永瀬歯科医院

根管の治療と美容的な治療について特に真剣に取り組みました。根管の治療については、歯の治療全般、すべての土台になることですから。補綴治療の要となる部分です。要である大切な部分ではありますが、患者さまにはわかりづらい部分でもあります。ですが、目に見える部分だけでなく、土台をしっかり修復できることが重要なことだと考えています。
美容的な治療については、セラミックやホワイトニング（※）、入れ歯についてしっかり学びました。開院する以前、まだ勤務医として働いていた頃に、美容に力を入れている歯科医院に3年くらい勤めていたことがあります。そのときの院長先生がオールセラミックを自由治療で多く施術されていました。その当時はまだ私はセラミック治療は手掛けていませんでしたが、ホワイトニングを担当させていただきながら、セラミックについての知識や技術も習得していきました。

※自由診療です。料金は料金表を確認してください。

入れ歯治療については、また別の歯科医院で勤務医をさせていただいていた頃に、入れ歯の患者さまが多く通っておられる歯科医院だったので、治療に関わらせていただいているうちに随分詳しくなりました。必要に迫られて自然と勉強していったことが今ではとても役に立っていると感じています。

以前通ってくださっていた患者さまで印象に残っている方がいます。その方は前歯のほうにつめ物がたくさんあり、見た目があまりきれいではない状態だったのですが、かぶせて治療すればきれいになりますよとお話をして、セラミックをかぶせる治療をしました。とても喜んでいただけて、私もうれしかったです。今思い出してもとても励みになるエピソードです。

患者さまが話しやすい雰囲気づくりを心がけています。少しでも気持ちが和んでいただけるように、きれいにお花を飾ったりと、リラックスできるような空間を作るようにしています。院内に掲示物などを貼るのはあまり好きではありません。緊張していらっしゃる患者さまの気持ちをほぐすことができるように、明るく声掛けをしています。スタッフにも、そういうところを意識してもらうように伝えています。

患者さまがどんなことで悩みを抱えていらっしゃるのか、どんな結果を求めてご来院くださったのか、どうしてもらいたいのか、しっかりとお考えに耳を傾けるようにしています。そういったことを話していただきやすいような雰囲気づくりを心がけています。患者さまの歯の状況や今後の治療についてのご説明させていただくときは、できるだけわかりやすくお伝えできるように心を配っています。

女性の方はスカートをはいていらっしゃる方も多く見えられるので、診療台では膝掛けを使う配慮をさせていただいています。治療時にお顔に水がはねたりするのを防ぐためにも、タオルを掛けています。女性に限ったことではありませんが、歯のホワイトニングやかぶせ物、入れ歯などの色を選んでいく際には、女性の視点から考えてアドバイスすることも多いです。

当院では、小さいお子さまに歯磨きの習慣を楽しみながら身につけていただけるように、定期的に、親子歯磨き教室を開いています。教室では歯科衛生士が実際に指導をさせていただきます。
歯がようやく生え始めた頃の生後4カ月くらいのお子さまから参加していただいて、早いうちから歯科医院に通うことや歯ブラシを使うことに慣れていただき、小さいお子さまの歯を健康にするお手伝いをさせていただいています。

小さいお子さまの歯磨き習慣については、親御さまには1日1回寝る前に、しっかりと仕上げ磨きをしていただき、お口の中をしっかりと見てあげてほしいと思っています。お子さまが小学生になると、「もう自分でできるからいいね」と考えてしまいがちなのですが、10歳くらいまではお子さまに任せきりにせず、仕上げ磨きが必要です。そうすることでお子さまの歯を守ることにつながっていきます。乳歯と永久歯の生え変わりのタイミングは虫歯になるリスクが高いので、お子さまだけでは磨ききれない部分を親御さまが最後に磨いてあげてください。10歳になったらお子さまが一人でも磨けるように、しっかり磨き方を伝えていくことが大切です。

スタッフ全員、元気で明るくハッキリしたトーンで話してくれて、いい雰囲気づくりをしてくれています。いいスタッフたちで、すべてが自慢です。新卒の歯科衛生士さんも勤務してくれているのですが、とても元気があって明るくてフレッシュで、患者さまにも率先して声掛けをしてくれています。

実は私の夫なのですが、別病院を経営しています。抜歯や歯科口腔外科、インプラント（※）に関する治療に力を入れており、得意とする分野です。埋没した親知らずの抜歯や、大学病院に行くような症例の患者さまにも対応をしてくれています。

※自由診療です。料金は料金表を確認してください。