ＮＯＢＬＥ　ＤＥＮＴＡＬ　ＣＬＩＮＩＣ

印象深い患者さまが多くて選ぶのが難しいのですが、やはり、開業する前からずっと通い続けてくださる方は特に印象深いです。お付き合い自体が長いということもあるのでしょうが、その患者さまの周辺にいらっしゃる、歯にトラブルを抱えた方をどんどん紹介してくださいます。信頼関係を大切にしてきた私にとって、腕を認めていただいているからこそご紹介してくださるのだろうとうれしくなりますし、日々の診療のエネルギーにもなります。これからもその期待に応え続けていこうと思います。

基本的には、日々の診療のなかでうまく知識を吸収してくれていると感じています。勉強熱心なスタッフばかりで私の方が助かっています。また、ご来院くださる方々との信頼関係を大切にしたいので、その基盤となるコミュニケーションがうまく取れるようになってほしいです。患者さまとはもちろん、スタッフ間でも密にコミュニケーションが取れれば、医院全体の雰囲気も良くなると思いますし、仕事への意欲や知識の習得などその先にもつながると感じています。私が一緒に働いてくれるスタッフに対してするべきことは、働きやすいように環境を整えることだと思っています。

医院名のＮＯＢＬＥには、「高貴な」という意味があります。たしかにそのような雰囲気の院内デザインにしていることもありますが、患者さまのなかには「高貴な人を対象にした医院なのでは」とお感じになる方もいらっしゃいます。そのようなことはなく、もう一つの意味である「正々堂々と」という思いを込めて医院名にしました。最近では歯科医院が飽和状態であると言われるなか、当院は、正々堂々と治療の技術や患者さまを大切に思う気持ち、皆さまと育んできた信頼関係で挑みたいと考えています。当院に来院された患者さまに誠心誠意対応することを忘れず、そして歯科医師としておごらずに正々堂々と胸を張って診療し続けていきたいという意味を込めました。

歯科治療にいらっしゃる患者さまは少なからず緊張しています。どのような治療でどのくらいの期間、治療に通わなければならないか不安もあることと思います。私は、そんな方が少しでもリラックスできる環境を作りたいと思っていました。私が思う「歯科医院らしくない歯科医院」を目指してデザイナーと話し合い、このような空間にしました。治療に来られる方々が、歯科医院に来ていることを忘れていただけたらうれしいです。患者さまが不安や緊張を感じながら診療までの時間をお過ごしになる待合室は、鏡を使用して広くゆったり空間の広がりを感じることができるよう工夫して、少しでもリラックスしてお待ちいただけるようにしました。当院自慢の落ち着ける空間を、ぜひ、体感していただきたいです。

このような内観だからか、自由診療中心の歯科医院と勘違いされる方も多いのですが、当院では保険診療をメインに診療を行っています。また、治療設備にもこだわっておりますが、これは、足を運んでくださる皆さまのためにもっと良い治療がしたいという思いがあってのことです。ご心配なく、気兼ねなくご来院ください。

昼間は都市部で過ごす方のベッドタウンとしての機能を持つ柏の地域性を考えたとき、やはり週末しか通院できない方にも、心配なく通っていただける歯科医院の必要性を感じました。平日仕事や子育てで身体を酷使しているのにも関わらず、週末は医療機関が休診日であるためメンテナンスできないというような方を一人でも減らしたい、そのような皆さまの受け皿になりたいと感じ、土曜日、日曜日とも診療しようと思いました。また、平日も仕事帰りに通院できるように20時まで診療していますので、患者さまのご都合に合わせての通院が可能です。