A.自然な見た目やできあがりの早さだけでなく、治療した歯が再び虫歯になりにくいことが利点です。
虫歯などで削った箇所に入れるセラミック(※)の被せ物・詰め物を院内で作製するため、セラミック治療システムを導入しました。
セラミックの被せ物・詰め物は見た目が自然の歯に近く、金属アレルギーの患者さまにも使えるという利点はよく知られていることでしょう。さらに当院では、早ければその日のうちに被せ物・詰め物を作ることができるため、削った箇所に細菌などがつく前にお口に入れられる点もメリットだと考えています。
せっかく治療した歯を長持ちさせるためには、再び虫歯になってしまうリスクを抑えなくてはなりません。削った箇所と被せ物・詰め物との間に隙間ができると虫歯になりやすいのですが、セラミックの場合は隙間ができにくいという特徴も持っています。
このような特徴を踏まえ、私自身が治療を受けるならセラミックがいいと考えていることもあり、患者さまにもお薦めしています。
※自由診療です。料金は料金表を確認してください。
A.治療する箇所の向かい合わせになる歯の負担を考えて、ふさわしい種類を吟味しています。
当院では患者さまのご年齢や性別、職業も考慮し、セラミックを含めて長持ちしやすい選択肢をご提案しています。
セラミックにもさまざまな種類があり、噛み合わせや向かい合わせになる歯の素材によって、ふさわしいものが異なります。既にお口に入っている修復物を見て、硬さのバランスも大事にしないと壊れてしまうからです。
例えば、金属のものが入っている場合は、向かいの歯がセラミックでは負担がかかり壊れてしまうリスクがあります。逆に保険で使われるコンポジットレジンですと、セラミックのほうが硬いため、寝るときにマウスピースをつけることをお勧めします。
ほかに、被せ物・詰め物の素材として18金(※)があります。色が金色なので見た目は目立ちますが、噛み合う歯の素材にかかわらず使うことができ、虫歯にもなりづらいというメリットがあります。
※自由診療です。料金は料金表を確認してください。