脇谷歯科クリニック

上下ともに歯がない部分が多く、入れ歯でカバーしていた患者さまのことが印象に残っています。歯がない部分全てにインプラントを入れるという治療を行ったのですが「どれがインプラントでどれが自分の歯なのか、自分でもよくわからない」と仰っていたんです。自分の歯との区別がつかないくらいインプラントが馴染んでいるということが分かったので、とても嬉しく思いましたし、なにより治療をすることで患者さまのQOL（生活の質）が向上し、色々な場面で苦労が少なくなったことを手伝えたことは貴重な経験でした。

歯の根っこ部分の治療について、特に力を入れて学んできました。治療をしたあと、より良い状態を保つためには、歯の土台である根っこの部分がしっかりしていなければなりません。患者さまにより良い治療を提供すべく、また、良い状態を少しでも長く保っていただきたいと思い、現在も意欲的に学ぶようにしています。

治療において、妥協をしないようにしています。自分だったらどうしてもらいたいのか、どんな治療を受けたいのかということを常に考え、患者さまにとってより良い治療を提供することができるように心がけています。

スタッフには、治療の流れの中において自分で考えて動くことができるようになってもらいたいと考えています。そのため普段から率先してコミュニケーションをとり、歯科医師が何を考えているのか、それぞれの場面でどのように動いてほしいのか、ということについて伝えるようにしています。

歯科治療に使う材料を扱う業者さんに「この町はいいところだよ」と紹介してもらったことがきっかけです。何度か足を運び、とても気に入ったので、ここで開業しようを決意いたしました。

当院に来られる患者さまは、「歯を治療したい」「歯を綺麗にしたい」「定期的にお口の中の状態をチェックしてもらいたい」という高い意識を持っている方が多いように思います。患者さまに対して日々のメンテナンスの重要性を訴え、ご自身のお口の健康を守ることに関して意識を持っていただくことも、歯科医師として重要な使命だと思っています。

お子さまのお口の中の状態に気を遣われている親御さまも、「舌癖」については見逃してしまっていることがあります。舌癖というのは、舌が収まるべきところに収まっていない状態のことで、舌癖があるお子さまは歯並びが悪くなってしまう傾向にあります。
この舌癖を改善することで歯並びも良くなることがあります。舌癖は体が成長段階にある小さい頃に治しておくことが大切ですので、お子さまの口元をチェックするときは、舌の位置や歯並びにも気をつけてみてください。もちろん当院でも、お子さまのお口の状態のチェックをさせていただいております。

松戸から東京までは1時間ほどの距離があるのですが、都会の喧騒を感じさせず、とても穏やかな時間が流れているように思います。春には桜まつりがあり、地元の方はもちろん、遠方からも沢山の方が来られます。個人的にはゴルフが趣味ということもあり、ゴルフ場が近くにあることも好きなポイントと言えますね。

当院でインプラント治療をしておられる先生を尊敬しています。歯を失ってしまった患者さまに対して、きちんと噛める喜びを取り戻してあげることができる、そういった姿を拝見していると、同じ歯科医師として尊敬します。

歯の治療方法や技術、設備は、日進月歩で進化しています。そのため新しいものが出てきたときはしっかり学び、良いと思ったものについては取り入れていくよう心がけています。もちろん、新しいもの全てが良いというわけではありませんが、常にアンテナを張り、学ぶ姿勢は大切にしなければならないと思っています。