川名部歯科医院

以前に勤めていた歯科医院でインプラントもかなり学びましたが、やはり力を入れているのは歯周病治療です。プライベートな時間を使って複数の勉強会に参加したり、色々な先生に話を聞いたり、資料を読んだりして、新しい情報に触れられるようにしています。歯周病は歯を失う原因の一つですので、歯周病を減らせば歯を失ってしまう患者さまも少なくなります。歯を残すためのケアとして、今後も力を入れていきたいと思います。

歯科医院に来るということは、「何かある」ということです。その何かをしっかりと聞き取りたいと思っています。そのための取り組みの一つが、初診コーディネーターです。歯科医師よりも話しやすいかと思いますので、日常生活で何に困っているのか、どのように痛いのかなどを遠慮なくお伝えいただければと思います。また、どのような不安があり、どのような治療を望んでいるのかに関しても、しっかりヒアリングし、それらに配慮した治療の提供を心がけています。

基本的にどのようなことでも治療できるようにしています。できない治療はないようにしておきたいですね。歯周病、インプラント、義歯、歯の移植など、幅広く対応しています。そして、これらの治療はすべて、患者さまが納得して希望した上で行うようにしています。

どれほど医学的に正しい治療でも、歯科医師だけが理解・納得して一方的に治療してしまっては、患者さまにとって良い治療とはいえません。患者さまの背景、日常、金銭面などに配慮し、その方に合った治療を提供するようにしています。

スタッフの自慢できるところは、とても勉強家なところです。歯科衛生士が自主的に本を読んで調べるなどして院内発表をしたり、院内でセミナーを開催したりしています。

定期的に、院内セミナーを開催しています。スタッフが自分たちでテーマを決め、勉強会をしたり発表会をしたりというのが、このセミナーの主な内容です。

もし私が患者だったとしたら、歯周病について予防・治療してくれるところを選びたいですね。歯を失わないようしっかり予防していきたいです。それから、診査や診断のための設備、機材が整っていることでしょうか。きちんとした設備は、診断の材料として重要だと考えています。もう一つは、説明を丁寧にしてくれるところです。なぜそう診断したのか、資料などを使って説明してくれるところに通いたいです。

その方にあった歯ブラシです。歯を失う大きな原因に虫歯と歯周病があげられますが、虫歯で歯を失いやすい方に歯周病用の歯ブラシを渡しても、歯周病で歯を失いやすい人に虫歯用の歯ブラシを渡しても、良い結果は得にくくなります。CTなども使って歯並びなどお口の状態を確認の上、ご自分に合った歯ブラシを使うことが大切です。歯ブラシ選びも行っておりますので、気になる方はご相談ください。

私には3人、尊敬している人がいます。一人目は、以前に勤めていた歯科医院の院長先生です。大きな規模の歯科医院の経営を維持し、さらにしっかりとしたインプラントの技術をお持ちです。二人目は、歯周病の勉強会で会った歯周病について研鑽を積んでいる先生です。いつも大変お世話になっています。それから最後の尊敬する人は、父親です。生き方、行動、歯科医師としても尊敬しています。

まずは、今まで勉強してきた歯周病を引き続き勉強していきます。そして、これから力を入れたいのがメンテナンスです。定期的に行っているメンテナンスをもっと魅力的にできたら、さらに多くの方がメンテナンスに通ってくれるでしょう。よりよいメンテナンスで、いかに虫歯・歯周病を予防していくかを考えていきたいと思っています