治療内容｜プラムシティ武蔵浦和歯科クリニック

虫歯には、虫歯の進行度合いでC0からC4まで分けられます。進行度ごとに適した治療方針があることをご存知でしょうか。C0ステージは、不快感はないけれど、歯の色がくすんでいる状態で虫歯の初期の状態にあたります。C1ステージは、歯の表面に穴や白斑などの異変があったり、黒ずんだりしている状態です。さらに進行して、C2ステージになると冷たいものや甘いものが歯にしみるようになり、この辺で虫歯に気が付く方が多いのではないでしょうか。

C3ステージでは、不快感を激しく抱くようになり、C4ステージともなれば歯がほとんどなくなっている状態です。虫歯の進行度に応じて、治療の適応は異なり、進行しているほど治療期間も長くなります。
同じステージの中でも、C2ステージに近いC3ステージと、C4ステージに近いC3ステージでは、治療内容が変わることがありますので、歯科医師とよく相談することが大切です。

当院では、患者さまの虫歯の進行度に合わせた治療方針をご提案し、患者さまとよく相談したうえで治療内容を決定しますので、一度ご相談ください。

歯周病とは、歯の周りに関する病気の総称です。歯周病のうち、身近なものとしては、歯肉炎などが挙げられます。
虫歯は、歯周病ではなく、酸により歯が溶かされることによるう蝕のことですが、原因は共通しているところもあります。
虫歯や歯周病の原因は、主に先天的なものと、生活習慣によるものとがあります。この場合の生活習慣というのは、口腔内の清掃に関する習慣です。
虫歯は、口腔内を清潔にしていないと、歯垢や歯石が蓄積します。細菌が密集したプラークとなり、虫歯や歯周病の原因となります。
毎日しっかり歯磨きをしていたとしても、歯と歯の間の磨き残しや、歯磨きでは落とせない歯垢も存在します。また、唾液には、虫歯菌が出した、歯を溶かす酸を中和させるなど、酸で溶かされた歯を修復させる力がありますので、唾液が減ると、歯はより溶かされてしまい、修復できないため、虫歯になりやすくなります。

お子さまの歯は、大人の歯より柔らかい、虫歯になりやすく神経までの進行が速い、早期に発見しづらい、複数の歯が同時に虫歯になりやすい、といった特徴があります。
乳歯は、そのうち抜けるから虫歯になってもそのままでよいと思っている保護者の方も少なからずおられると思います。しかし、乳歯が虫歯になり、永久歯が生えてくる前に乳歯が抜けてしまうと、永久歯の生え方にも影響が出てくることがあります。大きくなって歯のことで困ることがないように、早期に治療を開始することが大切です。
また、お子さまが歯科医院の機械の音を怖がり、歯の治療を嫌がることもあります。
当院では、落ち着いて歯科治療を受けていただけるよう、お子さまの歯の特徴や心理的な傾向を踏まえたうえで、治療を行っています。

入れ歯・義歯を作成される方は、ご年配の患者さまが多いです。
入れ歯は、元の歯と同じように噛めると思っている方がいらっしゃいますが、実際に入れ歯を使うときには、やはり違和感が強いです。入れ歯をつくる際には、はじめに入れ歯には違和感があるということ、なくなった歯を補うだけでは、自分と同じ歯の感覚は得られないということを説明しています。そして、残っている歯を大事にしていただけるよう、予防の必要性をお話しします。

入れ歯に違和感があるならば、残っている歯だけで構わないと思う方もいらっしゃると思いますが、歯が揃っていないと残っている歯への負担が多くなります。安定した入れ歯を使用することで、残っている歯の負担を軽減できます。
患者さまのライフスタイルも考慮し、治療に何を望むのかをうかがいながら、治療方針は偏らないようにしています。

当院では、入れ歯を担当の歯科医師が院内にいますので、ディスカッションをして検討してから、患者さまへ提案するなど、歯科医師一人の判断にゆだねないよう、チームで診療をしています。

被せ物には、何種類もあり、それぞれにメリット・デメリットがあります。
被せ物は、口の中では異物ですので、異物を入れたことによる新しい病気がおこることもあります。たとえば、被せ物の高さがこれまでの自分の歯の高さと違うことで、噛み合わせがかわり、顎に不快感が生じるというようなケースもあります。また、被せ物の素材により、虫歯になりやすいこともあります。
そのようなことにならないよう、当院では、患者さまのご希望に合わせ、それぞれの被せ物のメリット・デメリットを説明し、治療を行っています。

被せ物でお悩みの方はお気軽にご相談ください。
新しい病気を作らず、健康だった状態に戻せるように、患者さまに適した被せ物をご提案しています。