オリオン歯科

当院は、患者さまが不安なく治療を受けられるように、丁寧な説明を心がけています。そのため、できる限り専門用語を使用せずに、分かりやすい言葉でお伝えするようにしています。

また、お口の写真や模型など、説明用のツールを用いるようにしました。分かりづらい言葉を用いずに、視覚的に分かりやすい説明を行うことで、どなたでもお口の現状や治療内容を理解しやすくなると考えています。

どのような処置でも、患者さまから同意を得ないまま進めてしまうことはありません。治療の流れや利点・欠点など、あらゆることをお伝えして、患者さまに納得していただいた上で治療を始めていきます。

3歳にもなれば、子どもは大人の言うことを大体理解できるようになります。そのため当院は、お子さまとのコミュニケーションをしっかりとることで、通院に対する不安を拭えると考えました。

小さいお子さまは特に、知らないものや、慣れていないものに怖がってしまいがちです。そのため、最初は治療で使う器具を一つひとつ手にとり、お子さまにお見せしています。いきなり治療をせずに、このように段階を踏むことで、ほとんどのお子さまは自分からお口を開けられるようになります。

一度でも嫌な思いをさせてしまうと、お子さまは歯科医院に行きたがらなくなります。そして、治療も滞り気味になり、先々のお口の健康にも悪影響を及ぼしてしまう危険性があります。だからこそ、お子さまのペースに合わせ、丁寧に治療を進めることを大切にしています。

当院は、患者さまのお身体の健康をお守りするために、院内感染予防に力を入れています。治療で使用した器具は全て滅菌処置を行っています。その後、再び器具に細菌やほこりが付かないように、治療の直前まで滅菌パックに入れたまま保管するようにしました。

手袋やマスクなど、熱に弱く滅菌できないものは、できる限り使い捨てにしています。また、患者さまが履くスリッパも一つひとつ殺菌をして、清潔な状態でご提供できるようにしています。

今後も、院内感染のリスクを軽減させるために、妥協のない衛生管理に取り組んでいきたいと考えています。

当院は、治療中の痛みを軽減させることに努めています。治療を始める前に、歯茎に表面麻酔を塗るようにしました。少し時間を置くと歯茎の感覚が麻痺して、注射針を入れた時の「ちくっ」という痛みを和らげることができるからです。さらに、神経を圧迫しないように、電動麻酔器でゆっくりと一定の圧力で麻酔液を注入しています。

また、麻酔液が冷たいと痛みが出やすくなってしまいます。そのため、当院は人肌に温めたものを使用するようにしました。このように、いくつもの工夫を用いて、なるべく痛みの少ない治療を目指しています。