治療内容｜ＳＵＺＵ　ＤＥＮＴＡＬ　ＣＬＩＮＩＣ

「予防歯科」というのは毎日のことなので、患者様がご自宅でされる「ブラッシング」が特に大事だと考えております。大人の方でも定期的に「染め出し」をさせていただき、ご自身で磨けている、磨けていない部位をご確認いただきます。ご自宅でもその部位を意識しながらブラッシングをしてもらうようすすめています。当院で専門的な治療をおこなったとしても、患者様ご自身がご自宅でケアをしていただけなければ、再び悪化してしまいますのでブラッシングの指導には力を入れて取り組んでおります。「歯茎の出血」もブラッシングがしっかりとできていない為に、「歯垢」が溜ってしまい歯茎が腫れて出血が起こります。歯垢が溜ってしまうと歯石になり、ご自身での除去ができなくなってしまいますので、「歯垢」をしっかりとご自身で取り除いていただく為の指導をおこなわせていただいております。

特にご高齢の方に多いのですが、左右どちらかの歯を失ってしまい、片側だけで噛む癖がついてしまっている場合に、失った場所に入れ歯を入れても、今まで使っていなかったので、上手に使うことがむずかしいです。例えば、足を骨折して治療中はずっと立っていなかったので、すぐに歩くことができないので、リハビリをされると思います。その「リハビリ」が当院で言う「表情筋のケア」ということになります。今まで使っていなかった筋肉を、使えるようにするために、筋肉に使い方を覚えさせていくということが必要になるのです。そうすることにより、入れ歯を使われている方も、すべての歯がある方でも、左右に癖のない噛み方ができるようになります。

目を二重にして盲目になるということはあまり聞きませんが、歯を綺麗に直して噛めなくなるということはよくあります。美しさを追い求めるあまり、「歯」の機能低下を伴ってしまっては、その美容診療には意味がないということです。歯は私たちが生きる上で食べるという行為に必須の機能ですので、見た目だけでなく「噛める」ということ重要と考えております。どんなに高価で見た目も良い材質のものを入れても、噛めなければ結局は意味がありませんのでしっかりと機能するようにしてから、見た目がきになる方に対しては審美的なお話をさせていただいております。

インプラント治療は非常に有効な歯科治療ですが、インプラントをすることになった過程を省みずに、安易にインプラント治療を選択することはあまり良くないと考えております。インプラントは自分の歯ではなく、異物を口の中へ入れている、という意識を持っている方があまりいらっしゃいません。以前に歯周病で歯を失ってしまった方に対して、その部分にインプラント治療をおこなっても、ブラッシングがしっかりとできずにインプラント周囲炎になってしまう場合もあります。インプラント治療をうけられる場合にはメンテナンスがしっかりとできない方の場合には、あまりおすすめできません。ご自身でしっかりとしたケアができるかどうかが重要です。その他の治療としては、ブリッジなどもあります。ブリッジは噛んだ感覚などは、義歯よりも優れていると思いますが、両サイドが天然歯だった場合には、健康な歯を削らなければならないこともあります。元々両サイドが補綴の場合には第一選択としてブリッジをオススメしております。両サイドが天然歯の場合には、インプラントか義歯をオススメします。インプラントや義歯は受けたくないという方には形成医療でブリッジ治療をするというお話をさせていただきます。全ての治療はその治した所のお手入れを患者様がどれだけできるかということを考えながら治療をおこなっております。

初診のお子様が泣いてしまったときは無理に治療を始めず、 まずはコミュニケーションをしっかりと取って、院内の環境やスタッフに慣れていただくようにしています。 ある程度、理解できる年齢のお子様には、どのようなことをするのかを伝え、 納得してもらった上で治療に入るようにしています。 また、当院は口内育成にも取り組んでいます。 実施しているのは、３～６歳の時期にマウスピースで骨に負荷をかけることによって、 口腔と頸部の正しい形での成長を促していくというものです。 便利な現代に生まれた子供たちには、必要な力が不足しがちであり、 それを歯科の領域から補うことによって、矯正を回避したり、大人になってからの肩こり、 歯ぎしりなどを予防したりできると考えています。