当院の小児歯科は、お子さまのお口の状態に合わせた治療内容を提案していきます。例えば、まだ虫歯もそれほど多くない、1歳前後のお子さまの場合、お口の中をきれいに保つことで虫歯を予防していきます。またすでに虫歯になってしまったお子さまは、虫歯を治療したあとに、再び虫歯にならないようにしていきます。
治療中はお子さまが自分の意志で予防ができるようになるまで、親御さまも一緒に診療室に同席いただいています。虫歯の予防には親子で取り組んでいただきたいからです。親御さまにはお子さまのお口の状態をしっかり把握していただいて、どのようなブラッシングが予防に適しているかも説明していきます。
お子さまがまだ小さいご家庭には、親御さまへのアドバイスを通して、お子さまの虫歯予防につなげています。お子さまの虫歯予防には、親御さまの予防意識が必要不可欠だからです。親御さまの予防意識が高まれば、生活を見直すことができます。そのため親御さまには虫歯の予防に必要な知識もお伝えするようにしています。
例えば、虫歯は生活の中で親から子に感染する可能性があります。スプーンに乗せた食べ物の熱を冷まそうとフーッと息を吹きかける、味見したスプーンやフォークをそのままお子さまのお口に入れてしまう、このようなことをしてしまうと、親御さまの口の中にあった菌が子どもにうつることがあります。するとその菌がお子さまの虫歯の原因になりかねません。
お子さまに虫歯の菌をうつさないためにも、お子さまが使うスプーンやフォークは、大人が使うものとはしっかりわけるようにしましょう。
食事の仕方にも注意が必要です。食べ物が口の中に入ると菌が酸を出し、歯は一時的に溶けていきます。しかし20~30分もすると、溶けた部分の歯は元に戻ろうとする作用が働くため、この時点では虫歯のリスクはそれほど高くなりません。
問題は歯が元に戻りきらない内に再度食べ物を口に入れたり、ダラダラと時間をかけて食べたりしてしまうことです。口の中に食べ物が長くあれば、それだけお口の中が酸性になる時間が長くなってしまいます。すると歯が元に戻ろうとする作用が追い付かなくなり、虫歯になるリスクはぐっと高める原因になるのです。
食べ物だけでなく飲み物や飴のようなおやつでも同じことがいえます。特に飲み物をよく摂取する夏場には気を付けるようお伝えしています。他にもお子さまの虫歯予防に役立つアドバイスをしていくので、当院の小児歯科で一緒にお子さまを虫歯知らずにしてあげましょう。
かよさんの口コミ (女性)
2023年8月 投稿
よかった点 | |
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施設 | 清潔感 |
対応 | 経済的配慮 |
治療 | 丁寧さ |
Noriさんの口コミ (埼玉県/50代/女性)
2017年8月 投稿
この口コミは投稿から2年以上が経過しています。