治療内容｜後楽園デンタルオフィス

矯正治療を専門にしている人を含めると、当院には現在12名のドクターが在籍しています。流派や学会に捉われてしまうと、どうしても凝り固まってしまい、新しい考えが出なくなるという弊害があります。そこで風通しをよくして、できるだけたくさんの人間が出入りできるような環境を整えました。何事においてもそうですが一人の意見で推し進めると、どうしても視野が狭くなってしまう傾向にあります。人が増えれば増えるだけ、新しい情報を入れることが可能になります。各々の担当分野がありますので、お互いにとっての学びの場にもなります。来院される患者様が何を求めていらっしゃるかは、ドクター同士の忌憚のないディスカッションによって導き出せるはずなのです。「ディスカッション重視の環境が重要である」という観点から当院を『デンタルオフィス』と名づけました。ドクター同士が日ごろから刺激し合い切磋琢磨できる場所だからこそ、患者様のニーズを敏感に察知して、汲み取ることができるのです。出入りするドクターたちは日ごろから密にコミュニケーションをとっております。ドクターたちから自然と醸し出される明るい雰囲気や笑顔が、患者様の不安を取り除けると信じ、気軽にお立ち寄りいただけるような雰囲気作りをいつも心がけております。

当院はインプラント（※）にも力を入れさせていただいております。インプラントとは「歯が失われた部分に人工の歯根を埋め込む治療法」のことです。これをすることで元の歯と同じくらいの咀嚼力を取り戻すことができ、元の歯と同じ扱いをしていただくことが可能です。当院で使用させていただいているインプラントは、スイスのストローマン社が開発したインプラントです。こちらは長期間変わらない質で利用していただけるというのが特徴となっております。保険対象外となっておりますので、お値段は少々高くなりますが、長期間使い続けていただくことを考えた場合、むしろ他の方法と比較すれば始めていただきやすいかと思います。またこちらのインプラントは、これまでのインプラントよりも早く仕上げることができます。抜いた部分の土台作りをするというのはこれまでのものと同じですが、その後の治療方法は、過去の手法の半分ほどの期間で終わらせることができるのです。食事をこれまでと変わることなく楽しみたいという方は、ぜひインプラントにしていただければと思います。

※自由診療です。料金は料金表を確認してください。

歯の周辺にある組織が風邪を引いているような状態になることを歯周病と言います。これは食事だけではなく喫煙なども関わってきます。様々な生活習慣の中で、歯の周囲に歯垢が溜まるのです。歯垢に含まれる細菌が歯周組織を炎症させると歯茎が腫れて出血しやすくなり、口から臭いを放つようになります。歯周病はここから始まるのです。そうならないためにも、口内を清潔に保っていただければと思います。

加齢や喫煙、色素の強い飲食物の摂取などによって、歯の表面は少しずつ黄ばんでいきます。ホワイトニング（※）とは、そのように変色してしまった歯を科学的に脱色して白くしていく方法です。

当院は、歯科医院で施術をするオフィスホワイトニング（※）と、ご自宅で行っていただくホームホワイトニング（※）の両方に対応しています。オフィスホワイトニングでは、歯面の汚れを掃除したのち薬剤とレーザーで歯を漂白していきます。ご希望の白さに応じて施術回数を重ねていくことが可能です。ホームホワイトニングの場合は、歯型を基に作成したトレーに薬剤を流し込み、それを装着することで少しずつ歯を白くします。個人差はありますが、2週間ほどで作用を実感していただけるでしょう。

皆さまのご希望やライフスタイルに合わせてプランをご選択いただければ幸いです。

※自由診療です。料金は料金表を確認してください。

日頃の食事や喫煙といった生活習慣の中で、歯の周りに少しずつ歯垢や歯石が蓄積します。この歯垢や歯石に含まれる細菌によって歯周組織が炎症を起こし、歯茎の腫れや出血、口臭といった症状が現れてきます。これが歯周病の始まりです。

歯周病は治療が可能な病気ですが、まずは予防を意識するようにしましょう。そしてその予防にあたっては、定期的に歯垢や歯石を落とすことが重要です。ご自身によるブラッシングだけでは行き届かない部分もありますので、ぜひメンテナンスにお越しください。器具と薬剤でクリーニングを行い、ブラッシング指導もさせていただきます。

メンテナンスは3〜6カ月ほどの頻度でご案内しています。健康な歯を維持していくため、早めの予防を心がけましょう。

親知らずが気になっている方はぜひ一度ご相談ください。当院は親知らずの検査と抜歯にも対応しています。

抜歯に際して特に心がけているのは、痛みへの配慮です。実は、上顎と下顎とでは骨の硬さが異なることをご存じでしょうか？ 下顎の骨は上顎よりも硬いため、麻酔が浸透しにくく、抜歯に伴う痛みが出やすくなってしまうのです。そのため麻酔においては、口内に通る神経の根元近くに麻酔注射を打つ「伝達麻酔」を行い、お口の広範囲に作用が行き渡るようにしています。

当院は横向きに生えている親知らずにも対応することが可能ですが、歯が神経に近いと想定された場合は、歯科用CTによる検査を行って歯と神経の位置関係をしっかりと把握します。その上で、院内で処置するか提携先の大学病院へ紹介するかを判断させていただく方針です。

虫歯治療の工程は、他の治療と比べてシンプルと言えるかもしれません。しかし、シンプルであるからこそ、一つひとつのステップをていねいに進めていくことが大切になると考えています。

流れとしては、まずレントゲン撮影をしてお口の状態をチェックし、患者さまに現状を把握していただきます。その際は、「光学式う蝕検出装置」という機器で虫歯のレベルを計測したり、タブレット端末の動画でご説明をしたりすることもあります。最終的にお口の状態がどうなるのか、どのような治療方法があるのか、といったことを具体的にイメージしていただくためです。

そして実際の治療にあたっては、必要に応じて麻酔をした上で虫歯を削っていきます。治療の期間や負担は虫歯の進行度によって異なりますが、できるだけ痛みを抑え、リラックスした状態で治療を受けていただけるように努める方針です。かぶせ物を入れる際も、主観に頼ったアバウトな処置はしません。上下の噛み合わせや隣接する歯との距離などを、専用の道具を使用して測定します。

「どうせ生え変わるから」と、お子さまの虫歯を放置している親御さまはいらっしゃいませんか？ もちろん乳歯はいつか抜けるものではありますが、だからといって虫歯をそのままにしてしまうのは、当院としては推奨できません。

乳歯には、永久歯が生えてくる位置を誘導するという大切な役割があります。そして永久歯よりも歯質が弱く虫歯の進行が早いため、虫歯を早々に悪化させて抜いてしまうと、将来の歯並びが悪くなるなどさまざまな問題が生じる可能性があるのです。そのため、ぜひ早めの予防を心がけるようにしましょう。当院にお越しいただければ、お子さまの歯を守るためのサポートをさせていただきます。

入れ歯は、失った歯を補う手段として代表的な治療方法です。ブリッジやインプラントと比較した場合、ご自身の歯を削らなくて済み、治療をスピーディーに終えられるというメリットがあります。また、素材によっては保険が適用されるという点も、メリットとして大きいでしょう。

その一方で、歯にかける金属のバネが目立ってしまうという難点があります。しかし当院は金属のバネがない入れ歯（※）もご用意していますので、見た目が気になってしまうという方はぜひご検討ください。

※自由診療です。料金は料金表を確認してください。

歯並びや噛み合わせが悪いと、虫歯や歯周病をはじめとしたさまざまなトラブルが起こる可能性があります。矯正治療（※）は、歯が持っている「力を加えるとその方向へ動こうとする」という働きを利用し、並びが悪い歯を、時間をかけてあるべき位置へと導いていく治療法です。

実際の治療にあたっては、詳細な診査・診断に基づく治療計画を立案し、患者さまと話し合いながら矯正方法などを決定していきます。そして、装置の調整や歯の状態チェックのために定期的に通院していただきながら、少しずつ歯並びを整えていく形です。矯正期間を終えたら、歯の表面を研磨したのち、後戻りを防止するための保定装置を装着します。

最初の相談は無料です。その際にお口の状態や歯並びをある程度チェックし、現状を患者さまにご説明します。矯正が必要かつ、患者さまの同意を得た状態で治療をスタートしますので、どうぞ焦らずにご検討ください。

※自由診療です。料金は料金表を確認してください。