歯周病は、初期から中期にかけ痛みなどの自覚症状がほとんどなく、そのままにしておくと、歯を失いかねない恐ろしい病気です。歯周病はお口の中にとどまらず、身体全体に関わりがあることが明らかになってきています。また、日本人の成人の多くが歯周病もしくは歯肉炎になっているといわれ、高齢者の歯周病疾患者が増加しているといった調査結果も出ています。
当院には、身体的疾患の手術をされる患者さまのお口の中をきれいにするため、病院から依頼を受け治療をしています。お口の中の治療を通じて身体に及ぼす影響の大きさが重視され、外科や内科の医師と歯科医師が協力して治療に当たるようになってきているのです。
歯周病はギネスブックに載っているほど感染者数が多い感染症とされています。そのため、歯周病に悩まれる患者さまが多く、当院でも力を入れている診療内容の一つです。歯科医療は日々進化をし続けておりますので、当院では歯周病に関し、知識を日々入手できるよう取り組んでおります。「患者さまのお役に立つ」といった、医療従事者側の意識が大切であり、この取り組みこそが一人ひとりの患者さまの症状に合った治療計画を練ることにつながると考えています。
一般的な歯周病治療といえば、歯磨き指導と歯石除去といった方法がとられてきました。しかし、基本的な治療や歯磨きをしても、なかなか歯肉の炎症が取れず、歯肉の腫れや出血・口臭で悩まれ、歯周病で歯を失う方がいらっしゃいます。その場合基本的には保険で治療していくのですが、保険の場合は、治療期間に定めがあるため、状況によっては、最初に治療した部分に、時間が経過することで再度菌が増えるといった状態に戻ってしまうケースがあります。そのため、投薬を行い、薬効成分が体内に残っている期間に治療をする方法もあります。
当院の歯周病治療は、内科・外科さらに、投薬といった角度を変えたアプローチが可能です。このように、歯周病に関しましては、メンテナンスを含めた術後のフォローアップも行っています。
口臭には、「病的口臭」、「生理的口臭」、「食品由来口臭」といった3つに分類され、中でも、「病的口臭」は歯周病など治療が必要な疾患が原因とされています。
口臭の原因物質には、卵が腐ったような臭いの硫化水素、野菜の腐ったような臭いのメチルメルカプタン、ゴミ臭のジメチルサルファイドなどから成り、これらが混じり合って特有の臭気を発するのです。
口臭の原因として多く挙げられるのは、歯周病です。その場合は早めの治療が必要となっています。当院では、口臭測定を行い臭いの原因が歯、舌あるいは内科的かを特定し、より作用の期待できるアプローチを行うことよう心がけています。口臭が気になり、ご不安を感じていらっしゃる方はお気軽にご相談ください。
ペネロピさんの口コミ (神奈川県/50代/女性)
2017年5月 投稿
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