ひまわり歯科クリニック

入れ歯治療です。祖母は入れ歯を持っておらず、いつも「ものが噛めない」と困っているようでした。それを自分がなんとかしてあげたいと考え、勉強を積んできました。その知識を活かして、今までどうしても合わなかったという入れ歯を調整して差し上げたことで「噛めるようになった」と喜んでもらえたこともあります。これからも患者さまのために尽力していきたいです。

患者さまにこれから受ける治療についてきちんと把握していただいてから、処置に移ることです。また、緊張のためか患者さまの中にはついつい歯科医師に言われるがまま頷いてしまうという方もいるので、後で不本意な思いをさせないよう、患者さまがどこまで内容を分かっているのか、しっかりと確認するようにしています。

患者さまに理解いただけなければ、どんなに詳しくお伝えしても良い説明とは言えません。一方的に診療を進めることのないよう気を付けています。

まずは、患者さまの訴えをきちんと聞き取ることから始めています。そうすることで「患者さまが何を目的に来院されたのか」を把握できるようにしました。

お口の問題はデリケートなものです。そのため恥ずかしさのあまり、本当のお悩みを伝えられなかったという方もいらっしゃいます。そういった胸の内に秘めた思いをしっかりと汲み取り、患者さまに納得いただける処置を行うべく、カウンセリングには時間をかけています。

「娘の結婚式があるので、歯を治療してほしい」という方がいらした時のことです。お口の中はぼろぼろで、新しく入れ歯を作らなければならなかったのですが、結婚式は3日後と時間がなく、応急処置として患者さまが元々持っていた入れ歯のかけらから形を作り、お口元の見た目をきれいに整えました。限られた期間の中で、なんとか患者さまに納得いただけるものをご提供したいと苦労したのを覚えています。

患者さまの中には、ちょっとしたご要望や治療への意見を持っていても、歯科医師相手では萎縮してしまい、話しづらいという方が少なくありません。そこで、スタッフには患者さまと雑談でも良いのでたくさんお話をして、仲良くなってほしいと伝えています。私に直接言えないこともスタッフが汲み取り、共有することで、患者さまのお気持ちを反映するためです。スタッフには、患者さまから何でも気軽にお話しいただける信頼関係を築いてもらいたいと考えています。

話しやすい雰囲気を持ったスタッフが多く、患者さまとしっかりコミュニケーションが取れることです。保育園に勤めていた経験のあるスタッフもおり、お子さまのお相手を任せられるので、頼りにしています。乳幼児のお子さまのいらっしゃる親御さまも、どうぞ治療を諦めずに当院に相談いただければと思います。

ベビーカーや車イスをお使いの方も気軽に通院していただけるように、院内をバリアフリー対応にしました。内装に明るい色を多く用いたり、スタッフが作った折り紙を飾ったりしているので、良い意味で歯科医院らしくない、気軽に通院しやすい空間になっていると思います。

また、親御さまの治療を待っているお子さまとスタッフが一緒に描いた絵を待合室に飾るなどして、少しでも親しみやすい環境になるよう努めています。

患者さまが通院のきっかけとなった要望を、きちんと汲み取ってくれる歯科医院が良いと思います。「恥ずかしくてどうしても打ち明けにくい」というお悩みを理解した上で処置を行ってくれるようなところであれば、患者さまも納得いただける治療を受けやすいのではないでしょうか。ぜひ、しっかりとコミュニケーションが取れる歯科医師がいる医院を見つけていただきたいです。

患者さまにご提示する治療の選択肢を充実させるために、矯正治療に力を入れていきたいと考えています。歯並びや噛み合わせを整えればお口のメンテナンスもしやすくなり、虫歯や歯周病の予防につながるといったメリットがあります。

また、入れ歯にも継続して注力していきたいです。当院では様々な種類の入れ歯を取り扱い、患者さまの細かなご要望もお応えできるよう努めていますが、これから入れ歯を作りたい方や、今持っている入れ歯を不便に感じている方に、今以上に気軽にご相談いただける環境を整えたいと思います。