医療法人　なのはな歯科

予防歯科です。
例えば、虫歯菌や歯周病菌に感染したとしましょう。何らかの違和感があり、歯を削ったり、抜いたりといった処理が必要になるかもしれません。治療ではありますが、それでお口の中が元通りになることはなく、むしろ、歯は弱く、脆くなってしまいます。
歯は毎日の生活に欠かせないものであり、私たちの生活の基にもなるものです。それをできるだけ大切に、大事に守っていくためには、むし歯や歯周病といった感染症に罹患しない環境こそが重要であるため食生活に気を配り、生活習慣を改め、日々のケアに力を入れていく予防歯科に着目して勉強を重ねてきました。
予防歯科に注力することで、患者さまの10年後、20年後のお口をお守りしたいと考えています。

患者さまからいただく感謝の言葉一つひとつが大事な宝物です。なので1つに絞れません。お困り事がなくなり、安堵しておられる表情は私に安らぎを感じさせてくれます。患者さまにお喜びいただきたいという思いが、日々の診療に全力投球する力を与えてくれています。

これはやはり、当院を開業したときかもしれません。患者さまお一人おひとりのお口の健康に責任をもっていくことを考えると、身の引き締まるような思いがしたことを覚えています。今後も、そのときの思いを折に触れて思い出し、一から始めるつもりで診療に取り組んでいければと考えています。

初めての歯科医院の場合、患者さまは不安や緊張感を抱いておられると思います。しかし、笑顔やきめ細やかな配慮に満ちている歯科医院であれば、「ここに来てよかった」と思っていただけるのではないかと考え、誠心誠意の対応をすることを心がけています。患者さまとしっかり向き合い、言葉にならない言葉を読み取るよう努めています。

当院では、治療に際して、事前の説明に十分な時間をかけ、患者さまがしっかりご理解、ご納得されてから治療を進めることをモットーにしています。
お口の中というのは、ご自身で現状把握をすることが難しい場所です。そこで、お口の現状を十分に検査し、その結果をお伝えすることが治療の始まりと考え、現状に即した治療方法・ゴールに至るまでの道筋・通院期間・費用と、患者さまの疑問にお答えしていき、最終的な決定は患者さまにお願いしています。ご自身で考えて出した答えであれば、ご理解、ご納得いただけると思いますし、治療への不安も軽減するのではないかと思います。
お互いに同じゴールを見据え、二人三脚で歩みを進めることができれば、より良い治療に近づくと思うので、今後もこのモットーに基づき診療にあたってまいります。

説明やカウンセリングにあたって重視しているのは、できるだけわかりやすい言葉を用いること、患者さまにご納得いただくことです。そのためにも日ごろから患者さまとコミュニケーションを積み重ね、どのようなことでもお尋ねいただける関係性を築いていきたいと考えています。
小さなお子さまの場合は、言葉でのコミュニケーションというより、明るく楽しい雰囲気を肌身に感じていただくことが重要でしょう。決して無理をさせず、トラウマにならないように細心の注意を払いながら、治療の練習を積んでいきます。その甲斐あってか、まるで遊びに来るような感覚で通院してくださるお子さまも多く、診察室が笑いに包まれることもしばしばです。

長年勤めてくれているスタッフばかりなので、患者さまにしっかり目配りしながら、細やかな心づかいで接してくれる。こうしたスタッフの対応によって、初めておいでになった患者さまの不安感が薄らぐことも多いのではないでしょうか。
歯科医院のスタッフとして「私自身が患者さまのお口の健康をお守りしていこう」という決意と覚悟が、あふれている――それが、当院のスタッフの自慢できる点だと考えています。

どの年代の方にも等しくリラックスしていただける空間にしたことです。白とブラウンを基調に、落ち着きのあるインテリアを配置し、まるで自宅でくつろいでいるかのような空間に仕上がったと思います。
また、待合室で腰かけておられる親御さまの目が届く範囲に、楽しいおもちゃであふれたキッズスペースをご用意したので、待ち時間も退屈せずに遊んでいただけるようにしました。それによって、親御さまにも自分の時間をお過ごしいただけるようにしています。今後も患者さまからいただくご意見を参考にしながら、より居心地のよい歯科医院を目指して取り組んでまいります。

ご自分のお口にあった磨きやすい歯ブラシを選ぶとともに、デンタルフロスの使用をおすすめしています。
歯と歯の間のむし歯はなかなか判断しづらく、気がつけば大きくなっていたという経験をお持ちの方もおられると思います。デンタルフロスは、そうした歯と歯の間のむし歯を早期に予防したり、発見したりするのに役立つアイテムです。歯の間の汚れを掻き出すだけでなく、フロスの引っ掛かりなどをきっかけに、むし歯を発見することができるからです。ブラッシングに加えて、デンタルフロスを使用し、歯と歯の間の歯垢を取り除くことが習慣になれば、むし歯予防にもなります。歯ブラシでブラッシングしただけでは取り除ききれない歯垢も、デンタルフロスを併用することでかなり落とすことができるのです。歯ブラシとデンタルフロスを上手に活用していただけたらと思います。

患者さまによりよい歯科医療をご提供できるような機器や新たな技術の習得をしたいきたいです。よいものであると判断できれば、患者さまにご紹介していきたいです。