治療内容｜医療法人　東洋会　たなか歯科医院

歯周病は、口腔内に残った歯垢によって歯茎が炎症し、骨を溶かしていく病気です。放置していた場合、歯を支える力がなくなり、歯が抜け落ちてしまうほか、歯茎から血や膿が出たり、口臭の悪化の原因にもなるため、歯周病はきちんとケアしていく必要があります。このような歯周病対策に大切なのがブラッシングだと考えています。ブラッシングを行い歯垢を改善し、歯周病のもととなる歯垢がなくなると考えています。そのため、医療法人　東洋会　たなか歯科医院では歯周病予防のために、ブラッシングの指導に力を入れています。

人間には物欲や睡眠欲など様々な欲望がありますが、最後に残るのは食欲だとわたしは考えています。年を取り、歯がなくなると、点滴や流動食で栄養を補給することが多くなります。しかし、このような点滴に頼った生活というのは、人生に華がなくなるものです。点滴でほそぼそと生活するよりも、美味しいものを食べる事が出来るよう、歯の健康を維持するお手伝いをしているのです。そして、無病息災ではなく、一病息災（何一つ問題がない状態よりも、一つくらい病気があったほうが健康に気を使うのでかえって健康的に長生きできるという意味）の精神で患者様を診ています。

医療法人　東洋会　たなか歯科医院では訪問歯科診療を行っています。往信用の車を用意し、毎週金曜日のお昼に訪問を行っています。この訪問歯科診療は開業とほぼ同時期から行っているものであり、始めた理由としては、わたしの父も昔、医者をやっており、往診している姿を何度も見ていました。その時、「普通のお医者さんはなぜ往診しているのに歯医者さんはしないのだろう」という考えが芽生え、そこから訪問歯科診療を始めることとなりました。最初は近隣の老人ホームに挨拶をすることからはじまり、今でも訪問歯科診療に力を入れています。

医療法人　東洋会　たなか歯科医院では、補綴物づくりの際には、噛み合わせに関して注意をしています。噛み合わせで歯周病等を判明することが多いと考えています。そのため、当院では、噛み合わせの原因を確認し、歯茎が原因なら歯周病治療を、補綴物が関係しているなら付け直しや再調整などを行い、患者様に合った噛み合わせ治療を行うよう努めています。