松本歯科医院

できる限り歯を削らず、望ましい噛み合わせに整えることが、診療のモットーです。歯は一度削ったら戻らず、治療を重ねるほど減っていってしまうからです。また、噛み合わせが悪ければ歯やつめ物・かぶせ物に負担がかかるばかりか、顎にまで不調が出てしまいます。頭の重心は顎の位置に左右されますから、頭部のバランスのためにも、噛み合わせは重要だと考えています。

さらに、お口を健康に保つため、問題が起きる前から予防に取り組むよう促しています。当院を訪れたことが、歯の治療や予防について意識を高めるきっかけとなりましたら幸いです。

前院長から当院を引き継いだ時点では、1階の診察室は診療台同士が向かい合うように配置されており、背もたれを起こすと向かい側の患者さまと目が合ってしまうような状況でした。このままだと、特に女性の患者さまは気まずい思いをしてしまうと思いました。

そのため、それぞれの診療台に仕切りを設置し、患者さまが治療中に他の方と顔を合わせることがないように配慮しました。お口を開けた姿を見られることを心配なさらず、リラックスして治療を受けてもらえればと思います。

当院は1階と2階に診察室があるのですが、ご年配の患者さまは基本的に1階の診察台にご案内するようにしています。

また、玄関には3段ほど段差があるので、ご年配の方がおいでになる場合は受付のスタッフがお出迎えし、サポートするように伝えています。当院のスタッフは、診療の時間が近づいたら患者さまのお姿が見えないかドアの方を気にかけていますね。車いすをお使いの患者さまのために、玄関の段差に乗せる専用のスロープもご用意しました。

さらに、寝たきりなどで通院できない患者さまについては、訪問歯科診療でサポートさせていただきます。ご希望の方は当院までご相談ください。

担当歯科衛生士制を導入していることもあって、当院のスタッフは自ら成長しようという意欲があり、「患者さまのためにできるだけのことをしたい」という私の考え方もしっかりと持っています。以前、歯科の医療機器の展示会に出かけて、機材の導入を提案してくれたこともありました。

また、私が言うのもおかしいかもしれませんが、愛嬌があってとてもいいスタッフです。このようなスタッフがいてくれてこそ、当院が成り立っていると言っても過言ではありません。

私はマラソンをやっていて、大会に出場することもあります。実はしばらく走らずにいる間に体重が増えてしまい、10kmマラソンでも身体がふらつくようになってしまいました。それでも、大阪マラソンは完走することができ、体重の割には好タイムが出せたと自負しています。マラソンが趣味のスタッフと一緒に走ることもありますね。

他にも、バイクで走ることや家電製品を楽しんで見るのも、休日の過ごし方です。料理をするのも好きなので、自分で晩ご飯を作っています。