるための装置や、上あごや下あごを伸ばしたり、抑えたりする装置です。1段階目から矯正治療を始めるのは、2段階目の矯正治療をより無理なくスムーズに行うためです。また、1段階目の治療のほとんどは成長期にしか行うことができないので、矯正を視野に入れている方は早めにご相談ください。永久歯が生えそろってからの2段階目の治療は、すべての歯に装置をつけ、細かく歯の位置を改善します。矯正治療をスタートする適正な時期は患者様の状態によって異なります。当院では、月に一回、矯正を担当する歯科医師が治療を担当します。また、無料で矯正相談をお答えしますので、気になることがありましたらお気軽にご質問ください。