親知らずは、トラブルを招きやすい歯です。抜歯するケースが多いかもしれませんが、必ずしも抜歯すべきではない場合もあります。たとえば、まっすぐ生えており、噛み合わせに問題がない場合、その他の歯を失ったときに移植用として使用することもあります。親知らずが気になる方は、まず歯科医師の診断を仰ぐことからはじめましょう。
顎関節症は、肩こりや頭痛など辛い痛みを引き起こす場合があるため、口を開けるときに音がした、痛みがある、とにかく口が痛くて開けられない、といった症状がある場合は、いち早く受診されることをおすすめします。
我慢したり放置したりすることに良いことは一つもありません。
そしてインプラントですが、周囲の歯に負担をかけることがなく、見た目が自然な仕上がりとなり、しっかり噛めるようになる、といった利点があります。
また当院では、埋入部分の骨が痩せていたり、足りなかったりする場合でもインプラント治療が施せるよう骨再生療法を導入しております。噛める喜びや思い切り笑える喜びを、一人でも多くの患者さまに味わっていただきたいと思っています。
INDEX
歯を欠損した際に行う治療としては、入れ歯、ブリッジ、インプラントの3種類があります。インプラントは顎の骨に人工歯根を埋め込み、上部に人工歯を装着する方法です。
この治療方法は、入れ歯やブリッジのように、周囲の歯を削る必要が無いことが特徴です。また顎に固定された人工歯根から噛む力がしっかり伝わるため、患者さまご自身の歯で食事をしているような感覚を味わうことができます。更に入れ歯のような違和感もなく、上部構造にセラミックなどを用いることで、見た目を天然の歯に近い自然な美しさに仕上げることが可能です。
一方、デメリットも存在します。顎の骨の切削や部品の埋入に外科手術が必要なので、身体的負担があること、治療期間が数か月から1年と長くなること、費用が比較的高額になることなどです。
しかし、しっかり噛むという点においてインプラントはおすすめの治療方法であると言えます。
まず術前の検査を徹底することに始まり、治療計画を綿密に立てること、過去の症例との比較をおこなうこと、様々な経験を持つ理事長とのカンファレンスを重ねるなどしていきます。更にCGや模型を使ったシミュレーションを行い、歯科用CT上でのシミュレーションも行います。計画の見直しやシミュレーションはやりすぎということはありませんので、可能な限り注意深く丁寧に行います。患者さまのリスクを可能な限り減らすために、出来る事には手間を惜しみません。
インプラントの手術は激しい痛みを伴うのではないかと心配される方も多くおられますが、術中は麻酔が効いているので当然として、麻酔が切れた後もさほど痛みは感じません。個人差があるので断言はできませんが、むし歯による抜歯などに比べれば痛みは少ないと思います。
インプラント治療は手術が終了した後もメンテナンスを続けていく事が非常に重要です。インプラント周囲病という歯周病のようなトラブルを回避しなければならないからです。
治療後の歯には神経や歯根膜が無いため、異常に気付くのが遅くなることがあります。この状態が進行すると、せっかく設置したインプラントが抜け落ちてしまうこともあり得ます。この症状は、毎日のブラッシングと定期的なメンテナンスで防ぐことができます。
インプラントの定期メンテナンスでは、インプラント本体だけでなく、お口の中全体でトラブルが無いかを確認します。またレントゲンなどによって接合している顎の状態がしっかりしているか、なども注意します。その後噛み合わせに問題が無いかも配慮し、クリーニングや歯磨き指導を行います。
面倒に感じられるかもしれませんが、配慮さえ怠らなければインプラントは長い期間にわたって使えるものです。一緒にケアをしていきましょう。
1
検査
まず丁寧に検査を行い、状態を正しく把握いたします。歯科用CTで顎の骨の幅や高さなどを確認し、骨造成の必要があるかなども検討します。
2
カウンセリング
カウンセリングソフトや模型を用いて患者さまに治療内容や費用の説明を行います。内容に同意いただいた上で治療を開始いたします。
3
インプラント埋入
当医院は1回法での埋入を採用しています。これは2回法に比べるとかかる期間が短い手術方法です。
4
メンテナンス
無事手術が終了した後も、定期的なメンテナンスが必要です。これを怠るとインプラント周囲炎という病気が発生し、最悪の場合インプラントが脱落するような事態も起こり得ます。
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