大楽歯科医院

私が子どもの頃、母親の歯が悪くなり歯科医院に通うことになりました。しかし、当時の歯科医院は、朝早くに整理券をもらって、時間になったらまた行って治療を受けるというものだったのです。
大変な思いをしながら治療を続ける母の姿を見て、子どもながらに「自分が歯科医師になって母のことを救ってあげたい」と思ったのがきっかけです。
実際に歯科医師になって、とても多くの方と関わることのできる仕事であり、またその方の健康に貢献できるので、この道を選んで正解だったなと実感しています。

新しい情報に目を向け、患者さまに求められたときにもすぐ対応できるようにすることがモットーです。
歯科治療に関する情報は日々更新されていて、その中により良い医療技術が多くありますので、取り入れられるものはなるべく取り入れるようにしています。
しかし、古い治療方法の中にも良い治療はたくさんありますので、患者さまのご要望やお口の状態に合わせて使い分けをすることも大切です。新しい技術と古い技術をバランスよく取り入れて、患者さまの健康をサポートしていきます。

下町の雰囲気が私の性に合っているので、この場所で開業しました。勤務医時代に勤めていた歯科医院も下町にあるところで、そのときの雰囲気に似ている場所を探して、この場所を選びました。
私はこの地域に密着した歯科医院を目指しています。実際、開業当時よりお越しいただいている患者さまもおり、この関係性をこれからもさらに多くの方と共有していきたいと考えています。1人でも多くの方の健康を支えていきたいと思っていますので、ぜひお越しください。

待合室は暖色系の色を基調とし、患者さまが落ち着きやすい空間を演出しています。患者さまに余計な不安や恐怖心を抱かせないためです。
高級感のある作りにしてしまうと、患者さまもなかなか足を運びにくくなってしまうと思い、院内に入ったときにホッとできるような親しみある雰囲気を大切にしています。

私は結構思ったことをそのまま伝えてしまうことがありますが、それでもスタッフが慕ってくれているので、頑固親父のいる家族のような関係性を築けていると思います。
スタッフが間違ったことをしたと感じたときには強めに怒ることもあります。しかし、理不尽な要求でスタッフを怒ることがないようには心掛けています。スタッフとの連携は欠かせませんので、何か怒るときも理屈と理由を持って、そのスタッフの成長と、その先の患者さまを考えながら指導をしています。

正直とても厳しいです。しかし、院長の行動の一つひとつにはしっかりと意味があり、筋の通った説教をしてくださるので、私たち自身の成長にもとても役立っています。患者さまにもだめなものはだめとはっきり言うので、むしろ患者さまからも慕われているように思います。
指導してくださるときも厳しいですが、それは妥協をしていないということです。患者さまにより良い治療を提供するために必要なこととなりますので、院長にはとても感謝しています。

より患者さまにかかる負担を少なくできる治療に力を入れていきたいと考えています。そのうちの一つが「マイクロスコープ」です。
肉眼の25倍にまで拡大できるマイクロスコープを使うことで、歯を無駄に削ることを防げて、治療後も良い状態を保ちやすくなります。しかし、どんな良いものでも使いこなせなければ宝の持ち腐れとなってしまいますので、マイクロスコープについてしっかりと勉強してから導入したいと考えています。

痛みがなくなったら歯科医院に通うのをやめてしまうというのでは、歯科医院に行くたびに痛い思いをしてしまうことになります。そうすると「歯医者は痛いところ」というイメージが定着してしまい、余計に足を運ばなくなってしまいます。
痛いから通うのではなく、健康を保つために通院を続ける患者さまが増えることが当院の願いです。定期的なメインテナンスを通して、痛い思いを経験しないで済む健康なお口を目指しましょう。